平和

2015年8月6日

平和の旗

 

<後継の「平和の旗手」たる

君よ!あなたよ!>

 
 日蓮大聖人は、『一日の命は大宇宙のすべての財宝を集めた以上の宝なり』(御書986頁、趣意)と師子吼されました。
 この命よりも大切にして、最高に輝き光らせていく「生命尊厳」の大哲学こそ、仏法であります。
 わが恩師・戸田城聖先生は、第2次世界大戦中、軍部政府による2年間の投獄を耐え抜き、荒廃した戦後社会に、仏法を基調とした平和の民衆運動を起こしました。
 そして「地球民族主義」というビジョン、さらに「原水爆禁止宣言」の遺訓を、私たちに示されたのです。
 この「平和の旗」を、ここ広島をはじめ中国方面のけなげな父母たちと共々に高らかに掲げて、信念の対話に走り抜いてきました。
 広島で16歳の時に被爆し、後遺症に苦しみながら、平和のために行動してきた、ある婦人のご家族と、私は語り合ったことがあります。
 「一つの原爆が、あまりにも多くの命を奪いました。私たちは、一人の人間が、どれだけ多くの人を幸福にできるかに挑戦しましょう」と。


 平和とは、どんな残酷な暴力にも負けず、人間が人間として人間らしく、生きて生きて生き抜いていく挑戦です。
 平和とは、どんな複雑な差異や対立も超え、心と心を通わせ、友情と信頼の世界を築き上げていく連帯です。
 平和とは、どんな困難な試練にも立ち向かい、英知を結集して、人類が仲良く栄える地球の明日を開いていく創造です。


 愛する皆さん方に、私が堅持してきた、この「平和の旗」を託します。
 皆さんは今日、誇りも高く「僕らが創る未来は この勇気から始まる」と歌い上げました。
 いかなる暗雲も、勇気の歌声で朗らかに吹き飛ばしながら、前へ前へ、断じて勝ち進んでいってください。
 皆さん一人一人の不屈の前進こそ、平和の前進だからです。
 どうか、父母を大切に、地域を大切に、勉学・仕事を大切に、足元から、和楽と平和のスクラムを賢く創り広げ、大勝利の青春を晴ればれと飾ってくれたまえ!
 偉大な「平和の旗手」たちに、健康あれ! 幸福あれ! 栄光あれ! と祈りつつ。


2015.7.19 第2回世界青年平和音楽祭(広島)でのメッセージ

2015年8月2日3日

平和の方程式

 

<一人の人間の一念に、世界を変革する力がある>

 
 人類の歴史を振り返れば、動かしがたいと思われた現実を突き動かし、時代変革の波を起こしてきたのは、不屈の信念と勇気と情熱を燃やした人々の存在でした。
 しかし現代の社会では、「自分一人がどうしたところで・・・」といったぬぐいがたい無力感や、「何をやっても状況は変わりはしない」といったあきらめが、人々の心を大きく蝕みつつあります。
 そうした状況の中で、心ある人でさえも現実を前に希望を失い、自分の世界に小さく閉じこもってしまう――私は、ここに現代の“一凶”がある気がしてなりません。
 核時代平和財団のディビッド・クリーガー所長との対談集『希望の選択』でも、このことが焦点になりました。
 所長は、アインシュタイン博士が発見したエネルギーと質量に関する方程式(E=MC2・・・サイトマスタ)を敷衍させて、「一人の人間の一念に、世界を変革する力がある」との平和の方程式を確立させていくことが重要ではないかと訴えていました。
 私どもSGIが取り組んでいる「人間革命」運動の眼目は、まさにその一点にあります。
 現実が厳しいからといって、手をこまねいていてはならない。目覚めた民衆が連帯し、行動していけば、どれほどの力が生まれ、変化の波が起こるか――その証明にこそ、二十一世紀の人類が果たすべき使命があるのではないでしょうか。


2003.1.26 第28回「SGIの日」記念提言

2014年8月15日

「平和」とは人間性の開花

   
 平和とは――
 絶望を希望に変える

 間断なき闘争である。
 人間への信頼を断じて手放さない

 不屈の根性である。
 自他共の生命を最大に尊重する

 人間賛歌である。

 

 平和とは
 「武力バランス」ではない。
 平和とは
 「人間性の開花」なのだ。
 そのためには、
 文化で心を耕し、
 教育でヒューマニズムの種を育て、
 人間的交流で
 各国に友情の橋を架けることだ。

 

 核兵器やそのシステムが、
 人間の手で
 つくられたものである限り、
 人間の手によって
 それを縮小し廃絶することが
 できないはずはない。

 

 弱き「善」は、
 常に強き「悪」に敗れてきた。
 この宿命を転換してこそ
 恒久的な「平和」がある。
 そのためには「強き善」
 「悪とは徹底して戦い、勝つ善」の
 勢力と連帯を
 広げていく以外にない。

 

 だれが見ていようといまいと、
 黙々と友情を広げている人々、
 友を励まし続けて生きている
 民衆こそが、
 「暴力なき社会」を現実に
 創造しているのではないだろうか。
 その無名の人々こそが、
 世界史の流れの先端にいる。

 

聖教新聞2014.8.10付 光の言葉 幸福の曲

2013年10月30日

 平和よ!あなたはいつも傍にいる。 

 

平和は/遠くにあるのではない。
一人の人を/大切にすることだ。
お母さんを/泣かせないことだ。
自分と違う人とも/語り合っていくことだ。
喧嘩があっても/賢く仲直りすることだ。
 
そしてまた
美しい自然を/護っていくことだ。
豊かな文化を/育てていくことだ。
人の不幸の上に/自分の幸福を築かないことだ。
喜びも苦しみも/皆が分かち合っていくことだ。
 
わが友を幸福にできる人が/幸福の博士なのだ。
わが社会を平和にできる人が/平和の天使なのだ。
 
いじめを許さないことも/平和の戦いである。
差別を許さないことも/平和の戦いである。
嘘の悪口を許さないことも/平和の戦いである。
権力者を威張らせないことも/平和の戦いである。
いかなる暴力も絶対に許さない。/これこそ平和の戦いである。
 
黙っていてはいけない。/勇敢に声をあげることだ。
歌声が響くところ/平和は広がる。
友情の対話から/平和は深まる。
学び合う心があれば/平和は崩れない。
世界桂冠詩人 山本 伸一
 
 聖教新聞2013.9.3付婦人部総会2013

2013年10月4日

対話こそ価値創造の源泉


 戦争と暴力の二十世紀を生きた一人として、私が祈るのは、ただ平和、ただただ世界の平和であります。
 五大州を巡り、敵視から共感へ、憎悪から理解へ、不信から信頼への転換を願い、ひたすらに対話を重ねてきました。
 いかなる国であれ、いかなる立場にあれ、人間は人間です。
 共に「生老病死」という根源的な苦悩に立ち向かいゆく仲間であります。等しく生命の内奥に最極の「善性」を抱いた。かけがえのない宝の存在であります。同じ時代に、平和を願う「母」という大地から生まれ出でた地球民族の一員なのであります。
 胸襟を開いて、率直に語り、誠実に耳を傾けていけば、魂と魂の共鳴音を奏でられないわけがありません。
 心広々と、それぞれの差異から学び合えば、互いの人生はどれほど大きく豊かに高めていくことができるでしょうか。
 対話こそ、平和と共生への価値を創造しゆく源泉であります。

 

2013.9.28池田国際対話センター設立20周年記念

世界広布新時代

創立90周年へ

前進・人材の年

(2020年)

2013.11.18

祝広宣流布大誓堂落慶

更新日

2020.2.25

1644回

  

日天月天ワンショット

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