行き詰まり

2021年10月30日

第1764回

「行き詰まり」との永遠の闘争

 

<「魔」が勝つか、「仏」が勝つか。

「仏法は勝負」>

 

 伸一の話は、青春時代の自分の体験に及んだ。 「戸田先生が事業の再建のために苦闘されていた時代が、私にとっても、最も苦しい時代でした。健康状態も最悪であり、給料は遅配が続き、無理に無理を重ねていました。

 そして、先生とお会いしていた時に、つい弱音を口にしてしまったことがありました。

 その時、先生が、厳しく言われた言葉が忘れられません。

 『伸一、信心は行き詰まりとの永遠の闘争なんだ。魔と仏との闘争が信心だ。それが〝仏法は勝負〟ということなんだ

 人生には、誰でも行き詰まりがあります。事業に行き詰まりを感じている人もいるかもしれない。夫婦の関係にも、行き詰まってしまうことがあるでしょう。子育てでも、人間関係の面でも、あるいは、折伏や教学に励んでいる時も、行き詰まりを感ずることがあるかもしれません。

 しかし、御本尊の力は広大無辺であり、宇宙大であります。ゆえに、私たちの生命も、無限の可能性を秘めています。つまり、問題は私たちの一念に、行き詰まりがあるかどうかにかかっています。それを本当に自覚した時には、既に勝利の道が開かれているんです。

 もし、行き詰まりを感じたならば、自分の弱い心に挑み、それを乗り越えて大信力を奮い起こしていく。戸田先生は、それが私たちにとっての『発迹顕本』であると言われたことがあります。

 長い人生には、信心なんかやめて、遊んでいたいと思うこともあるでしょう。病気にかかってしまうこともあれば、家族の死に直面し、悲しみに沈むこともあるかもしれません。それは、煩悩魔という行き詰まりとの〝闘争〟であり、病魔という行き詰まりとの〝闘争〟であり、死魔という行き詰まりとの〝闘争〟といえます。

 それを唱題で乗り越え、絶対的な幸福境涯を開き、最高に意義ある人生を創造していくところに、仏法の最大の意味があります。

 ゆえに、何か困難にぶつかったならば、行き詰まりとの〝闘争〟だ、障魔との〝闘争〟だ、今が勝負であると決めて、自己の宿命と戦い、勇敢に人生行路を開いていっていただきたいのであります」

 

<新・人間革命> 第2巻 錬磨 96頁~99頁

2017年4月13日

勝利のリズムで前進

 

<最初の一歩は最後の一歩につながる。
最後の一歩も最初の一歩からである>

 

 

 生活の
  リズムをつくれや
   信心で
  健康長寿を
   賢く生きぬけ

 

 四月は就職や進学、また転居など、

 新しい生活をスタートする時である。
 張りのある勤行・唱題を起点として、

 聡明に、はつらつと、

 新生活のリズムを創り上げていただきたい。


 決して難しく考える必要はない。
 まず張り切って、一歩を踏み出すことが。

 たとえ、つまずいても、朗らかに、

 たくましく、次の一歩を踏み出せばよい。


 今日一日を勝つことだ。

 仮に、今日うまくいかなくても、

 心機一転して、

 明日は勝っていけばよい。


最初の一歩は最後の一歩につながる。

 最後の一歩も最初の一歩からである


 これはイタリアの登山家

 ラインホルト・メスナー氏の信念である。

 大けが等にも屈せず、

 人類初となる八千メートル峰・

 全十四座の完全登頂を成し遂げた。


 前進の途上には、

 言うに言われぬ試練もあるだろう。

 しかし臆していては、

 到達できない。


 私も、四十代前半の頃、

 無理がたたって、

 大きく体調を崩してしまったことがある。

 高熱が打ち続き、

 ペンを手にすることさえ

 思うようにならなかった。
 その時、私は、日々、

 一枚でも原稿を書き残そうと挑戦した。

 一枚書くごとに「正」に字の一画を記し、

 五枚、十枚と積み重ねて、

 作品を完成させていった。


 こうした挑戦は、

 その後の私の執筆活動に、

 またトインビー博士をはじめ、

 世界の知性との対談集などにすべて生きている。


 行き詰まりを突破するためには、

 今、自分ができることから始めることだ。

 その小さな挑戦を、

 根気強く繰り返すことだ。

 それが、

 自分自身を飾る黄金譜となることを忘れまい。

 

2012年4月18日聖教新聞

 我らの勝利の大道 勝利のリズムで前進(下)

世界広布新時代

創立100周年へ

青年・飛躍の年

(2022年)

2013.11.18

広宣流布大誓堂落慶

更新日

2022.8.8

第2069

 

日天月天ワンショット

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