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2022年5月26日

第2009回

仏敵と戦えば「仏の生命」

 

 極悪と戦ってこそ極善となる

 

 ここで諸御抄を拝し、悪と戦う心について、もう一度、確認しておきたい。

 「どんなに自分は正直に身を律して、世間においても仏法においても賢人の名を得ようと思ってしたしたがいても、悪人に親しみ近づけば、自然と十度のうち、二度、三度と悪人の教えに従うようになり、そうやって最後は悪人になってしまう」(御書1341㌻、通解)

 

 ここに、重大な教訓がある。

 悪知識は、絶対に寄せ付けてはいけない。

 人をたぶらかす悪は、

 明快に正し、

 峻厳に退けていかなければならない。

 

 また大聖人は、

 天台大師の師匠である南岳大師の次の言葉を引いておられる。

 「もし菩薩がいて、悪人をかばって、その罪を罰することができないで、そのために悪を増長させ、善人を悩乱させて、正法を破壊させるならば、その人は実は菩薩ではない」(御書1374㌻、通解)

 

 悪との戦いに、遠慮はいらない。

 「悪いことは悪い!」「悪は悪だ!」と、

 ありのままに真実を語ることだ。

 それが、自分を護り、善人を護り、

 正法を護ることになる。

 

 御聖訓には、とうも説かれている。

 「たとえ智慧明らかな師匠に出会い、真実の教えである法華経に巡りあって、正法を得た人であっても、生死の苦悩の流転を越え出て仏になろうとする時には、必ず影が身に添うごとく、雨に雲が伴うごとく、三障四魔といって七つの大きな出来事が現れてくるのである」(御書1487㌻、通解)

 広布に前進しているからこそ、

 それを阻もうと、魔が現れる。

 その時こそ、仏になるチャンスである。

 三障四魔と戦うことこそが、

 仏になる道である。

 ここに一生成仏の方程式がある。

 

 この点、大聖人御自身が、「『どのような大難にも耐えぬこう』と法華経をわが身に当てて試みた」(御書1489㌻、通解)と仰せになっている。そして晴ればれと大難を乗り越えていかれた。

 

 大難よ、来るならば来い!――この恐れなき信心の実践のなかに、日蓮仏法の真髄が光るのだ。

 

 「人生は強気でいけ!」と戸田先生はよく言われた。

 強気で責めることだ。

 それが言論戦を勝ちぬく根本である。

 

 「南条兵衛七郎殿御書」で、

 大聖人は厳しく仰せになっている。

 「どのような大善をつくり、法華経を千万部も読み、書写し、一念三千の観念観法の道を得た人であっても、法華経の敵を責めなければ、それだけで成仏はないのである」(御書1494㌻、通解)

 

 大事なのは、法華経の敵を責めることだ。

 仏法の正義を語りに語りぬくことだ。

 根本は折伏精神である。

 悪を責めた分だけ、

 自分の悪は消える。

 罪業は消える。

 仏敵と戦えば、

 自分が金剛の「仏の生命」となる。

 

 反対に、

 真実を叫ぶべき時に叫ばない臆病な人間は、

 正しい道から外れてしまう。

 謗法と戦うべき時に戦わない人間は、

 自分が謗法と同じになってしまう。

 それでは、成仏はできない。

 それどころか、地獄である。

 

 極悪と戦ってこそ極善となる

 仏の生命を輝かせていくことができるのである。

 御書に繰り返し説かれる大聖人の御精神を、

 学会のリーダーは胸に刻み込んでいただきたい。

 

2005.5.21第二総東京代表協議会

日めくり御書

2022年5月25日

 

断固と病魔を退けよ!

 

 『人の命は山海空市まぬかれがたきことと定めて候えども、また「定業もまた能く転ず」の経文もあり。また天台の御釈にも、定業をのぶる釈もあり。』

〈四条金吾殿御返事(智人弘法の事)、

新1563・全1149〉

 

〈通解〉

 人の命は、山や海や空や町のどこにいても終えるのは免れがたいことであると定められているが、「定業であっても(正法の修行によって)よく転じる」との経文もある。また、天台の御釈に、定業を延ばすことができるともある。

 

〈池田先生が贈る指針〉

 「健康長寿の信心」だ。妙法に則り、健やかな充実の日々を聡明に重ねていただきたい。適切な検診や治療も大切に!

 病との闘いに弱気になるときもあろう。しかし、御本仏が厳然と地涌の闘士を護ってくださる。法華経には、定められた寿命さえも延ばせる大功力がある。広布の使命を自覚して、断固と病魔を退散させるのだ。

 

2022年5月25日〈御書と未来へ 池田先生が贈る指針〉

あなたに贈る日めくり

今月のメッセージ

2022年5月度

 

 心機一転!御書を力に

 

 我が身一人の日記文書なり

 

  

 わがスポーツ部の友に贈った一言がある。「心機一転」 ――これである。調子が良くても悪くても、大事なことは、常に心機一転して、次の戦いに新たな命で挑むことであるからだ。

 私たちには御書がある。「心こそ大切なれ ※1 ――御書を開くたびに、旭日を仰ぐように鮮烈な光と熱が心に注がれる。

 四条金吾への有名な「陰徳陽報御書」には、こう仰せである。「申すようにだにもふれまわせ給うならば、なおなお所領もかさなり、人おぼえもいできたり候べしとおぼえ候」 ※2と。

 どんな境遇にあろうと、日蓮大聖人の仰せの通りに実践するならば、必ずや福徳と信頼の道が開かれるのだ。

 牧口、戸田両先生は、御書を「我が身一人の日記文書なり」 ※3とされ、広宣流布、立正安国への大誓願をもって身読された。

 

 ゆえに、

 私たちもまた、

 御聖訓の一文一句は、

 他の誰でもない

 自分自身へ送ってくださった励まし

 と拝していきたい。

 

 そして、御本仏のお心に体して、

 縁する一人一人を大切に、

 勇気と確信の対話へ打って出るのだ。

 そこに、自他共に「一生成仏」 へ、

 心機一転のだ大生命力が

 滾々こんこんみなぎってくるのである。

 

 フランス語版「御書」の総合監修をされたデニス・ジラ博士は、「日蓮仏法は、地球規模の危機にある社会を照らす、希望の哲学である」 と洞察されるとともに、「創価の青年たちの深き誓願と、世界を結ぶ団結と連帯」 は、現代を覆う恐れを見事に打ち破り、涌現した群像なりと讃えてくださっている。

 

 「創価学会は、

 どこまでいっても創価学会である。

 御書根本の『師子王心』の陣列である。

 これを忘るるな」 

 

 この恩師の師子吼のまま、

 御書を力として「いまだこりず候」※4と、

 祈り学び、

 動き語り、

 戦い進もう!

 家族と友人にも、

 地域と社会にも、

 そして、世界と地球民族にも、

 心機一転の生命の息吹を広げゆこう!

 五月の光風さながらに。

 

 

 妙法の

  力を出せ

   惜しみなく

  勝利の聖典

   我が身に体して

 

 

※1 新版1623頁、全集1192頁

※2 新版1613頁、全集1178頁

※3 新版713頁、全集563頁

※4 新版1435頁、全集1056頁

 

2022年大白蓮華5月号№871 巻頭言

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