日めくり

8月17日

第1619回
正義を叫ベ! 悪の傍観者になるな

 

 牧口先生は、正義を貶める悪を厳しく呵責された。
 「嫉妬排擠はいせい(=人をねたみ、陥れること)の様な忌まわしい現象を如何に小さくとも、根本的に駆逐せねば、百の改革も徒労に帰する」(『牧口常三郎全集』6、第三文明社)
 どんな小さな悪も放置するな! 悪の芽を根本から断ち切っていけ! それなくしては、何をやってもむだになる――これが、牧口先生の信念であった。
 また牧口先生は、「仲間の大多数に平和な生活を得しめんが為にはあくまで悪人を排除しなければならぬ」(同全集9)ともつねに言われている。
 悪を見ていながら、自分には関係ないから、関わると損だから――そういう卑しい心で、自分だけ、いい子になって、要領よく立ち回る――こうした卑劣な人間には、絶対になってはいけない。
 傍観主義は敵である。悪を見て見ぬふりをする者は、悪と同じである。
 正義を陥れる、どんな小さな嘘も、絶対に、ほうっておかない。悪意のデマや中傷は、徹底して、破邪顕正の言論で打ち破っていく。そういう青年であってこそ、「善の社会」は守られる。

 

2002.8.2全国最高協議会

日めくり御書

2019年4月30日

 

『一切衆生なくば衆生無辺誓願度の願を発し難し、又悪人無くして菩薩に留難をなさずばいかでか功徳をば増長せしめ候べき』

(四恩抄、937頁)

あなたに贈る日めくり

もう一度日めくり

10月21日

第1280回
真剣な一人が立てばよい


 <組織の論理だけで押し切るな!>

 

 古来、中国では、桃や李は優れた人格の象徴とされた。
 唐代の詩人・李賀の詩にも、次のような一節がある。
 立場が変わり、境遇が変化した人への励ましの言葉であった。
 「自ら是れ 桃李の樹(じゅ) 何ぞ畏(おそ)れむ 蹊(けい)を成さざるを」
 ――あなたは桃李(=桃や李)の木の如きもので花が爛漫とうるわしく咲いている、だまっていても人が寄ってきて、下には自然と小路ができるというものだ。(『李長吉歌詩集』鈴木虎雄注釈、岩波文庫)
 たとえ一本でも、美しく咲き香る木があれば、あたり一面がなごみ、華やぐ。組織も同じである。「真剣な一人」がいれば、全体が大きく変わっていく。「一人」が立てばよいのである。
 仏法の世界とは、こうした「人間性の花」を咲かせながら、あの地にも、この地にもうるわしい友情を広げていくものである。組織の論理だけで押し切っていくということがあってはならない。
 「ああ、あの人はすばらしいな」「あの心、あの生き方に感動する」――そのように人格を慕われて、おのずから広布の道ができていくのである。

 

2016年10月18日付 聖教新聞 本部幹部会で紹介されたSGI会長の指針 

今月のメッセージ

2019年7月度

 

日輪の如く 師子の如く

 

 人の世はいかなる道にも修行がある。その修行に徹し、道を究めてきた人には、命の張りがあり、光がある。
 日蓮大聖人は『法華経の修行の肝心』を明確に教えてくださった。不軽菩薩の如く『人を敬う』ことであり、賢き「人の振舞」を貫くことである。(1174頁)
 それは、その人も仏性を信じ、礼儀と誠意を尽くして会うことから始まる。その時は反発されても、こちらの礼拝の一念は、相手の奥底の仏性には必ず通じている。
 とともに、庶民を傲慢に見下し、不幸に陥れる魔性の働きには、勇敢に聡明に忍耐強く立ち向かっていくのだ。
 御書には、その手本が幾重にも示されている。
 『日蓮は此の法門を申し候へば他人にはにず多くの人に見て候へ』(1418頁)とも仰せである。
 他者とは比較にならないほど人と会われ、語り抜かれた。その上で、『いとをしと申す人は千人に一人もありがたし』(同頁)と率直に記されてもいる。
 御本仏の大慈大悲で包まれても”本当に立派な人”は少ないと言われるのだ。
 いわんや凡夫の私たちが末法の衆生の只中で、どれほど苦心しているか、全て御照覧くださっているに違いない。
 まさに「立正安国の対話」は、至難の修行なのである。
 だからこそ、福徳もまた大きい。自らの境涯を開く人間革命とともに、一家眷属も、地域社会も大福運を積み、さらに国土世間の宿命まで転換していけるのだ。
 「この世の悲惨をなくし、不幸をなくし、人権を、人間の尊厳を守り、平和な社会を築いていくなかにこそ仏法の実践がある」とは、恩師の関西での宣言であった。
 ともあれ我らの語らいは、皆が幸せになるための修行である。一歩また一歩が、仏になりゆく道なのである。
 『法華経の行者は日輪と師子との如し』(1219頁)
 ゆえに、太陽の如く明るく大らかに、一人一人の心を照らし、仏縁を結び希望の連帯を広げゆこう! そして、師子の如く強く堂々と正義を叫び切って、「人の振舞」という人間主義の勝利の旗を掲げゆこうではないか!

 

 太陽と
  師子のいのちの
   君なれば
  照らせ 吼えゆけ
   凱旋かざれや

 

 大白蓮華2019年7月号№837 巻頭言

 

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未来部用の御書


世界広布新時代

創立90周年へ

「創価勝利の年」

(2019年)

2013.11.18

祝広宣流布大誓堂落慶

更新日

2019.8.17日

第1619

 

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