日めくり

1月18日

第1637回

励ましの金言

 

<大きな心の人は小さい心の人よりも多くの悩みを持つ>


 御聖訓には、「法華経の功徳はほむれば弥いよいよ功徳まさる」と仰せである。
 妙法のすばらしさを讃えれば、いよいよ、功徳は大きくなる。
 リーダーは、妙法を弘める同志の活躍を、真心から讃え、ねぎらい、そして、励ましていくことだ。その分だけ、妙法の功徳はいちだんと輝き、いちだんと広がっていく。
 大聖人の御書も「励ましの金言」である。
 人間の世界は励まし続ける以外にない。家庭でも、学校でも、団体でも、社会でも、励ましがなくなれば発展はない。
 励ましから、前進への勢いが生まれる。人間としての生きがいが広がる。
 励まさない幹部は、もはや幹部とはいえない。それでは、自分自身も成長しない。
 「善をなす力を持ちながら、善をなさぎる者は、一層の罪人である」(Heineich Pestalozzi, ''THE EDUCATION OF MAN,'' translated from German to English by Heinz and Ruth Norden, Philosophical Libary, Inc., New York, 1951)とは、スイスの大教育者ペスタロッチの戒めであった。
 「声仏事を為す」である。声の力で、仏の仕事ができるのである。
 ゆえに、リーダーは、一人一人と会い、声を惜しまず、同志を、後輩を、青年を徹底して激励しぬいていくことだ。
 そして邪悪に対しては厳しく破折していくことだ。
 経済苦や病苦と格闘している友もいる。また人生は、だれしも悩みとの戦いだ。
 フランスの作家シャトーブリアンがつづったように、「大きな心の人は小さい心の人よりも多くの悩みを持つ」(『アタラ ルネ』畠中敏郎訳、岩波文庫)ものであろう。
 なかんずく、広宣流布の使命に生きゆく人生は「煩悩即菩提」であり、大きく悩んだ分だけ、大きく境涯が広がり、大きく福運が積まれる。
 仏法は「変毒為薬」の大法である。何があろうとも、必ず乗り越えていくことができる。また一つずつ絶対に打開できるように試練が現れてくるのが、「転重軽受」の甚深の法門である。
 ゆえに、宿命転換の戦いに、断じて負けてはならない。
 どんなに大変なことがあろうと、妙法を唱え、仏意仏勅の学会とともに生きぬく人は、厳として守護され、必ずや良い方向へ向かっていく。所願満足の幸福の軌道を歩んでいけることは、御聖訓に照らして、間違いない。

2002.12.25全国最高協議会

日めくり御書

2019年4月30日

 

『一切衆生なくば衆生無辺誓願度の願を発し難し、又悪人無くして菩薩に留難をなさずばいかでか功徳をば増長せしめ候べき』

(四恩抄、937頁)

あなたに贈る日めくり

もう一度日めくり

10月21日

第1280回
真剣な一人が立てばよい


 <組織の論理だけで押し切るな!>

 

 古来、中国では、桃や李は優れた人格の象徴とされた。
 唐代の詩人・李賀の詩にも、次のような一節がある。
 立場が変わり、境遇が変化した人への励ましの言葉であった。
 「自ら是れ 桃李の樹(じゅ) 何ぞ畏(おそ)れむ 蹊(けい)を成さざるを」
 ――あなたは桃李(=桃や李)の木の如きもので花が爛漫とうるわしく咲いている、だまっていても人が寄ってきて、下には自然と小路ができるというものだ。(『李長吉歌詩集』鈴木虎雄注釈、岩波文庫)
 たとえ一本でも、美しく咲き香る木があれば、あたり一面がなごみ、華やぐ。組織も同じである。「真剣な一人」がいれば、全体が大きく変わっていく。「一人」が立てばよいのである。
 仏法の世界とは、こうした「人間性の花」を咲かせながら、あの地にも、この地にもうるわしい友情を広げていくものである。組織の論理だけで押し切っていくということがあってはならない。
 「ああ、あの人はすばらしいな」「あの心、あの生き方に感動する」――そのように人格を慕われて、おのずから広布の道ができていくのである。

 

2016年10月18日付 聖教新聞 本部幹部会で紹介されたSGI会長の指針 

今月のメッセージ

2020年1月度


第1634回
今再びの「一歩前進」を!

 

人類の前進を開く希望の宝庫こそ「青年」

 

  人類の前進を開く希望の宝庫とは、実は一番身近にあるのではないだろうか。

 それは「青年」だ。「挑戦しゆく若き生命」である。
 かけがえのない自らの財宝に気づかないまま、青春を送ることは、可哀想でならない。
 また、若い活力を大切に育まなければ、計り知れない社会の損失となる。

 御本仏・日蓮大聖人は、誠に明快に示された。
 『妙と申す事は開と云う事なり 世間に財を積める蔵に鑰(かぎ)なければ開く事かたし開かざれば蔵の内の財を見ず』(943頁)と。
 妙法は、あらゆる生命の無限の可能性を開く鑰である。
 「青年の熱と力」を無窮に解き放って、幸福と平和の価値を自在に創造していけるのが、我らの信仰なのだ。

 尊い青年たちが利用されたり、引き裂かれたり、犠牲にされたりすることは、絶対にあってはならない。
 御聖訓には、「妙の三義」として「開く義」とともに、『妙とは具の義なり、具とは円満の義なり』(944頁)、
 そして『妙とは蘇生の義なり 蘇生と申すはよみがえる義なり』(947頁)
 ゆえに妙法と共に走る青春は、どんなに過酷な壁に突き当たろうとも、断じて行き詰まらない。絶望などない。
 春の旭日のような新鮮にして明るい福徳の光で、自分も家族も友人も、職場も地域も社会も照らし包んでいける。
 戸田先生はよく、青年は、厳しい訓練を糧として、伸びていくのだ、それが青年じゃないか、と励まされた。
 この不屈の生命力で、朗らかに人生を勝ち開くのだ。

 1960年(昭和35年)、第三代会長に就任した私は、地涌の青年として「一歩前進への指揮」を宣言した。
 この六十年、わが宝友は私と一緒に、生涯青春の心で、「生老病死」の苦悩も「常楽我浄」の希望へ転じながら、
 前進また前進を貫き、そして後継の青年を育ててきた。
 創価の若き世界市民の連帯は、壮大な広がりとなった。
 さあ、今再びの「一歩前進」を若々しく開始しよう!

 

 大宇宙
  轟くリズムの
   妙法と
   我らの前進
    世界に人材を

 

 大白蓮華2020年1月号№843 巻頭言より

 

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未来部用の御書


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世界広布新時代

創立90周年へ

前進・人材の年

(2020年)

2013.11.18

祝広宣流布大誓堂落慶

更新日

2020.1.18

1637回

  

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