日めくり

5月23日

第1505回

だからこそ、信心なのだ。

だからこそ、自らを強くするのだ。

 

人生は、宿命との容赦なき闘争


 山本伸一もまた、一九八五年(昭和六十年)十月には、体調を崩し、精密検査のために大学病院に入院しなければならなかった。
 青春時代に胸を患い、医師からは三十歳まで生きられないだろうと言われてきた体であったが、全力疾走の日々を送ってきた。会長辞任後も、世界を回り、以前にも増して多忙を極めた。さらに、会長の秋月英介が、一時期、体調を壊したこともあり、皆を支えるために、伸一は一段と力を注いできた。
 彼は、この時、師の戸田城聖が亡くなった五十八歳に、間もなくなろうとしていることを思った。また、自分のあとに会長となった十条潔も、五十八歳で他界したことを振り返りながら、決意を新たにした。
 “私には、恩師から託された、世界広布の使命がある。そのためには、断じて倒れるわけにはいかない。師の分までも、生きて生きて生き抜いて、世界広宣流布の永遠の基盤をつくらねばならない!”
 伸一は、健康管理に留意することの大切さを改めて感じながら、新しき広布の未来を展望するのであった。
 人生は、宿命との容赦なき闘争といえる。
 愛する人を失うこともあれば、自らが病に倒れることもある。あるいは、家庭の不和、子どもの非行、失業、倒産、生活苦……。これでもか、これでもかというほど、怒濤のごとく、苦難は襲いかかってくる。だからこそ、信心なのだ。自らを強くするのだ。信心で乗り越えられぬ宿命など、断じてない。
 苦難に負けず、労苦を重ねた分だけ、心は鍛えられ、強く、深くなり、どんな試練をも乗り越えていける力が培われていく。さらに、人の苦しみ、悲しみがわかり、悩める人と共感、同苦し、心から励ましていくことができる、大きな境涯の自分になれる。
 また、苦難に挫けることなく、敢然と戦い進む、その生き方自体が、仏法の偉大なる力の証明となっていく。つまり、広宣流布に生き抜く時、宿命は、そのまま自身の尊き使命となり、苦悩は心の財宝となるのだ。

 

〈小説「新・人間革命」〉 誓願 四十八 2018年5月22日

5月23日

第1506回
韓日の青年の連帯

<全世界の団結の要、広布の原動力>

 

 「韓日の青年の連帯にこそ、全世界の創価家族が団結していく要があり、一閻浮提広宣流布を成就しゆく原動力があると私は期待しております。いな確信してやまないのであります。その意味でも、このたびの韓日青年部が深め強めゆく友情の絆は、大いなる希望の未来を照らしゆく光源となるに違いありません」
 「これからも、両国青年部の皆さんは、勇敢にして朗らかな挑戦王として、広宣流布の大使命に生きゆく中で、楽しく、賢く、雄々しく一日、一日、自他共の人間革命の舞を舞いながら、全員が栄光凱歌の人生を晴れ晴れと勝ち開いていってください」

 

ソウルで韓日友情総会 2018年5月21日付け聖教新聞 

5月23日

第1507回
必ず、深い、何かの意味がある

 

 山本伸一が、正信会僧らの理不尽な学会攻撃に対して、本格的な反転攻勢に踏みきり、勇躍、創価の同志が前進を開始すると、広宣流布の水かさは次第に増し、月々年々に、滔々たる大河の勢いを取り戻していった。
 しかし、広布の征路は険しく、さまざまな試練や、障害を越えて進まねばならない。
 伸一自身、個人的にも幾多の試練に遭遇した。一九八四年(昭和五十九年)十月三日には、次男の久弘が病のために急逝した。享年二十九歳である。彼は、創価大学法学部の修士課程を修了し、「次代のために創価教育の城を守りたい」と、母校の職員となった。
 九月の二十三日には、創価大学で行事の準備にあたっていたが、その後、胃の不調を訴えて入院した。亡くなる前日も、「創大祭」について、病院から電話で、関係者と打ち合わせをしていたようだ。
 久弘は、よく友人たちに、「創価大学を歴史に残る世界的な大学にしたい。それには、命がけで闘う本気の人が出なければならないと思う。ぼくは、その一人になる」と語っていたという。
 伸一は、関西の地にあって、第五回SGI総会に出席するなど、連日、メンバーの激励に奔走していた。
 訃報が入ったのは、十月三日夜であった。関西文化会館で追善の唱題をした。思えば、あまりにも若い死であった。しかし、精いっぱい、使命を果たし抜いての、決意通りの生涯であったと確信することができた。
 伸一は、久弘の死は、必ず、深い、何かの意味があると思った。
 広宣流布の途上に、さまざまなことがあるのは当然の理である。しかし、何があっても恐れず、惑わず、信心の眼で一切の事態を深く見つめ、乗り越えていくのが本物の信心である。広布の道は、長い長い、一歩も引くことのできぬ闘争の連続である。これを覚悟して「難来るを以て安楽と意得可きなり」(御書七五〇ページ)との原理を体得していくのが、大聖人の事の法門であり、学会精神である。

 

〈小説「新・人間革命」〉 誓願 四十七 2018年5月21日

日めくり御書

4月15日

 

 『哀(あわれ)なるかな今・日本国の万人・日蓮並びに弟子檀那等が三類の強敵に責められ大苦に値うを見て悦んで笑ふとも昨日は人の上・今日は身の上

なれば日蓮並びに弟子・檀那共に霜露の命の日影を待つ計りぞかし、只今仏果に叶いて寂光の本土に居住して自受法楽せん時、汝等が阿鼻大城の底に沈みて大苦に値わん時我等何計無慚と思はんずらん、汝等何計うらやましく思はんずらん、一期を過ぐる事程も無ければいかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ』

 

如説修行抄、504頁

あなたに贈る日めくり

もう一度日めくり

3月31日

2012年9月14日

広宣流布の総仕上げ3指針

 

 第一に、あくまでも自身の人間革命を活動の根本としていくことです。自身を磨き、人格を輝かせていくことが、信仰の最大の実証となるからです。
 第二には、地域を大事にし、近隣との深い信頼関係を結ぶ、友好活動の継続です。友好、信頼の拡大は、仏縁の拡大になります。
 第三には、一家の信心継承です。子に、孫に、甥や姪にと、信心が受け継がれていってこそ、広宣流布の永遠の流れがつくられ、一族の永続的な繁栄もあります。

 

 小説 新・人間革命 26巻 厚田 57

今月のメッセージ

◆2018年5月度

日々、「創価の母の日」であれ!

 

<断崖絶壁に立って、″もう一歩も退かない″と決めて祈った時から、
「宿命」は「使命」に変わり始める>

 

 雨が降ろうが、風が吹こうが、太陽は必ず昇る。広宣の太陽たる母たちもまた、決してたゆまない。
 「法華経」では、一人のために、たとえ一句でも正法を語れば、それは「如来の事」、すなわち「仏の仕事」であると明かされている。
 「御義口伝」では、この仏の語らいの意義を――
 第一に、「柔和忍辱」の衣を着て行われる。
 第二に、「不惜身命」の修行である。
 第三に、「母の子を思うが如くなり」と、明快に示されている。(737頁)
 御本仏の仰せ通りに、聡明な忍耐の心と恐れなき勇気、そして大いなる母の慈悲で妙法を弘め、幸と平和の陽光を放ってきたのが、偉大な婦人部である。
 自らも言うに言われぬ苦労を抱えながら、悩める友に題目を送り、一緒に勇んで乗り越えゆく創価の母たちの心は、「如来の心」そのものである。
 気取らず飾らず、ありのままの笑顔で皆を励まし続ける創価の母たちの振る舞いは、まぎれもなく「仏の振る舞い」ではないか。
 婦人部あればこそ、学会家族は明るく温かい。
 婦人部あればこそ、広宣流布は限りなく進む。
 婦人部あればこそ、令法久住は行き詰らない。
 我らの元朝たる五月の三日は「創価学会母の日」だ。尽きせぬ感謝を捧げゆくとともに、仏に等しい母たち女性たちが無量無辺の福徳に包まれるよう、皆で祈り、広布の誓願を新たにする日なのである。


 日蓮大聖人は、女性門下たちに繰り返し、『常によりあひて御覧あるべく候』(同生同名御書、1114頁)、『同心なれば此の文を二人して人によませて・きこしめせ』(国府尼御前御書、1324頁)等と呼び掛けておられた。
 少人数で集まり、仏法を学び、行じ、仏性を輝かせ合って前進する――。今、日本中、世界中で花咲く婦人部のグループをはじめ草の根の語らいは、何と深く大聖人のお心に連なった宝の会座であろうか。
 『耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり』(法華初心成仏抄、552頁)と仰せの如く、幸福の種が広がるのだ。
 私の妻も、時間を見つけては懇談や小さな会合に飛び込んできた。一人ひとり、さまざまな現実の課題から断じて逃げずに奮闘する地涌の宝友である。
 戸田先生の御指導を踏まえて、妻が折々に同志と語り合ってきたことがある。
 断崖絶壁に立って、″もう一歩も退(しりぞ)かない″と決めて祈った時から、「宿命」は「使命」に変わり始めるということである。
 この「人間革命」の朗らかな逆転劇を生み出していく大地が、創価の励ましのネットワークだ。誰一人として孤立させない、仲良く賑やかな女性のスクラムこそ、家庭も地域も社会も蘇生させゆくオアシスであろう。
 世界平和の希望の源泉も、ここにある。
 『母の恩の深き事大海還って浅し』(上野殿御消息、1527頁)
 けなげな母たちを思えば、大海原の如く大生命力が湧いてくる。
 我らは日々、「創価の母の日」と決めて、太陽と共に今日も元気に前進だ!

 

  太陽の
   母のスクラム
    不退なり
   常楽我浄と
    光風かおらせ


 大白蓮華2018年5月号№823 巻頭言

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世界広布新時代

「栄光の年」

(2018年)

2013.11.18

祝広宣流布大誓堂落慶

世界広布新時代

開幕

1649

更新日

2018.5.23

第1505回~1507

 

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