2023年5月7日
英国・チャールズ国王の戴冠式
池田SGI会長、原田会長が祝電
イギリスのチャールズ国王の戴冠式が6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた。これに寄せて、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長と原田会長は、それぞれ祝電を送った。
SGI会長は1994年6月、当時、皇太子であった国王と、イングランド南西部グロスターシャーの私邸で会見。建築、文学、教育などを巡って語り合っている。
祝電でSGI会長は、当時の語らいを振り返り、その人柄と見識に深い感銘を受けたと述懐。
世界がさまざまな地球規模の課題に直面する現代にあって、国王がカミラ王妃と共に、人々に啓発をもたらす存在として活躍されることを確信する、とつづっている。
2023年4月25日
呉江浩駐日大使を歓迎
総本部で原田会長らが会見
中国の呉江浩駐日大使が24日午後、東京・信濃町の総本部を訪問。原田会長、谷川主任副会長、寺崎副会長らが歓迎した。
呉大使は
1993年から98年、
2002年から08年の2度、
在日本大使館で勤務。
江沢民元国家主席や
胡錦濤元国家主席、
唐家璇元国務委員と
池田先生が会見した際にも同席してきた。
駐スリランカ大使、
外交部アジア局局長などを経て
先月、駐日大使に着任した。
語らいで呉大使は、再び学会本部への訪問がかなったことを喜びつつ、中日友好に対する学会の長年にわたる尽力に謝意を表した。
さらに、来日前に近所の書店で夏目漱石の本が平積みで販売されていたエピソードを紹介。両国は地理的に近いだけでなく文化的に共鳴する点が多いと述べ、さまざまなレベルの交流を後押ししながら友好関係を発展させていきたいと語った。
原田会長は、国際情勢が激変する時だからこそ、民衆同士が相互理解と絆を深めることが重要であると言及。池田先生の初訪中から50周年となる明年へ、学会としても青年交流や文化交流を重ねていきたいと応じた。
2023年4月6日
中国・北京で国際会議
学会代表が出席
持続可能な社会構築へ協働を
全青連 主催の青年ワークショップ
婦女連 女性教育巡るシンポジウム
学会青年部をはじめ世界各地の青年団体の代表が出席して開催された国際ワークショップ(3月28日、北京市内で)
中国の北京で各種国際会議が行われ、学会代表が出席した。
中華全国青年連合会(全青連)などの主催による国際ワークショップは、3月27日から4月1日にかけて北京市内で行われた。
これは、国連のSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて青年の参画や協働を推進するべく開催されたもので、UNDP(国連開発計画)など国際機関のほか欧州、アフリカ、南米、アジアの青年団体の代表が参加。「グローバルガバナンスと青年の参画」「優先課題と協調」などをテーマに議論した。
開幕式では、全青連の傅振邦副主席があいさつ。国境を超えて青年世代が力を合わせ、持続可能な社会構築への流れを強めていきたいと述べた。
その後の会議で青年平和会議の小松法子副議長は、音楽隊の「希望の絆」コンサートや核兵器廃絶に向けた青年部の意識啓発活動を報告。池田大作先生が訴えてきた世界市民教育の理念や重要性を概説し、「SGIの日」記念提言等で提唱された国連ユース理事会の創設や世界市民教育を通じた青年のエンパワーメントの促進などの提案を紹介した。
一方、中華全国婦女連合会(婦女連)、中国ユネスコ全国委員会、北京師範大学が主催する国際教育シンポジウムは3月28日、北京市内で開かれた。
これは女子や女性への包摂的かつ公平で、質の高い教育機会の提供を実現するために開催されたもの。アジアやアフリカ、中米などの専門家らが、「STEM」(科学・技術・工学・数学)教育の推進等を巡って議論を交わした。
開幕式では、婦女連の黄暁薇副主席が、女性が輝く世界を共に築きたいとあいさつ。中国教育部の陳傑副部長が、ジェンダー平等に向けた中国の取り組みに言及した。
セッションで、創価学会学術部の渡辺哲子氏(創価大学講師)は、池田先生ご夫妻が築いた日中友誼の橋を礎に、婦女連と学会女性部が友情の絆を結んできた歴史を紹介。人間主義に基づく教育の重要性を訴えた。また、韓国・慶熙大学の河暎愛教授が登壇した。
2023年4月1日
中国人民対外友好協会
林会長が創大へ
中国研究会の代表ら、出迎えた学生と語り合う林会長(創価大学で)
中国人民対外友好協会の林松添会長が3月31日、東京・八王子市の創価大学を訪問。大学首脳、学生・教職員の代表が歓迎した。
周桜を見学後、鈴木学長、田代理事長らと懇談した林会長は、生き生きと芽吹き花を咲かせた周桜のように、中日関係を発展させていきたいと強調。創大創立者の池田先生の行動を範として、教育・青少年交流に力を入れていきたいと語った。
2023年3月31日
中国人民対外友好協会
林会長が総本部へ
中国人民対外友好協会の林松添会長が30日午後、東京・信濃町の総本部を訪問。原田会長が歓迎した。
現職就任後、初来日となる林会長。冒頭、中日友好に対する池田先生と創価学会の長年の尽力に謝意を述べつつ、桜薫る季節に総本部を訪問できたことが喜びであると語った。
林会長は、中日両国は離れることのできない隣国であり、近いがゆえに、時に摩擦があるとしても、互いを尊重し共存していくことが双方の利益であると言及。両国の平和友好条約締結45周年を迎える本年、友好発展に尽力してきた先人たちの勇気と知恵に改めて学びながら、さまざまなレベルで交流を強めていきたいと語った。
原田会長は、本年が池田先生の日中国交正常化提言発表55周年に当たることに言及。人類の平和とアジアのために両国友好を開いてきた先生の精神を受け継ぎ、学会としても文化交流や青年交流に、引き続き貢献していきたいと応じた。
会見には中日友好協会の程海波副秘書長、日中友好会館の黄星原代表理事、中国大使館の聶佳参事官、学会の寺崎副会長、東京富士美術館の五木田館長、民主音楽協会の伊藤代表理事らが同席した。
2023年3月2日
池田先生ご夫妻の社会貢献たたえ
韓国・江原道議会が特別顕彰牌
権議長「SGI会長は真の世界平和の活動家」
韓国・江原道議会から、池田大作先生ご夫妻に「特別顕彰牌」が贈られた。韓国と日本の友好促進、地域社会での多様な貢献へのリーダーシップをたたえたものである。
授与式は2月27日、香峯子夫人の誕生日を祝賀する意義を込め、江陵市の韓国SGI(創価学会インタナショナル)の江陵栄光文化会館で行われた。
式典には、権赫烈議長、朴鎬均道議員らが出席。同SGIの金仁洙理事長、金暻希婦人部長、江原第1・第2方面の同志300人が祝福した。
韓国の北東部に広がる江原道。東海岸沿いに太白山脈が走る自然豊かな地で、150万人以上が暮らす。2018年には道内の平昌で冬季オリンピック・パラリンピックを開催。近年は、韓国の世界的アーティストのミュージックビデオや、ドラマのロケ地としても数多く使われるなど、風光明媚の地として、国内外からの注目を浴びている。
この地で、SGIの友は長年、清掃運動や災害支援、市民を招いてのコンサートなど、地域の安穏と繁栄に尽力してきた。
02年9月には、池田先生の平和・文化・教育や環境保全への貢献に、日本人初となる「名誉道民」の称号が贈られている。
晴れの式典では、権議長から池田先生と香峯子夫人への特別顕彰牌が、代理の金理事長と金婦人部長にそれぞれ手渡された。
祝辞に立った権議長は、持続的な貢献活動を推進しながら、周囲にも励ましを送る韓国SGIの友に深い感謝を述べつつ、「池田SGI会長は、生命尊厳・人間共存の思想を、自ら実践された真の世界平和の活動家です。心から尊敬します」と共感を語った。
2023年2月21日
アラブ首長国連邦・ドバイで
第12回「詩人の集い」
“価値と共存の光灯そう”テーマに
識者・青年が自作の詩披露
池田先生がメッセージ贈る
詩こそ共生の道しるべ――人間性あふれる詩心が響き合った「詩人の集い」の参加者(9日、UAEのドバイで)
中東・アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで9、10の両日、第12回「詩人の集い」が開かれた(主催=湾岸SGI〈創価学会インタナショナル〉、後援=アブダビ教育・知識庁など)。池田大作先生の人間讃歌の詩に共鳴する世界の詩人や識者、青年が自作の詩を披露するもの。約1000人が参加し、オンラインでも中継された。池田先生は、今回の集いで灯された新たな詩心の光が、人類の平和の未来を照らしゆく希望の曙光と輝きゆくことを心から念願し、メッセージを贈った。
心情をリズム良く言葉で表現した「詩」。
自然の営みへの驚き、生きる喜びなどを永遠にとどめ置くために、古今東西の人たちは詩を紡いできた。
池田先生は「詩心の復権こそ、人間の復権の鍵」と語り、自ら折々に詩句をつくって、学会の同志や世界の識者に贈ってきた。「詩とは本来、人間と自然、人間と人間、人間と社会を結ぶ共生の心の結晶にほかならない」とも語っている。
詩の力を信じてやまない先生に呼応して、詩人の集いは「詩心は人間性を結ぶ」との信念のもと、2012年から回を重ねてきた。集いの開催に長年尽力してきたのが、UAEの著名な詩人シハブ・ガネム博士である。先生の詩集等の翻訳を手がけてきた博士は「混迷の時代だからこそ、池田博士の“詩を愛する心”と“平和の哲学”を多くの人に伝えたい」と述べる。
今回のテーマは「価値と共存への光を再び灯しゆこう」。分断と対立に苦しむ現代にあって、平和と共生の心を養う「詩」の役割を確認する集いとなった。
9日は中学生や高校生、特別支援学校の生徒ら44人が、希望や向上心などをうたった詩を披露。10日にはUAEをはじめ、イタリア、イラン、インド、エジプト、ギリシャ、サウジアラビア、メキシコの詩人がさまざまな言語で詩を紹介した。両日とも、池田先生の「文化と大地」「春風」「月光」などの詩が英語で朗詠された。
また、湾岸SGIのコーラスグループ「ナシーム(そよ風)」の合唱などが花を添えた。
主賓で、UAEの立法府の連邦国民評議会で議長を務めたムハマッド・アル・ムッル氏は「この集いは、創造的な詩によって人種や言語を超え、国際理解と寛容の精神が深められる、素晴らしい場であると感じました」と声を寄せた。
青年詩人のワエール・アル・サエー氏は「中学生や高校生ら若い世代がつくった詩を聞き、社会をより良く変革する力がここにあると感じました。詩心は精神を豊かにするのです」と語った。
2023年2月9日
ウズベキスタン大使一行
創価大学を訪問
ナワイー像に献花
創大池田記念講堂の前庭に立つナワイー像の前で、アブドゥラフモノフ大使(前列左から5人目)一行が留学生らと共に記念のカメラに
ウズベキスタン共和国のムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ駐日大使一行が8日、東京・八王子市の創価大学を訪問。同国が誇る民衆詩人アリシェール・ナワイーの立像に献花した。
この像は2004年3月、友好の象徴として同国政府から創大に寄贈されたもの。ナワイーの生誕日(2月9日)を記念して開かれた献花式では、鈴木学長のあいさつに続き、留学生の代表がナワイーの詩を朗読。大使が、人間主義に貫かれた大詩人の信念を継ぎ、現代に“調和の心”を広げたいと語った。
2023年2月3日
キューバで「世界の均衡のための国際会議」
池田先生がメッセージ 学会代表が基調講演
ホセ・マルティ生誕170周年を記念 90カ国・地域から1000人が参加
キューバの英雄ホセ・マルティの生誕170周年を記念する第5回「世界の均衡のための国際会議」(主催=ホセ・マルティ国際連帯プロジェクト)が、1月24日から28日まで(現地時間)、首都ハバナのコンベンションパレスで開かれた。これには、同国のミゲル・ディアス・カネル大統領、エステバン・ラソ人民権力全国会議議長、マルティ・プログラム研究所のエドゥアルド・トーレス・クエバス所長をはじめ、市民社会の代表、研究者ら90カ国・地域の1000人が参加。主催者の要請に応え、池田大作先生がメッセージを寄せた。また学会代表が出席し、分科会で基調講演を行った。
第5回「世界の均衡のための国際会議」の会場となった、首都ハバナのコンベンションパレス。同会議には、キューバ創価学会(デルガード理事長)の代表も参加した
国際会議の初日(24日)に行われた開会式。マルティ・プログラム研究所のエクトル・エルナンデス・パルド副所長の開会の辞に続き、ユネスコ等の代表があいさつに立った。
その後、同会議の開催を祝福するメッセージが紹介され、フランシスコ・ローマ教皇に続いて、池田先生のメッセージが読み上げられた。
その中で先生は、1996年6月のハバナ大学での記念講演において、ホセ・マルティへの思いを語ったことを述懐。
「民衆はすべて、共通の堂々とした、すばらしい何かを――空よりも広く、大地よりも大きく、星座よりも輝いていて、海よりも洋々としたものをもっています。それは人間の精神です」とのマルティの信念こそ、新しい人類社会の前進にあたり、人々の心を潤す文化と英知の源となると強調した。
そして、マルティが夢見た人類の平和と幸福の未来へ、この会議が大いなるメッセージを発信することを期待していると述べた。
会場から大きな拍手が送られた。
最後に、同研究所のトーレス・クエバス所長が基調講演を。所長は、世界が分断へと進む今、立ち返るべきはホセ・マルティの「対話の精神」であると語り、日本からの参加団体の発言は非常に重要であると述べた。
多くの来賓が出席した開会式では、子どもたちが歓迎セレモニーを(コンベンションパレスで)
同会議では多くの分科会が行われ、マルティの思想の現代的意義を論じ合うとともに、パンデミック、核軍縮、飢餓、ジェンダー平等、テロなどの世界的な課題について活発な議論が交わされた。
26日の分科会では、学会代表が「核兵器なき世界へ連帯の力を」をテーマに基調講演した。登壇した学会本部国際渉外局の水嶋肇部長は、創価学会の平和運動や核兵器廃絶への取り組みなどを紹介。池田先生が先月発表した緊急提言「平和の回復へ歴史創造力の結集を」について言及した。
席上、先生への「マルティ・プログラム研究所25周年記念メダル」が、トーレス・クエバス所長から授与された。
また、水嶋部長ら一行はキューバ滞在中、アベル・プリエート元文化大臣、アルマンド・ハルト元文化大臣の夫人であるエロイサ・カレラス氏、ホセ・マルティ研究所のマルレネ・バスケス所長らと懇談。ハバナ市内の「3月13日公園」にあるホセ・マルティ像に献花した。
2023年1月21日
各国の指導者・識者から池田先生に来信
海外の指導者・識者から池田先生に、新年状(グリーティング・カード)が届けられた。7日付に続き、氏名(順不同)を紹介する。
◇
ヨルダンのハッサン王子、
アメリカのキッシンジャー元国務長官夫妻、
タイのアナン元首相、スラユット枢密院議長、
シンガポールのマサゴス社会・家庭振興大臣夫妻、
ベネズエラのナバロ元高等教育大臣夫妻、
イタリアのフィレンツェ市のナルデッラ市長、
韓国の慶尚北道の李喆雨知事。
教育界からは、
フィリピン大学のコンセプション総長、
タイのメージョー大学のヨッサラート前学長、
ボリビアのバーリエ大学サンタクルス校のカルバリョ副総長、
ドミニカ共和国のサンティアゴ工科大学のヒル元副総長、
ペルー国立工科大学のカジェル元文化局長、
中国の東北師範大学の劉光宇教授、
ベネズエラ中央大学のテクシエ教授、
キューバのマタンサス大学のチャコン教授。
さらに
ドミニカ共和国科学アカデミーのシェッケル総裁、
韓国児童虐待予防協会の李培根会長、
ブルガリアの聖キリル・メトディ国際基金のタチェフ事務局長、
ドイツのハンブルク・バレエのノイマイヤー芸術監督、
ブラジルの現代彫刻作家のトヨタ氏、
トルコのピアニストのオナイ氏からも真心こもる新年状が届けられた。
2023年1月21日
原田会長ら訪問団がグアム・ゲレロ知事と会見
準州議会も表敬訪問
成田国際空港からグアムまで空路で4時間弱、時差は1時間。グアムと日本の交流をさらに――朗らかに語り合う原田会長とゲレロ知事(会長の右隣、知事公邸で)
【グアム】原田会長、谷川主任副会長ら訪問団が19日夕、アメリカ・グアムに到着した。
原田会長は20日午前、ハガニア市にあるグアム準州知事公邸を表敬訪問し、ローデス・A・レオン・ゲレロ知事と会見した。
ゲレロ知事は、来たる26日でSGI(創価学会インタナショナル)が発足48周年を迎えることを祝福。長年、地域の平和と繁栄に貢献するSGIの取り組みを称賛した。
さらに知事は、気候変動の影響を強く受ける北マリアナの現状等を紹介。高い理想に向かって現実社会で行動するSGIと、さらに協力を深めていきたいと述べた。
原田会長は、戦禍の歴史を刻むグアムでSGIが発足したことには深い意味があったと強調。池田先生を中心にグアムから広がった創価の平和・文化・教育運動を、皆さまと共に一段と発展させていきたいと語った。
会長は知事との会見に先立ち、同市のグアム準州議会でテレーズ・M・ターラジェ議長らと会見。同議長らは、池田先生の長年にわたる世界平和への貢献を賛嘆した。
また同日、アメリカSGIの代表指導会が開かれ、谷川主任副会長が励ました。
2023年1月14日
アメリカ サンタモニカ市が宣言
1月2日を「池田大作の日」に
宣言書「調和ある社会構築に尽力」
アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス郡のサンタモニカ市が、本年1月2日を「池田大作の日」と宣言した。池田先生の長年にわたる平和貢献をたたえたものである。
ロサンゼルス郡の西部に位置するサンタモニカ市は、観光地として有名。一年を通じて温暖な気候で、太平洋沿いの美しいビーチには各地から観光客が訪れる。
多くの留学生が学ぶ町でもあり、市内には国際性に富んだキャンパスが広がるサンタモニカカレッジも。近年はスタートアップ(新興企業)が集まる“シリコンビーチ”としても注目されている。
市の西部にはアメリカSGI(創価学会インタナショナル)の本部があり、“世界広布の電源地”として、創価の師弟の歴史が幾重にも刻まれてきた。
池田先生は1993年1月27日、同市の世界平和池田講堂で開催されたアメリカSGI総会に出席。総会を記念し、アメリカの同志に長編詩「新生の天地に地涌の太陽」を贈った。その一節には、こうある。
「世界の希望を担って/新たな前進を/力強く開始しゆく/我が愛するSGIの宝友よ/新生アメリカ 万歳!/新生アメリカSGI 万歳!」
「地涌の同志たちよ/自由と民主と人間の讃歌を歌え!/平和と文化の旗を振れ!」
この詩の発表から今年で30星霜。SGIの友は、信心根本に社会で実証を示しながら、模範の市民として地域で信頼を結んできた。
宣言書には「調和のある平和社会の構築に対する池田大作博士ならびにSGIの会員の皆さまのご尽力に敬意を表す」と記され、SGIの多角的な平和運動に言及。池田先生が「哲学者、教育者、平和建設者、作家および桂冠詩人として」異国間・異文化間を結び、平和建設を推進してきたことを称賛している。
元日に世界平和池田講堂で開かれた新年勤行会で紹介され、同志に喜びが広がった。
2023年1月10日
コートジボワール政府関係者を
学会代表が表敬訪問
内務省のバンバ宗教局長と学会の代表ら(アビジャンで)
スガイ・アフリカ顧問とコートジボワール創価学会のトボエ副理事長、SGI(創価学会インタナショナル)事務総局の林アフリカ部長ら一行が4日、同国の内務省宗教局を訪問し、メッサンバ・バンバ局長と会見した。
同局長は一行を歓迎し、「池田SGI会長の平和運動の功績と、コートジボワール創価学会の献身的な活動に感謝します」と語った。一行は、昨年末にアビジャン郊外で行われた新会館の起工式の模様などを報告。同局長は学会の飛躍的な発展を心から称賛し、期待を寄せた。
また一行は同日、アマドゥ・クリバリ広報・デジタル経済大臣を表敬。大臣は「平和構築を推進する創価学会は、わが国にとって心強い存在です」と述べた。
2023年1月7日
海外の識者から池田先生に新年状
海外の指導者や識者から池田先生に、新春を慶祝する新年状(グリーティング・カード)が寄せられた。その一部を紹介する(順不同)。
◇
海外の指導者
タイのシリントーン王女、チュラポーン王女、
中国の李克強総理、王毅国務委員、劉延東元副総理、中日友好協会の唐家璇会長、
インドのソニア・ガンジー元首相夫人、インド文化関係評議会のカラン・シン元会長、
ウズベキスタンのクジーエフ元文化・スポーツ大臣、
シンガポールのウン国防大臣、
ドイツ・ビンゲン市のフェザー市長、
韓国・慶州市の朱洛栄市長、大田広域市教育庁の薛東浩教育監。
各国の駐日大使
キューバのミゲル・ラミレス大使、
中国の孔鉉佑大使、
トンガのテヴィタ・スカ・マンギシ大使、
パレスチナのワリード・アリ・シアム大使、
ミクロネシアのジョン・フリッツ大使。
教育界
シンガポールの南洋理工大学のスレシュ学長、
中国の西安培華学院の姜波理事長、
香港中文大学の段崇智学長、劉遵義元学長、
ドミニカ共和国のサントドミンゴ自治大学のレイナ元総長、
ボリビアの開発イノベーション大学のデ・チャサール総長、
台湾の中国文化大学の林彩梅元学長、東海大学の張国恩学長、同大学婦女会の羅蕙蓮会長、
イギリスのグラスゴー大学のマンロー名誉教授、
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学「ライシャワー東アジア研究所」のカルダー所長、
タイのサンチ・プラチャ・ダンマ研究所のスラク元会長、
中国の仲愷農業工程学院「廖承志・池田大作研究センター」の高岳侖主任、大連工業大学「池田大作思想研究所」の劉愛君所長、
ペルーの国立サンマルコス大学のポロ教授。
クラブ・協会他
さらにローマクラブのヴァイツゼッカー名誉共同会長、パグウォッシュ会議のスワミナサン元会長、
中日友好協会の劉子敬理事と李佩夫人、
ロシア、文豪レフ・トルストイの玄孫のウラジーミル・トルストイ氏、
L・N・トルストイの屋敷博物館“ヤースナヤ・ポリャーナ”のトルスタヤ館長、国立M・A・ショーロホフ博物館・自然保護区のショーロホフ前館長、
フランス料理アカデミーのデュポン名誉会長、
ペルー日系人協会のミヤシロ会長からも新年状が届けられた。
2023年1月5日
前ローマ教皇・ベネディクト16世が死去
SGI会長、原田会長が弔電
前ローマ教皇のベネディクト16世が12月31日、死去した。享年95歳。池田SGI会長と原田会長が弔電を送った。
ドイツ出身の前教皇はミュンヘンの大司教などを経て、2005年に第265代教皇に就任。13年に辞任した後は名誉教皇を務めていた。
SGI会長は、困難な時代にあっても屈することなく連帯と平和のメッセージを発信し続けた前教皇の事績をたたえた。
2022年12月17日
中国 西安培華学院と創価大学がフォーラム
池田先生の教育思想巡り
西安培華学院と創価大学が共催したフォーラム
中国・陝西省の名門私立大学である西安培華学院と創価大学が共催する「池田大作教育理念と日中友好往来フォーラム」が16日、オンラインで行われた。
これは日中国交正常化50周年を記念して開催されたもの。同学院は2009年、創大創立者の池田大作先生に、日本人初となる「名誉教授」称号を授与。11年には、池田先生と香峯子夫人の行動と思想を研究し、世界の発展に貢献することを目的として、「池田大作・香峯子研究センター」を開設している。
フォーラムでは、同学院の姜波理事長が、両国の先人たちが心血を注いで築いてきた友好関係を後世につなぐために、教育交流を一段と推進したいとあいさつ。創価大学の鈴木学長が、世界が混迷する今こそ、試練に打ち勝つ勇気を持った若き人材の育成へ、手を携えていきたいと語った。
同大学の叢暁波教授、東北師範大学の肖克教授、天津大学の譚浩副教授、西安培華学院の馬樹茂教授が、それぞれの専門的知見から池田思想の特徴などを論じた。
陝西師範大学の拜根興教授が「中国大陸の池田大作研究ブームの形成」とのテーマで基調講演。“対話こそが平和創出の鍵である”との池田先生の理念が、広く中国人民に浸透していく過程について言及した。
2022年12月10日
創価学会女性部と中華全国婦女連合会らとのオンライン交流会
橋口女性平和委員会委員長、
太田国際本部副女性部長、
学会本部国際渉外局の馬塲副主任
日中国交正常化50周年を記念する中華全国婦女連合会(婦女連)と創価学会女性部の交流会が9日、オンラインで開催された。
杉本総合女性部長が、池田先生と周恩来総理・鄧穎超夫人との交流史に触れ、先人たちが育んできた友誼の絆を未来につないでいきたいとあいさつ。婦女連の牟虹連絡部部長は、平和創出の重要なパートナーである学会女性部と手を携えながら、両国友好の次の50年へ出発したいと訴えた。
また、学会からは「桜よ海棠よ永遠に――周恩来と日中友好」写真展の反響をはじめ、SDGs(持続可能な開発目標)推進や子どもの幸福に向けた取り組みを発表。天津市婦女連の林潔副主席が、女性の力に光を当てた同市の事業を紹介し、2人の学生が日本文化を学ぶ喜びなどを語った。
2022年12月10日中国・婦女連と学会・女性部が交流会
2022年12月7日
創価大学とベルギーの2大学
学術交流協定に調印
創価大学の代表がエフェック高等教育学院大学の首脳と懇談
日本とベルギーの各大学間の学術交流協定調印式が5日、東京都内で開催された。
これには創価大学の鈴木学長が出席し、ベルギーのエフェック高等教育学院大学、ナミュール大学との協定書にそれぞれ調印した。
調印式に先立ち、鈴木学長はナミュール大学のアニック・カスティオー学長と懇談。カスティオー学長は、平和創出の重要なパートナーとして、さらに交流の絆を強めたいと語った。
また、エフェック高等教育学院大学のエマニュエル・アヴレンヌ学長一行が6日、東京・八王子市の創価大学を訪問し、同大学の田中副学長らと会見。アヴレンヌ学長は、多様な分野における学生交流の充実に力を注いでいきたいと述べた。
2022年12月6日
青年部 駐日中国大使館職員と交流
周恩来総理と池田先生の会見から48年
学会青年部と駐日中国大使館青年職員の交流会が5日、東京・信濃町の総本部で開かれた(写真)。
この交流会は中国の周恩来総理と池田先生の会見の日である12月5日を記念して、日中関係の友好発展に向けた青年交流の場として開催されてきたもの。
西方青年部長は、日中国交正常化50周年を記念して青年部が実施した連続講演会や意識調査の結果等を紹介。姜恩橋公使参事官は、先人たちの努力を忘れず、両国の友好をそれぞれの立場で開いていきたいと語った。
梁島男子部長、林池田華陽会委員長、劉丙鑫氏があいさつ。グループディスカッションが行われた。
また同日、大使館一行は民音音楽博物館も見学した。