日めくり

6月17日

第1511回

広布は「一人」から始まる

 

<本当に「日蓮と同意」の心をもった、

本当の「学会の同志」と一緒に>


 一、思えば牧口先生は、昇りゆく旭日のような勢いで、「価値創造」の青春を生き抜かれた。そして真っ赤な太陽が黄金の光を放ちゆくように、荘厳な人生の総仕上げを飾られた。
 素晴らしき夕日は、素晴らしき明日を約束する。西空を黄金に染めて沈む夕日は、明日の晴天を約束する。同じように今世の偉大なる安祥の「死」は、「永遠の幸福」を約束する。
 悔いなく広宣流布に生ききった一生は、三世永遠に仏界の大境涯へと輝きわたっていく。
 ゆえに「一生成仏」の大道を進め! 今世を広宣流布に生き抜け! そう日蓮大聖人は、厳しく教えられているのである。


「毅然たる信心」で

 

 一、戸田先生は、大確信をもって語られた。
 「大聖人のおことばを信じて、この(法華経の)鏡に照らしてみるならば、(牧口)先生は法華経流布の国のなかの、もっとも徳清らかな王家に、王子として再誕せらるべきこと、堅く信じられるべきで、先生の死後の幸福は、吾人(=私)に何千、何万倍のことか、ただただ、おしあわせをことほぐ(=祝福する)ばかりである」と。
 生命が存在する天体にしても、この地球だけではない。数多く存在するとされる。そこには、多くの「法華経流布の国」があると考えられる。
 ゆえに戸田先生は、御書に照らし、法華経に照らして明言された。
 ――牧口先生は素晴らしき「法華経流布の国」の、素晴らしき王家に、王子としてお生まれになられることだろう。それほど牧口先生の幸福は計り知れない。われわれの何千何万倍である、と。
 一、牧口先生、戸田先生に連なる学会員も、この一生を広宣流布に生ききったとき、皆、こうした永遠の勝利と栄光に包まれゆくことは、絶対に間違いない。ゆえに、負けてはならない。何があろうと「毅然たる信心」を貫くことである。
 御書に「一切衆生・南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり」(1143頁)とある。
 また、「南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき」(467頁)と。
 はかない、夢のような一生である。「一生はゆめの上・明日をごせず」(1163頁)である。明日がどうなるかさえ、だれもわからない。いわんや永遠はわからない。
 いかなる富も地位も名声も、はかなき夢のごときものである。死後に持って行けるわけでもない。そのなかで、私どもは永遠の妙法を唱え、弘め、広宣流布に命を燃焼させている。これ以上の崇高な生き方はない。学会活動にこそ、人生の無上道がある。


太陽はわが胸中に

 

 一、また、大宇宙の一切は、「南無妙法蓮華経」の力用である。その「南無妙法蓮華経」という根本の法は、私どもの胸中にある。何と素晴らしいことか。
 太陽は今日も昇る。私どもも、題目を今日も唱え、胸中に太陽を昇らせていく。ひとたび太陽が昇れば、すべてが照らされていく。
 わが「生命の太陽」を赫々と燃やしながら、今日も祈っていこう、戦っていこう、生き抜いていこう、人生の福運をつくっていこう。ここに究極の幸福の軌道がある。
 どうか、「黄金の一日一日」を信心で勝ち取っていただきたい。この現実の「娑婆世界」「忍耐の世界」で、晴れ晴れと勝っていただきたい。
 一、牧口先生は、千葉で立宗された大聖人の御姿を通して、学会員を励まされた。1939年(昭和14年)、折伏のために九州に足を運ばれたときのことである。
 当時は、列車の長旅である。今のように飛行機はない。高齢(67歳)のお体には、相当こたえたはずである。しかし、先生は、法のためならば、いかなる労もいとわれなかった。
 その折、初対面のある婦人も、

 

 牧口先生の青年のようなすがすがしい音声、

 絶対の確信、

 誠実と慈愛の姿

 に感動して入会を決意する。
 声が大事である。

 確信が大事である。

 姿が大事である。

 すべて諸法実相である。


 牧口先生は、その発心した婦人に、こう語りかけ、心にクサビを打ち込まれた。
 「あなたが御本尊をいただくということは、仏法の原理に照らして、九州の全民衆が不幸という悩みから救われることになるのです!」
 「一人立て!」である。どの地でも、広宣流布は常に「一人」から始まる。 

妙法の種は必ず花開く

 

 一、牧口先生は、その時、「諸法実相抄」の一節を拝された。
 「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし」(1360頁)
 そして先生は、しみじみと語られたのである。
 「大聖人も千葉の嵩が森で第一声を放たれたときは、お一人でした。今、あなたが九州で一人、この最高の御本尊に向かって南無妙法蓮華経と唱えるということは、地涌の義によって、九州にも必ず、二人、三人、百人と御本尊を持つ人があらわれるということなのです」
 この言葉の通り、牧口先生が自ら蒔かれた妙法の種は、見事に花開いている。
 一、大聖人は、「日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか」(同頁)と仰せである。
 ただ「拝んでいる」だけでは、「日蓮と同意」にはならない。折伏をやろう! 広宣流布をやろう!――この心の炎が燃えている人が「日蓮と同意」なのである。その意味で、まさしく「日蓮と同意」で戦い抜かれた象徴が牧口先生である。
 「日蓮と同意」の団体は、現在も、未来においても、断じて創価学会しかない、と申し上げておきたい。
 本当に「日蓮と同意」の心をもった、本当の「学会の同志」で一緒に邁進しましょう!
 どうか、健康第一で、朗らかに、何ものをも乗り越えて、一日一日、福運を積んでいっていただきたい。
 私も、皆さまの健康、長寿、幸福、裕福を祈り続けたいと思っている。
 本日、お会いできなかった方にも、くれぐれもよろしくお伝えいただきたい。
 長時間、ありがとう!

 

世界広布新時代第35回本部幹部会で紹介された「1997年1月の本部幹部会」 2018年6月13日 

日めくり御書

6月17日

 

『竜の口にて頸切られんとせし時にも殿は馬の口に付いて足歩赤足にて泣き悲み給いし事実にならば腹きらんとの気色なりしをば・いつの世にか思い忘るべき』

 

(四条金吾殿御返事、1193頁) 

あなたに贈る日めくり

もう一度日めくり

3月31日

2012年9月14日

広宣流布の総仕上げ3指針

 

 第一に、あくまでも自身の人間革命を活動の根本としていくことです。自身を磨き、人格を輝かせていくことが、信仰の最大の実証となるからです。
 第二には、地域を大事にし、近隣との深い信頼関係を結ぶ、友好活動の継続です。友好、信頼の拡大は、仏縁の拡大になります。
 第三には、一家の信心継承です。子に、孫に、甥や姪にと、信心が受け継がれていってこそ、広宣流布の永遠の流れがつくられ、一族の永続的な繁栄もあります。

 

 小説 新・人間革命 26巻 厚田 57

今月のメッセージ

2018年6月度

 我らは「種を蒔く人」なり

 

 我ら創価家族は「種を蒔く人」である。
 妙法という、最極の「幸福の種」を、「平和の種」を蒔いて、蒔いて、蒔き広げていくのである。
 御本仏・日蓮大聖人は、『三世十方の仏は必ず妙法蓮華経の五字を種として仏となり給へり』(1072頁)と仰せになられた。
 我らが唱え、弘めゆく南無妙法蓮華経の題目は、一人ももれなく絶対に「仏」になれる種である。
 それは、地球上はもとより、はるか大宇宙にまで遍満する「仏界」という生命の蓮華の花を、爛漫と咲かせゆける根源の「仏種」なのである。
 泥沼の如き濁世に、この種を忍耐強く蒔き続け、幸と平和の花園を創るのが、広宣流布といってよい。
 大聖人は、厳しき現実社会の真っ只中で悪戦苦闘する在家の門下を最大に信頼し、激励なされた。
 『其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつりて候ぞ、仏種は縁により従(よ)って起る』(1467頁)と。
 使命の国土を離れて、仏法はない。
 自らが誓願して躍り出た宿縁の現場を駆けずり回って、悩める友を励まし続けていくリーダーこそ、地涌の菩薩の実像である。
 わが地域の妙法流布を真剣に祈り抜き、積極果敢に一人ひとりと会い、智慧を尽くして社会に貢献する。
 この「仏縁」を誠実に、また大胆に結びゆくことが、信仰している、していないを問わず、人々の心田(心の大地)へ「仏種」を蒔くことになるのだ。
 植物の種には、長い長い歳月を耐え抜く力がある。
 戸田先生が第二代会長に就任された1951年(昭和26年)、大聖人御生誕の天地・千葉で約二千年前の遺跡から蓮華の種が発見された。翌年、見事に開花した「大賀ハス」である。時を同じくしてアメリカで数万年を経た蓮華の種が花開いた。
 戸田先生は、まさしく日蓮仏法が大興隆する瑞相なりと、それはそれは喜ばれたのである。
 『一句妙法に結縁すれば億劫にも失せず』(793頁)と仰せのように、ひとたび蒔いた「仏種」は永久に失われない。
 ゆえに仏法を語った相手が、すぐに信心を始めなくとも、落胆する必要などない。おおらかな心で、その種を育んでいけばよいのだ。
 団地部、地域部、農漁光部、勝利島部をはじめ、誠心誠意、地域に献身して、内外を問わず慕われている創価の長者の方々が、いずこにも光っている。
 皆、分厚い偏見や反発にも怯まず、仏縁を結び続けてきた。自分が苦しい時こそ、人を励まし抜いた。そして、『現在に眼前の証拠あらんずる人・此の経を説かん時は信ずる人もありやせん』(1045頁)との御聖訓のままに、勝利の実証を示してきたのだ。
 きょうも、尊き「無冠の友」が聖教新聞を掲げて、打ち鳴らしてくれる暁鐘とともに、地涌の「仏縁」の拡大は始まる。我らの祈りと行動、対話と振る舞いで、楽しく伸び伸びと「仏種」を蒔きゆこうではないか! 人類の心田を豊かに耕しながら!

 

 励ましは
  仏縁広げる
   幸の声
  不退の笑顔で
   勝利の種を

 

 大白蓮華2018年6月号№824巻頭言

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世界広布新時代

「栄光の年」

(2018年)

2013.11.18

祝広宣流布大誓堂落慶

世界広布新時代

開幕

1674

更新日

2018.6.17

第1511

 

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