日めくり

4月14日

第1501回

聖教新聞の使命

 

<民衆を賢明にし、

民衆を強くし、

民衆を団結させる>

 

 聖教創刊の年の初め、戸田先生が「大作、読みなさい」と薦めてくださった本がある。英国の作家ホール・ケインの名作『永遠の都』である。
 舞台は、戸田先生の誕生の年と同じ一九〇〇年のローマ。独裁者の横暴に立ち向かう、主人公のロッシィが“武器”としたものは、新聞であり、ペンの力であった。彼が健筆を振るった新聞の名は「サン・ライズ」すなわち「日の出」である。
 民衆による、民衆のための「無血革命」に、いよいよ立ち上がるという前夜に、ロッシィは記事を何度も書き直した。
 原稿を書いては破り、また書いては捨て、ロッシィは命を振り絞るようにして檄文を認める。
 託したメッセージは「恐れるな」「人間を信ぜよ」「生命を尊重せよ」。さらに彼は呼び掛ける。「勇敢であれ。自信を持て。忍耐強くあれ。明晩、諸君の叫び声は世界の果てまでとどろきわたるだろう」
 権力の弾圧に屈せず、若き革命児は信念を師子吼し、民衆は感涙した。そして「人間共和の都」建設へ、時代の扉が大きく開かれていくのだ。
 戸田先生は、こうした新聞制作の場面を通して、眼光鋭く教えてくださった。
 「これが戦いだ。革命は思想の啓発だよ。われわれも新聞を作ろうではないか」
 先生は、自ら、この「ペンの戦い」の最前線に立たれた。
 激務の間隙を縫って、ポケットにしのばせた原稿を取り出しては、推敲されるのが常であった。
 それは、「どうすれば聖教新聞を通して、学会精神を愛する同志に真っ直ぐ伝えることができるのか」という思索と葛藤の連続闘争であり、精神闘争であった。
 私も恩師の心をわが心として、聖教連載の小説『新・人間革命』第三十巻の最終章をはじめ執筆にいそしむ日々である。
 ロッシィは叫んだ。「知力を養え!」「団結せよ!」「これがわれわれの合言葉であり、われわれの戦う武器なのであります」
 民衆を賢明にし、民衆を強くし、民衆を団結させる――創刊以来の聖教新聞の使命である。
 聖教こそが、広宣流布へ威風堂々と進みゆく、我ら創価学会の正義の言論の武器である。 

虚偽は建設せず


 今やインターネットの発展により、膨大な情報が瞬時に世界を駆け巡る時代だ。その速報性、利便性は、確かに、大きなメリットである。
 一方で、「フェイクニュース」と呼ばれる虚偽の情報や、「匿名」の隠れ蓑をまとって人を貶めるための悪意の言葉があふれているのも、懸念される点であろう。
 そうした虚言や悪口は、自身の野心や疚しさを隠して、他者を陥れ、差別や分断を助長することを狙いとしている場合が、あまりに多い。
 大文豪ゲーテは、「悪意」や「悪口」、また「否定するしか能のないもの」を厳しく戒め、「破壊するときなら、どんなに誤った論拠でも通用するが、建設するときにはけっしてそうはいかない。真でないものは建設しない」とも喝破していた。
 今、社会に世界に求められているのは、何より「真実の言論」である。「建設の言論」「結合の言論」である。そして「価値創造の言論」であるといってよい。
実語は人を助く
 日蓮大聖人は「人をたすくれば実語」「人を損ずるは妄語」(御書八九〇ページ)という明確な基準を示されている。
 そして「法華経は実語の中の実語なり・真実の中の真実なり」(同一四〇五ページ)と仰せだ。
 法華経の精髄たる日蓮仏法は、全ての人間に内在する最極の「仏」の生命を見出し、顕現しゆく方途を説き切っている。互いに尊重し合い、尊敬し合い、励まし合い、助け合う中にこそ、真に人間らしい生き方があることを明かしているのだ。
 まさしく「結合の法」である。当然、結合への道程にはさまざまな困難や葛藤がある。しかし、諦めることはない。日々、妙法を唱え、智慧と誠実と慈悲の言葉――「実語」を重ねつつ、あらゆる差異を超えて、一人また一人と、結び合わせていくのである。
信念の言に力が
 大聖人は、青年・南条時光に呼び掛けられた。
 「とにかくに法華経に身をまかせ信ぜさせ給へ、殿一人にかぎるべからず・信心をすすめ給いて過去の父母等をすく(救)わせ給へ」(同一五五七ページ)と。
 同じ生きるのならば、究極の生命尊厳の法理を掲げ、「平和の地球」を築きゆく広宣流布の人生を貫くのだ。
 同じ言葉を発するのならば、人間の心と心を結ぶ「善と真実」の言論を放ちゆくのだ。
 広布への大情熱を点火し、「言葉の力」を復権させることこそ、「民衆の言論城」たる聖教新聞の重大な使命である。
 そして、聖教を携え、日々、あの友この友と語りゆく創価家族こそ、最も偉大な誓願に生き抜く地涌の菩薩なのである。
 さあ、善なる励ましの言葉を発しよう!
 仏の仕事を為す「声」を響かせよう!
 全人類の平和と幸福を願う心を届けよう! 
 今日もまた、明日もまた、聖教と共に! 同志と共に!


随筆 永遠なれ創価の大城 池田大作30 輝け民衆の言論城 2018年4月13日

日めくり御書

4月15日

 

 『哀(あわれ)なるかな今・日本国の万人・日蓮並びに弟子檀那等が三類の強敵に責められ大苦に値うを見て悦んで笑ふとも昨日は人の上・今日は身の上

なれば日蓮並びに弟子・檀那共に霜露の命の日影を待つ計りぞかし、只今仏果に叶いて寂光の本土に居住して自受法楽せん時、汝等が阿鼻大城の底に沈みて大苦に値わん時我等何計無慚と思はんずらん、汝等何計うらやましく思はんずらん、一期を過ぐる事程も無ければいかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ』

 

如説修行抄、504頁

あなたに贈る日めくり

もう一度日めくり

3月31日

2012年9月14日

広宣流布の総仕上げ3指針

 

 第一に、あくまでも自身の人間革命を活動の根本としていくことです。自身を磨き、人格を輝かせていくことが、信仰の最大の実証となるからです。
 第二には、地域を大事にし、近隣との深い信頼関係を結ぶ、友好活動の継続です。友好、信頼の拡大は、仏縁の拡大になります。
 第三には、一家の信心継承です。子に、孫に、甥や姪にと、信心が受け継がれていってこそ、広宣流布の永遠の流れがつくられ、一族の永続的な繁栄もあります。

 

 小説 新・人間革命 26巻 厚田 57

今月のメッセージ

2018年4月度

御書と進む!大聖人と共に!


 御書を開くことは、日蓮大聖人とお会いすることである。大慈大悲の音声をお聴きすることである。
 御書を拝すれば、御本仏の偉大なる御振る舞いを、そのまま仰ぎ見ることができるのである。
 御聖訓には、『明かなる事・日月にすぎんや 浄き事・蓮華にまさるべきや』『日蓮又日月と蓮華との如くなり』(御書1109頁)と仰せである。
 自行化他の題目を唱え、行学の二道に励む我らは、この大聖人の大生命に真っ直ぐに境智冥合できる。
 ゆえに、一人一人が、勇気と智慧の大光を赫々と放ち、いかなる生老病死の闇も晴らせぬわけがない。いかなる苦悩の泥沼からも、幸と平和の蓮華を必ずや咲かせ広げゆけるのだ。
 「兄弟抄」には、『がうじやうにはがみをしてたゆむ心なかれ、例せば日蓮が平左衛門の尉がもとにて・うちふるまい・いゐしがごとく・すこしも・をづる心なかれ』(1084頁)と示されている。
 「御書根本」の恐れなき行動こそ、わが創価学会の永遠の誉れである。
 戦時中、邪宗門は臆病にも御書の要文を削除した。
 御書のままに、牧口・戸田両先生であられる。
 そして立宗七百年の大仮説に、戸田先生が願主となって、創価学会版「御書全集」が発刊された。
 『智者に我義やぶられずば用いじとなり』(232頁)との学会精神の根幹が、ここにあるのだ。
 今、全世界で御書が研鑽されている。御書を学び合い、御本仏の広大無辺の御境涯に包まれながら、人類の大連帯を強め、高めてゆける時代に入った。
 「現代の鳩摩羅什」として、翻訳・通訳の使命を担い立ってくださっている方々への感謝は尽きない。
 言語に超え、国を超え、民族を超えて、大聖人の励ましは、何ものにも遮られずにはおかないのだ。
 『日蓮が唱うる所の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり』(720頁)
 この大誓願に触れれば、我らの心もい奮い立ち、じっとしてはいられない。歓喜踊躍して「地涌の菩薩」の戦いを起こさずにはいられないではないか。
 大聖人は、即身成仏について質問してきた女性を、『偏に只事にあらず、教主釈尊 御身に入り替らせ給うにや』(1262頁)とまで讃嘆なされていた。
 この御文に照らしても、「教学部任用試験」に挑み、仏法に入門されゆく尊き同志と会友の方々の福徳が、いかばかりか。一緒に学び、応援してくださる先輩方の福徳も、これまた計り知れない。
 戸田先生は断言なされた。
 『御書の仰せに立てば、絶対に行き詰まらない。何事も、どう勝ち開けばよいか、わかるんだよ』と。
 一行でも、二行でもよい。きょうも御書を開き、境涯を開こう! そして大聖人と共に、「一生成仏」と「広宣流布」の大道を進みゆこうではないか!

 

 人類の
  幸福勝利の
   宝典を
  学び語れや
    不退の勇気で


大白蓮華2018年4月号№822 巻頭言

 

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世界広布新時代

「栄光の年」

(2018年)

2013.11.18

祝広宣流布大誓堂落慶

世界広布新時代

開幕

1614

更新日

2018.4.18

第1501

 

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