中道主義

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2022年4月11日

第1969回

中道主義

 

<生命の尊厳を説く人間主義の哲学と人間革命>

 

 「現在は、東西冷戦というかたちで、資本主義と共産主義の対立が続いていますが、よく、創価学会は、どちらの勢力なのかと尋ねられることがあります。

 

 結論から言えば、学会はどちらでもありません。

 人間の生命を中心とした

 中道主義であり、人間主義です。

 真実の仏法は、

 円教であり、円融円満で、完全無欠な教えです。

 そこには、すべてが具わっています。

 したがって、

 左右両極を包含し、

 止揚しながら、

 人類の幸福と世界の平和をめざしているのが、

 学会の立場です」

 

 資本主義であっても、

 人びとの幸福を考えるなら、

 社会的弱者を守り、

 救済することは不可欠な要件となる。

 それが欠落すれば、

 弱肉強食の社会になってしまうからだ。

 また、共産主義にも、

 人間性を尊重し、

 自由を保障することが要請されよう。

 

 さまざまな制度も、科学も、文化も、

 すべては、人間の幸福と平和の実現が、

 出発点であり、そして、目標である。

 これを忘れれば、

 人間は手段化されてしまう。

 

 その人間の幸福と平和を実現していくには、

 「人間とは何か」

 「生命とは何か」という問題の、

 根源的な解明がなされなくてはならない。

 そこに、人間の生命を説き明かし、

 人間自身の変革を可能にする仏法哲理を、

 世界の精神としていかねばならないゆえんがある。

 

 伸一は、力を込めて訴えた。

 「いかなる体制であっても、

 最終的に求められるのは、

 生命の尊厳を説く人間主義の哲学です。

 それがないと、制度などによって、

 人間性が抑圧されていってしまう。

 また、エゴイズムなどを律する

 人間革命がなくてはならない。

 特に、指導者層の不断の人間革命が必要です。

 そこに、権力の乱用や組織の官僚主義化

 を防ぐ道があるからです。

 

 資本主義、自由主義の国々にあっても、

 やはり、

 人間革命が最大のテーマになってきます。

 人間のエゴが、

 野放図に肥大化していけば、

 社会の混乱は避けられません。

 さらに、戦争などの元凶もまた、

 その人間のエゴにこそあります。

 

 どうか諸君は、

 社会にあって、大指導者に成長し、

 仏法の人間革命の哲理を

 訴え抜いていってください。

 二十一世紀は、諸君の双肩にある。

 諸君の成長こそが、私の最高の喜びです。

 

 

<新・人間革命> 第23巻 敢闘 318頁~319頁

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2022年3月14日

第1935回

世界の対立を克服するのは

大聖人の中道思想

 

<中道とは創価の人間主義>

 

 先日、アメリカの哲学者ルー・マリノフ博士からど連絡をいただいた。アメリカ実践哲学協会の会長であり、世界的なベストセラーの著者としても知られる方である。

 博士は今、世界の対立を克服するための哲学として、「中道」思想の研究に力をそそいでいる。

 ギリシャのアリストテレスの哲学や、儒教など世界の思想、宗教を探究。そのなかで博士が高く評価し、期待を寄せているのが、仏教、なかんずく、日蓮大聖人の中道の思想である。

 「中道」とは、「人間主義」ともいえよう。

 マリノフ博士は語っておられる。

 「世界の対立を克服するために、私たちは共通の基盤を持たねばなりません。根底に、人間としての共通の基盤を持たねばならないのです。

 そして、その基盤は、仏法によってこそ築けると私は考えております。なぜなら、仏法こそが、すべての人間は自身の内に悟りを秘めた存在であると、力強く宣言した思想であるからです」

 現代の社会は、人間をたんなる「手段」にしてしまった。「人間を人間として見られない」世界になってしまった――そのように憂える多くの知性は、創価の哲学運動こそ「精神の復興」に不可欠であり、人々を「真実の人生の目的」に目覚めさせていく力があると、大きな期待を寄せているのである。

2005年3月11日婦人部・女子部最高協議会

世界広布新時代

創立100周年へ

青年・飛躍の年

(2022年)

2013.11.18

広宣流布大誓堂落慶

更新日

2022.8.14

第2073

第2074

 

日天月天ワンショット

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