青年

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2022年7月1日

第2040回

青年は攻めて勝て

 

<不屈の反撃精神こそ言論戦の方程式>

 

 「強敵を伏して始て力士をしる」(御書957㌻)

 有名な「佐渡御書」の一節である。

 強敵との激戦また激戦を勝ち越えて、みずからを第一級の「広宣流布の力士(力ある士)」と鍛え上げていくのが、学会青年部の伝統である。

 古来、大相撲では、「押さば押せ。引かば押せ。押して勝つのが相撲の極意」と言われる。相手がどう出てこようとも、押して押して押しまくること、攻めて攻めて攻めぬくことが、相撲の基本だというのである。

 「昭和の名横綱」と謳われた第三十二代の玉錦、第三十五代の双葉山の二人の横綱も、「攻めの相撲」で有名である。ともに「常勝将軍」と呼ばれた。

 玉錦は、「怒濤の寄り」といわれる速攻が身上だった。双葉山は、いまだに破られぬ六十九連勝の大記録を打ち立てた。その連勝における決まり手(勝負が決まった時の技)は、「上手投げ」や「寄り切り」や「寄り倒し」が多かった。攻めぬいて勝ったのである。

 ともあれ、御書には、

 「法華経の行者を、第六天の魔王が必ずさまたげる

 「魔の習癖は、善事をさまたげて悪事をさせるのを悦ぶことである」(981㌻、通解)と仰せである。

 ゆえに、魔にスキを見せてはならない。

 魔を魔と見破り、打ち破っていくことだ。

 

 きょう七月十六日は、日蓮大聖人が「立正安国論」をもって、時の最高権力者を諌暁された日である。

 大聖人は「凶を捨てて善に帰し源を塞ふさぎ根を截たつべし」(御書25㌻)と仰せである。

 邪悪の根を断て! 不幸の源をふさげ!――この厳命のとおりに、学会は、強くまた強く、攻めて攻めて攻めぬいていくのである。

 戸田先生は、厳然とひとこと、

 「追撃の手をゆるめるな!」と遺言された。

 私は申し上げたい。

 わが青年部よ、正義の執念で勝ち進め!

 わが創価の同志よ、「立正安国」の勝利のために、痛快に真実を語りまくれ!――と。

 ナチスと戦ったドイツの劇作家ブレヒト。彼は戦後、ある平和会議に寄せて訴えている。

 「語り足りなかったなどということがないように、いく千回となく語りつがれたことを、ぼくらはさらにくり返し語りつづけよう!(「諸国民平和会識によせて」石黒英男訳、『ブレヒトの政治・社会論』所収、河出書房新社)

 

 邪悪には、断じて破折の声を上げることである。

 切れ味鋭く、正義を叫ぶことだ。

 「一」言われたら「三」言い返す。「三」言われたら「十」言い返す――この不屈の反撃精神こそ言論戦の方程式である。

 

 言うべきときに言わなければ、自分が損をする。

 また、悪が増長するだけである。

 語らなければ、心は伝わらない。

 心で思っていても、それだけでは、相手にはわからない。

 真実を叫ぶのだ。

 そうすれば、敵をも味方に変えることができる。

 「声仏事を為す」(御書708㌻等)である。

 わが信念を叫びぬく声の力こそ、広宣流布の原動力である。

 

 勝利の要諦――それはまず、

 御本尊にしっかり祈りぬくことだ。

 そして智慧を出し、

 「最高の作戦」を立て、

 積極果敢に打って出ることである。

 われらはどこまでも、

 この偉大なる「法華経の兵法」で勝ち進んでまいりたい。

 

2005.7.16各部合同協議会 

 

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2022年5月28日

第2011回

青年は「一人立つ」ことである

 

今の五倍、十倍、学会は伸びる>

 

 あの昭和三十一年(一九五六年)の″大阪の戦い″のとき、私は二十八歳の青年であった。

 勝っか。負けるか。多くの人が、勝利は不可能だと見ていた。

 しかし、戸田先生のため、同志のため、学会の未来のため、絶対に負けるわけにはいかなかった。私は億劫の辛労を尽くし、死にものぐるいで戦った。

 東京と大阪を何度も往復し、何カ月も大阪に滞在した。朝は、早朝から飛び出して、大阪中を走りぬいた。

 夜は、深夜の関西本部で、人知れず丑寅勤行を続けた。毎日、くたくたに疲れ果てたが、大生命力を奮い起こして、一日、また一日と戦いぬいた。

 そうして迎えた決戦の日。早朝の五時過ぎ、関西本部の静かな館内に電話のベルが響いた。受話器を取ると、それは東京の戸田先生からであった。東京は、厳しい情勢であった。

 先生は言われた。

 「大作、関西はどうだい?」

 「こちらは勝ちます!」

 この私の答えを、先生は、本当に喜んでくださった。あのときの先生の、心からのうれしそうな声を、今も忘れることができない。

 私は師匠の戸田先生に、人生のすべてを捧げて、尽くしぬいた。創価学会は、師弟の精神が根本である。この魂を、断じて忘れてはならない。

 戸田先生は言われた。

 「大作が一人いれば大丈夫だな」

 私は、戸田先生とともに、永遠の「師弟の歴史」をつくった。私は幸せだった。戸田先生も幸せだった。

 自分は楽をして、人にやってもらおう――そんな心は微塵もなかった。

 だれがやらなくとも、私は一人戦う――そう決めていた。これが学会精神である。

 苦境の戸田先生をお守りしていた青春時代、私は大田区の大森にある「青葉荘」に住んでいた。アパートの狭い一室である(昭和二十四年五月から三年間)。住民の中には、偏見や無理解から学会の悪口を言う人もいた。しかし私は、戸田先生の弟子として、創価学会の青年の代表として、縁した住民の方々に、堂々と、また誠実に、仏法の正義を語った。その中から、幾人かが入会しておられる。

 

 ともあれ、青年は「一人立つ」ことである。

 本気になって立ち上がることである。

 青年が、本当の底力を発揮すれば、

 今の五倍、十倍、学会は伸びる。

 「青年部、よろしく頼む!」と申し上げたい

 

2005.5.31婦人部・海外代表協議会

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2022年3月24日

第1944回

始まりは、「一人の青年」

 「青年を大事にし、育てたところが勝つ」

 

不変の法則

 

 国家であれ 

 団体であれ、

 会社であれ、

 また、いずれの時代にあっても、

 青年を育て、訓練し、

 後継者にしていったところが、

 必ず勝っている。

 

 ありとあらゆるところにおいて、

 これが不変の法則であり、

 正しい鉄則である。

 

 しかし一般に、

 少し偉くなると、

 すぐ威張る人間がいる。

 青年を育てるのでなく、

 自分の子分のように思ったり、

 上から見くだしてアゴで使ってみたり

 ――そういう人間もいる。

 その本質は、

 小さな卑しい根性で、

 自分を大きく見せようとしているのである。

 

 かつての日本も、

 国力が弱いと卑屈になり、

 強くなると他国を見くだした。

 それがアジア侵略の愚行につながった、

 との厳しい指摘もある。

 こうした心根を改めなければ、

 世界中から嫌われてしまう。

 そう憂慮している識者は多い。

 

 戸田先生は、

 まったく無名の、

 何の取り柄もない青年の私に、

 ありとあらゆる学問を教え、

 闘争を教え、

 厳しく訓練してくださった。

 その先生に、私は応えた。

 「第三代」として立ち上がった。

 あらゆる苦難を乗り越えて、

 今日の世界的な学会へと、

 現実に発展させてきた。

 日本一の教団にし、

 世界中に平和と友好の道を

 広げてきたのである。(拍手)

 

 始まりは、「一人の青年」である。

 

 戸田先生は、

 それはそれは真剣であられた。

 青年を愛し、

 自分の命以上に青年を大事にした。

 弟子を大事にした。

 若き後継ぎを大事にしていかれた。

 「青年を大事にし、育てたところが勝つ」

 ――本部をはじめ、

 学会総体として、

 この絶対の方程式を忘れてはならない。

 青年部に受け継いでもらい、

 戦ってもらう以外に、

 広宣流布の道はないからだ。

 

 「青年を育てる」

 「青年を訓練する」

 「青年を立派な指導者にしてみせる!」

 ――こういう決心で、

 先輩の皆さんは進んでいただきたい。

 

 そして、青年部の諸君、よろしく頼む!

 

2005.1.7第四十五回本部幹部会、婦人部幹部会他

 

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2022年3月18日

第1938回

 若さは力である

 がっちりと「核」をつくれ!

 

青年の結集が勢いに!

 

 まず、がっちりと「核」をつくれ

 若さは力である。

 さらに陸続と、新しい青年を育てたい。

 若いメンバーを大切にしたい。

 青年が青年を結集し、

 前進しているところには、

 めざましい勢いがある。

 

 ″若い力で変革の波を起こそう!

 自分たちの新しい世界を開こう!″

 ――こうした革命児の気概は、

 青年にとって重要である。

 

 青年ならば、

 大いなる理想を持つことだ。

 そして、その理想に向かって、

 全力で戦っていくことである。

 

 青年部のリーダーは、

 ″わが地域に、日本一の男子部をつくろう!″

 ″日本一の女子部をつくろう!″

 という情熱を持っていただきたい。

 情熱あるところ、

 必ず道は開けていくからだ。

 

 若いメンバーを育成するには、

 まず「会う」ことである。

 そして「語る」ことである。

 さらに、「一緒に行動する」ことである。

 ときには、

 ともに食事をしたり、

 お茶を飲んだり、

 そういうなかで励ましていくことも大切である。

 

 初めは人数が少なくても、かまわない。

 大切なのは、

 「核」をがっちりとつくることである。

 最初からいっぺんに、

 大勢を相手にしても、

 確固たる人材群を築くことはできない。

 十人くらいで、

 しっかりと「核」を固めていく。

 そして今度は、

 その一人一人が、

 新しい十人の人材を糾合する

 ――そのようにして、

 広布の人材を育成し、

 拡大していくのである。

 

 拡大の目標を決めたならば、

 断じてそれを達成していくことだ。

 口先だけで実行を伴わないのは、観念である。

 仏法は、観念論ではない。

 現実に、どれだけ人材を育てたか。

 どれだけ正義の連帯を広げたか。

 その「結果」が重要なのである。

 

 戸田先生は、

 広布の本陣で戦うリーダーに、

 よく言われていた。

 「君たちは、

 広布の本陣中の本陣の闘士だ。

 これほど尊い、

 これほど偉大な使命はない。

 最高の誇りと、

 最高の責任と、

 最高の生きがいを持っていくのだ」

 

 さらに

 「力を持て!

 戦って勝て!

 全軍が勝利の方向に進めるよう、

 模範となっていけ!」

 と徹して指導されていた。

 

 本陣のリーダーが怠けていたり、

 のんびりしていれば、

 じつに厳しく叱られた。

 同志は皆、厳しい現実と格闘しながら、

 一生懸命、広布に尽くしてくださっている。

 それなのに、

 リーダーが先頭に立って

 戦わないのはとんでもない、

 と激怒された。

 

 みずから動きもせず、

 苦労もせずに、

 組織のうえにあぐらをかいて

 威張るような幹部が増えたら、

 学会は根っこから腐ってしまう。

 そう真剣に危慎されていた。

 ゆえに戸田先生は、

 最高幹部に対して、

 まことに厳しく指導しておられたのである。

 皆さまもまた、

 みずからの使命と責任を深く自覚してほしい。

 決意も新たに、

 勇んで、はつらつと、

 広布のために率先して戦い、

 同志の方々に尽くしていただきたい。

 

2005.3.25全国代表者会議

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2022年3月13日

第1933回

青年よ 平和の地球ほしを築け

 

 

 創価の大理想は、

 世界の平和である。

 民衆の安穏であり、

 人類の幸福だ。

 それを、

 我らは広宣流布と呼ぶ。

  

 学会家族の

 前進の大目的は、

 全人類の幸福と、

 地球の平和という

 遠大にしてロマンあふれる

 ドラマの実現だ。

 これは、師から弟子へ、

 親から子へ、

 世代から世代へと

 語り継がれ、

 受け継がれていく

 大叙事詩である。

  

 世界を変えるのは、

 青年の行動である。

 何度、倒れようとも、

 また、たくましく

 立ち上がって

 挑戦し抜いていく

 不退転の行動力である。

  

 世界第一の信仰を持ち、

 「平和の地球ほし」の

 未来を創るという、

 人間として

 最も尊き使命に生きる

 創価の青年たちこそ、

 人類の希望である。

  

 青年のスクラムは、

 未来を守る

 平和の城塞となる。

 ゆえに、全精魂を注いで

 青年を育成するのだ。

 青年を育むことは、

 希望を育むことだ。

  

 「3・16」――それは、

 世界中の創価の青年が、

 民衆の勝利と

 平和の建設という

 価値創造へ、

 誓願に燃え立つ日である。

  

 地上から「悲惨」の二字を

 なくしたい――

 これが恩師・戸田先生の

 熱願であり、

 我ら師弟の

 立正安国の使命である。

 「立正安国」とは、

 何よりも尊厳な生命を、

 暴力的に侵し、

 奪い去るものとの

 戦いでもある。

 民衆の目から

 悲嘆や絶望の涙を拭い、

 幸福と平和の世界を創る

 大挑戦なのだ。

 

2022年3月13日「四季の励まし」

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2022年2月1日

第1887回

青年よ世界の指導者たれ

(2)

 

自分も世界の指導者に育つのだ!

 

 しかし、人びとは、ようやく世界を意識し始めてはいたものの、世界の平和をいかにして築くか、世界のために青年が何をすべきかといった問題については、それを示す人は誰もいなかったといってよい。

 

 そのなかで、山本伸一の巻頭言「青年よ世界の指導者たれ」には、学会の青年のなすべきことが、明確に示されていた。しかも、一部の特定の青年への呼びかけではない。すべての青年部員に、世界の指導者たれと訴え、その具体的な方途を明らかにしているのだ。そこには、伸一の仏法者としての哲学があり、確信があった。

 

 世の中は、次第に学歴社会になり、有名大学の出身者でなければ、社会のリーダーたり得ないかのような考えが定着しつつあったが、彼は、そんな幻想にとらわれることはなかった。本来、なんのための大学なのか。それは、自分の出世のためでも、名誉のためでもない。

 

 伸一は、たとえ、いわゆる〝いい大学〟を出たとしても、身につけた学問を人のため、社会のために生かしていく、使命感と責任感のない人間を、決して有為のリーダーと認めることはできなかった。

 

 知識や学力が大切であることはいうまでもない。

 しかし、学歴イコール知識・学力ではない。

 ましてや、学歴イコール人間の能力ではない。

 指導者には、知識・学力は必要ではあるが、

 同時にそれを生かす知恵こそ、不可欠である。

 また、勇気、信念、情熱、行動力の有無も、

 重要なポイントとなる。

 さらに、何よりも、他人を思いやる心や、

 自分を律する力など、

 人格、人間性の輝きといった事柄が、

 求められていかねばならない。

 そして、それは、

 その人のもつ思想、哲学と不可分の関係にある。

 

 御聖訓には「持たるる法だに第一ならば持つ人随つて第一なるべし」(御書四六五㌻)と仰せである。

 

 伸一は、

 本来、学会の青年たちが、

 等しく世界の大指導者になる可能性を

 秘めていると確信していた。

 この巻頭言は、電撃のごとく、

 創価の青年の胸を打った。

 〝自分も世界の指導者に育つのだ!〟と、

 青年たちは決意した。

 「志」という大成長の種子が、

 若き生命の大地に植えられていったのである。

 

<新・人間革命> 第8巻 宝剣 121頁~122頁

 

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2022年1月31日

第1886回

青年よ世界の指導者たれ

(1)

 

<青年の成長こそ、世界平和への前進>

 

 さらに彼は、いよいよ「本門の時代」を迎えるにあたり、男子部の結成十二周年にあたる七月十一日を記念して、新しい指針を書き始めた。

 タイトルは「青年よ世界の指導者たれ」である。

 

 彼のペンは走った。

「新しき世紀の指導者は、

 我が学会青年部である。

 戸田前会長の叫ばれた『青年よ国士たれ』とは、

 青年よ日本の指導者たれ、

 しかして、世界の指導者たれ、との言である。

 

 青年部の根本指針は、

 恩師の青年訓、

 国士訓に明確であり、

 これを行動の原理として実践していくことは当然である。

 

 新しき青年部は、

 さらに世界的視野に立ち、

 幅広く立体的な活動を展開し、

 各界において有為なる人材、

 一流指導者として巣立ちいかねばならない」

 

 そして、「全人類の福祉」と「世界平和」に寄与することを、

 青年部の目標として掲げたのである。

 

 次いで、

 時代の行き詰まりの根源に、

 指導者自身の行き詰まりがあると喝破し、

 新しき指導理念、

 新しき指導者が待望されていると訴えた。

 

「今こそ我ら若き革命児が、

 最高の指導理念を奉じて、

 世界平和のため、

 先駆となって立ち上がるべき時である」

 

 そして彼は、

 革命児たる青年部の具体的実践として三指針を示した。

 

 すなわち、

 第一に「御本仏日蓮大聖人の大仏法における厳格なる信行学を確立すべきである」。

 第二に「理想は高く、現実は、あくまでも堅実に、一歩一歩力強く進まなければならない」。

 第三に「同志の団結である」。

 

 その際、第二の指針について、

「大志を抱いて世界の指導者たらんものは、

 第一歩として、

 その職場において、その境遇において、

 常に勝利者たれと叫ぶものである。

 青年時代は、

 人生の土台を築く時である。

 土台は深く堅固でなければならぬ。

 また、威厳寛容礼儀そなえた青年として、

 成長されんことを望むものである」

 と、強い期待を述べた。

 

 さらに、第三の「団結」については、

「青年部の団結こそ、

 永遠の絆であり、

 民衆救済の命綱である

 ことを瞬時も忘れてはならない」

 とも強調している。

 

 伸一のペンは躍った。

「青年部の成長は、我が学会の前進である。

 学会の前進は、日本の前進である。

 すなわち、

 我々の成長こそ、世界平和への前進である

 ことを強く確信すべきである」

 

 結びの言葉は、こうつづられていた。

 「『種種御振舞御書』にいわく『妙法蓮華経の五字・末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に日蓮さきがけしたり、わたうども二陣三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ天台・伝教にもこへよかし』(御書九一〇㌻)と。

 一閻浮提とは、世界の異名である。

 世界の全民衆、全民族の幸福と平和のため、

 絶対に犠牲や破壊のない、

 地球民族主義の旗印のもと、

 一閻浮提の広宣流布目指して、

 勇敢に進みゆこうではないか」

 

 伸一の青年への熱き思いがほとばしり、瞬く間に原稿はできあがった。

 この「青年よ世界の指導者たれ」は、『大白蓮華』の八月号の巻頭言として掲載されることになるが、青年部員の眼を大きく世界へと開き、指導者への自覚を促す、精神の暁鐘となったのである。

 

<新・人間革命> 第8巻 宝剣 118頁~120頁

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2022年1月26日

第1880回

青年にとって大事なこと

 

<何があっても、自らを卑下せず、

楽しみながら、無限の可能性を開いていくこと>

 

 車から降りると、元気な青年たちの笑顔に取り巻かれた。そのなかに、見覚えのある、何人かのメンバーがいた。伸一が一年前に高崎を訪問した折、若き中堅幹部として、会場の整理役員をしていた男子部員であった。彼は、その時、わずかな時間であったが、会場の前で、役員の青年たちと語り合ったのである。

 

 ──あの日、

 二十人ほどのメンバーがいたが、

 背広を着ている人は数人にすぎなかった。

 たいていはジャンパー姿で、

 背広を着ていても、

 靴はズックという人もいた。

 仕事も、小さな町工場に勤めている人が多く、

 皆、生活はかなり苦しそうであった。

 

 しかし、彼らは、

 広宣流布の使命を自覚し、

 法のため、人のため、社会のために

 戦う誇りに燃え、生き生きとしていた。

 

 伸一は、その健気な姿に心を打たれた。

 

「かつて、私は貧しいうえに病弱で、

 人生とは何かに、思い悩んでいました。

 しかし、信心に目覚めることによって、

 すべてを乗り越えて来ました。

 皆さんの未来にも、

 必ずや無限の栄光が待っています。

 どこまでも信心を貫き、

 悠々と苦労を乗り越え、

 職場の第一人者として

 胸を張ることのできる、

 ”信頼の柱”になってください。

 

 青年にとって大事なことは、

 どういう立場、どういう境遇にあろうが、

 自らを卑下しないことです。

 何があっても、楽しみながら、

 自身の無限の可能性を開いていく

 のが信心だからです。

 もし、自分なんかだめなんだと思えば、

 その瞬間から、自身の可能性を、

 自ら摘み取ってしまうことになる。

 未来をどう開くかの鍵は、

 すべて、現在のわが一念にある。

 今、張り合いをもって、

 生きているかどうかです。

 今日は、皆さんの新しい出発のために、

 私が青春時代に、

 未来への決意を込めてつくった詩を、

 贈りたいと思う」

 伸一は、こう言うと、

 自作の詩を披露した。

 

  希望に燃えて 怒濤に向い

  たとい貧しき 身なりとも

  人が笑おが あざけよが

  じっとこらえて 今に見ろ

 

  まずは働け 若さの限り

  なかには 侮る者もあろ

  されどニッコリ 心は燃えて

  強く正しく わが途進め

 

  苦難の道を 悠々と

  明るく微笑み 大空仰ぎゃ

  見ゆる未来の 希望峰

  ぼくは進むぞ また今日も

 

 伸一は、青年たちに視線を注ぎながら言った。

つたない詩ですが、若き日の私の心です。

 皆さんも、同じ思いで、

 どんなに辛いこと、

 苦しいことがあっても、

 決して負けずに、

 大指導者になるために、

 堂々と生き抜いてください。

 皆さんの青年時代の勝利を、

 私は、心から祈り念じています」

 

 こうして励ました青年たちが、

 この日の高崎支部の結成大会に、

 一段と成長した姿で、

 伸一の前に集って来たのである。

 青年の成長こそ、

 伸一の最大の希望であり、

 最高の喜びであった。

 

<新・人間革命> 第4巻 凱旋 80頁~83頁

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2022年1月13日

第1862回

青年を大切に!

発展の推進力は青年

 

 私が戸田先生と出会ったのは、

 十九歳のときであった。

 戸田先生は、若き私を、

 ダイヤモンドのごとく

 大切にしてくださった。

 その大誠実の心にふれて、

 私も、立ち上がったのである。

 

 リーダーは、

 若い人を「使う」のではなく、

 若い人のために「動く」ことである。

 

 未来を担う若い人を、

 とりわけ女子部(女性部)を、

 最大に尊敬し、

 心から大事にしていくことである。

 それでこそ青年は、

 無限の力を発揮していく。

 

 青年を、こよなく愛した文豪ユゴー。

 フランスの「ヴイクトル・ユゴー文学記念館」では、

 一九九一年のオープン以来、

 来館者数が、

 まもなく二十万人を突破する。

 関係者の皆さまに、心から感謝したい。

 

 ユゴーは語った。

 「強き者とは正しき者」である、と。

 (『追放』前、神津道一訳、

 『ユゴー全集』9所収、ユゴー全集刊行会)

 

 青年は、

 正義を貫く強さがなくてはいけない。

 一騎当千の力ある人材を、

 さらに育成してまいりたい。

 

 また現在、

 創価教育出身の俊英が、

 欧州各国でリーダーとなり、

 平和と文化と人道の連帯の要

 となって活躍していることも、

 よくうかがっている。

 これほど、うれしいことはない。

 

 「学会の発展の推進力は青年なり!」とは、

 戸田先生の叫びであった。

 青年は光!

 青年は希望!

 未来は青年の手にある。

 青年部の大成長を皆で祈り、

 皆で支え、全力で応援してまいりたい。

 

2006年1月7日 欧州代表協議会

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2021年12月24日

第1840回

青年ならば

力を出しきれ!

 

 きょうもまた、

 戸田先生のご指導を紹介したい。

 先生のお言葉は、

 分かりやすい表現のなかに、

 じつに深い真理が込められている。

 そうした言々句々を、

 私はすべて遺言と思って受け止め、

 生命深く刻み込んだ。

 

 戸田先生は、

 ある青年に、こう言われたことがある。

 「若い時代は、

 自分の力を出しきって働いていくのだ。

 それが青年の生き方だ。

 何でも大いに苦労し、

 自分で地盤を築いていくのだ

 苦労を避けてはいけない。

 要領よくやって、

 楽をした人間は、

 必ず敗北していく。

 

 青年ならば、

 あらゆる課題に真正面からぶつかり、

 自分の力をぎりぎりまで出しきって戦うことだ。

 手ぬきなどせず、

 苦労を重ねることだ。

 そうでなければ、

 本物の力はつかない。

 

 先生はよく、

 「幹部は先頭に立て」と言われていた。

 臆病な人間、

 ずるい人間であっては、

 「先頭に立つ」ことはできない。

 皆の先頭に立ってこそ、

 人々の模範となり、

 安心してもらえる存在となれる。

 

 また先生は、

 新任の幹部に対して、

 「学会をよくするためには、

 どんなことでも

 勇気をもって言いきっていきなさい」

 と指導され、

 上の人間に対しては、

 「そうした意見をよく聞いてあげなさい」

 と言われていた。

 

 皆が何でも言い合えるような

 雰囲気の組織は、

 必ず発展する。

 

2006年3月24日各部合同協議 

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2021年11月19日

第1790回

"田原坂"

蚤にくわせて なるものか!

 

<つまらないことで自分に傷をつけてはならない>

 

 しばらくすると、支部の幹部が訪ねて来た。彼の部屋で炬燵を囲んで懇談が始まった。

 男子部の幹部が伸一に質問した。

 「私は、現在、自動車の整備の仕事をしており、学校は国民学校を出ただけで学歴がありません。そんな私が男子部の幹部として指揮をとれるのか、不安なんです」

 伸一は、厳しい視線を向けた。

 「人間は実力だ。学歴がなんだというんです! 自動車の整備士として、油まみれになって働いて、その仕事で、みんなの模範になればいいんです。職種は違っても、信心を根本にして社会の勝利者になった体験は、万人に通じます。

 同志は、幹部の信心について来るんです。人柄について来るんです。背伸びをして、見栄を張る必要はいっさいありません」

 民衆のなかから、民衆のリーダーを育み、民衆が社会の主人となる〝民主の時代〟を開く──そこに、人類の進むべき、革新の道がある。

 伸一は、身を乗り出すようにして青年に語った。

 「学歴がないからと、卑屈になるのではなく、自分らしく、自分のいる場所で頑張ることです。それが人生の勝利の道です。

 私も、戸田先生の下にあって、夜間の学校を、途中でやめざるをえませんでした。学歴がないことは恥でもなんでもない。しかし、学ばないことは卑しい。勉強しないことは恥です。私も毎日、勉強している。一日に二十分でも、三十分でもよい。寸暇を惜しんで読書し、勉強することです。その持続が力になる。

 君も実力を蓄え、本当に力ある民衆のリーダーになっていくんだよ。今日は、君の栄光の未来への出発のために歌を歌おう」

 伸一はこう言うと、自ら「田原坂」を歌い始めた。

 

 〽雨はふるふる 人馬はぬれる

  ………… …………

 

 一番を歌い終わると、伸一は言った。

 「みんなで歌おう!」

 皆が唱和した。

 

 〽天下取るまで 大事な身体

  蚤にくわせて なるものか

 

 歌い終わると、伸一は、質問した青年を見つめた。

 「君も、偉大な使命をもった大事な人なんだ。大切な体なんだ。だから、病気になどなってはいけない。健康に留意し、体を鍛えていくのだ。

 また、金銭や酒、あるいは異性との問題など、つまらないことで自分に傷をつけてはならない。『蚤になど、食わせるものか!』という思いで、生きていくんだよ

 青年は、感無量の表情で頷いた。

 

<新・人間革命> 第2巻 勇舞 231頁~234

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2021年11月10日

第1779回

青年部の友へ

君と私は広宣流布の同志だ!

 

 君と私は

 広宣流布の同志だ。

 君と私は

 人生の目的が

 一致した親友だ。

  

 そして

 君と私は

 生死を共にした

 不滅の価値ある

 歴史を創出しゆく

 人間主義の同志だ。

  

 断じて

 私は戦う

 平和のために!

 君も不退転で

 断じて

 勝利のために

 共に戦いたまえ!

  

  

 大切な君よ

 今日も勝利の

 喜びの笑みを持て!

 勝利の夢を持て!

  

 そして

 希望の朝の黎明の

 あの荘厳なる彼方を

 目指せ!

 決して

 憂鬱になるな!

 決して

 落胆する心になるな!

  

 どこまでも

 いついつまでも

 「勝利」と「幸福」を

 胸に抱きながら

 君の瞳が

 明るい炎に

 燃え上がるごとく

 明確に戦い進むのだ。

  

  

 未来の君の姿は

 今にあるのだ。

 永遠に未来の生命の

 君の姿は

 今世の戦いの中に

 決まるのだ。

 これが仏法である。

 これが人生の法則だ。

  

 この生きゆく社会は

 生命の峻厳なる

 戦いの決戦の舞台だ。

 なれば 君よ!

 一時の勝敗に

 左右されるな!

 一時の苦しみや悩みに

 動ずるな!

  

 最終絶対の勝利の

 獲得のために

 強固なる不変の魂を

 持ち続けることだ。

 それが

 真実の信仰だ。

  

 それは

 人のため

 社会のため

 大法のために尽くし

 貢献しゆかんとする

 善の行為の

 蓄積にあるのだ。

  

  

 君よ

 勝つのだ!

 そして

 人生の尊貴なる高座に

 登るのだ!

  

 君よ

 いかなる苦悩が

 襲いかかっても

 君の力ある確信で

 悠々と乗り越えたまえ!

  

 君の心には

 広大なる

 勝利する権利の魂が

 強く正しく

 名刀のごとく

 光っていることを忘れまい。

  

 君の人生の源泉を

 絶対に毒されてはならない。

 君よ

 強くなれ!

 弱さは不幸である。

  

 常に

 勝利の調べを高めていく

 人生であれ!

  

 いかなる

 激痛を与える非難も

 断固として跳ね返し

 大きな勝利への旅路を

 今日も続けたまえ!

 

池田先生の提案で開催された、広布第2幕の全国青年部幹部会。第9回となった2008年6月の集いでは、「青年が成長すれば、学会の勝利は間違いない」と、万感の期待を寄せた。栄光のVサインを高く掲げて(東京牧口記念会館で)

 本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介します。第15回は、男女青年部の結成50周年を記念して詠んだ「わが同志に捧げる詩」(2001年)です。

 

2021年11月10日〈桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進〉

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2021年11月5日

第1771回

世界(日本)を救うのは

創価学会青年部以外にない!

 

"魂のバトン"は青年部に

 

 表彰が終わり、最後に、伸一が演壇に上がった。彼は、青年たちへの敬意と期待を込めて、語り始めた。

 「口で平和を論じ、幸福を論ずることは容易であります。しかし、仏法という生命の大哲理のもとに、現実に自身の幸福を打ち立てながら、友も、社会も、国も、人類も幸福にしている団体は、わが創価学会以外に断じてありません。

 戸田先生は〝青年は国の柱である〟と言われ、心から青年に期待をかけておられました。日本の現状を思う時、真実の柱となって日本を救うのは、日蓮大聖人の仏法を、慈悲の哲理を奉持した創価学会青年部以外にないと断言しておきたい。

 私は約十年間にわたって戸田先生に仕え、広宣流布の精神と原理と構想とを教えていただき、広布のバトンを受け継ぎました。

 私は先生の弟子として、その〝魂のバトン〟を手に、人類の幸福と平和のために、力の続く限り走り抜いてまいる決心でございます。そして、私が『広宣流布の総仕上げを頼むぞ』と、最後にそのバトンを託すのは、ほかならぬ青年部の諸君であります。

 私は、皆さんが東洋へ、世界へと、広布の走者として走りゆくために、先駆となって、道を切り開いていく決心です。願わくは、私の意志を受け継ぎ、生涯、人びとの幸福のため、平和のために生き抜いていただきたい。

 また、各家庭にあっては両親を大切にし、社会にあっては職場の第一人者となり、支部にあっては年配の方々を優しく包み、周囲の誰からも信頼される青年に育っていただきたいのであります。

 諸君が、日本、東洋、全世界の人びとの依怙依託となられんことを心から念願して、あいさつに代える次第でございます」

 すべて伸一の率直な真情であった。短いあいさつを終えると、爆発的な拍手が起こった。

 彼は、ふとスタンドの彼方を見上げた。青空に鳩の群れが舞っていた。

 空に道は見えない。しかし、空を行く鳥はそれを知っている。伸一の目には、未来へと伸びる広宣流布の一本の道が、金色の光を放って輝くのが見えた。

 

<新・人間革命> 第2巻 錬磨 172頁~173頁

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2021年10月17日

第1746回

創価学会の青年こそ

最高の哲学を持った世界的指導者

 

<妙法は世界の一切の思想を指導する最高の哲学>

 

 戸田は、こう語り始めながら、青年の本質を突いていった。そして、釈尊やキリストの教えを流布したのも、また共産主義を弘めたのも、青年の意気と力であり、これが世界の歴史を変革させた原動力であった、と強調した。

 さらに、敗戦日本の宿命を思い、これをどう変えていくかを考える時、今後は、仏法によって社会を建設する以外にないことを力説したのである。

 彼は、次に科学と宗教に論及し、仏法は、生命の因果の理法を説き示した大哲理であることを明らかにしていった。

 「科学と真の宗教は、決して相反するものではない。人間を幸福にするには、どうしたらよいか──それを探究した生命哲学の最高峰の大法理が、ここにあるんです。

 これを生活にどう活用し、いかに宿命を打破するか、それが宇宙の本源力の縮図である御本尊であります。ですから御本尊は、われわれを幸福にする〝機械〟といってよい」

 大胆な断定から、彼は、社会の二大思想の潮流に挑戦するかのように、こう言葉を結んでいった。 「最後に、政治、経済と、諸君の立場について言っておこう。資本主義か、共産主義か、という問題があります。私の立場からすれば、どちらでも自由です。これらは一分科にすぎない。つまり、政治と経済の面からのみ人類に幸福を与えるだけです。

 幸福になるための、根本の哲学は生命哲学です。私たちは、これらの主義より一歩上の次元に立つ大哲学によって、世界を指導するのです。われわれの哲学は、共産主義や資本主義と相並ぶ同格の哲学ではありません。これら世界の一切の思想を指導する、最高の哲学であります。したがって諸君は、既にして世界的指導者なのであります。

 以上四項目について述べましたが、これが世界に対する私の第一回の発言です。どうか、しっかりやってもらいたい」

 男子青年部第一回総会は、創価学会青年部としての烽火を、天高く上げたといってよい。

 青年部員は、戸田城聖から、この日、「諸君は、世界的指導者なのだ」と、使命を胸中深く刻印されたのであった。青年の誇りが、ここに生まれたのである。この自覚と誇りにふさわしい自己の研磨と顕現こそ、その青年の生涯を崇高ならしめるものだ。

 だが、それには、純粋にして強盛な信心の持続が、欠くことのできぬ前提であることを、青年たちは、いやでも悟らざるを得なかった。また、これを戸田城聖から見るならば、広宣流布への戦いの弛みない持続のためには、彼の信頼する青年たちの情熱と、意気と、力とを、必要としたのである。

小説<人間革命> 第7巻 原点 120頁~122頁

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2021年7月28日

第1724回

青年よ!

青空へ伸びゆけ

 

 

 青年は、希望の旭日だ。

 いかなる暗闇も

 鮮烈に打ち払う。

 青年は、正義の宝剣だ。

 いかなる邪悪も

 厳然と断ち切る。

 青年は、勝利の旗印だ。

 いかなる激戦も

 断固と勝ち開く。

 わが創価学会には、

 この若き熱と力が

 沸騰している。

  

 青春時代は、

 失敗も財産だ。

 苦労が宝になる。

 うまくいかなくても、

 くよくよせず、

 また挑戦すればいい。

 「当たって砕けろ」の心意気で、

 勇気を持って、

 臆さずに挑むのだ。

 限界の壁を破るのが、

 青年の特権だ。

  

 若さとは、

 「動く」ことである。

 知恵を振り絞り、心を働かせ、

 何かを為すことだ。

 どんな境遇にあっても、

 何とかしようという

 挑戦の心を忘れないことだ。

 その人の生命は若い。

  

 妙法は、永遠の若さだ。

 若さとは、

 何ものにも屈せざる力だ。

 雨が降ろうが、風が吹こうが、

 晴れ渡る青空をめざして

 伸びゆく力だ。

 若さとは、

 何ものも恐れぬ魂だ。

 いかなる壁にも怯まず、

 雄々しく突き破り、

 乗り越える大闘争心だ。

  

 キーワードは「友情」である。

 主役は「青年」である。

 「仲良くしよう」という

 心を広げ、

 新たな“時”を創るのだ。

 青年が自らの行動で、

 青年を糾合するのだ。

 目の前の友と語らい、

 友情を結ぶ。

 最も地道で

 最も確実な平和の王道が、

 ここにある。

 

2021年7月25日〈池田大作先生 四季の励まし〉 

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2021年1月31日

第1706回

恐れなく進め、わが青年よ

 

 青年は、未来の希望だ。

 青年が情熱の炎を燃やし

 理想に生きる

 社会の前途は、

 大きく開けていく。

 青年が時代を創る。

  

 青春時代は、

 「決意の根」を

 鍛え上げる時である。

 じっとこらえて

 「今に見よ!」と、

 負けじ魂で決心と挑戦を

 繰り返した人が、

 栄光の未来を

 勝ち取ることができる。

  

 世界広布の流れは

 間違いなく進んでいる。

 それも急速に!

 ならば、我らは

 変化を厭うのではなく、

 若人を先頭に、

 現在の変化の中に、

 「人間の幸福と

 平和のために」という

 立正安国の精神性を

 打ち込んでいきたい。

  

 今日ほど

 青年の熱と力の糾合が

 待望されている

 時代はあるまい。

 わが青年部が、

 満を持して、

 今再びの「拡大」に

 挑む時が来たのだ。

 それは、人間革命による

 自らの境涯の拡大である。

 また、勇気の対話による

 友情と仏縁の拡大である。

  

 「師匠のために」と思えば、

 勇気百倍、

 無限の力がわいてくる。

 この無上の人生を

 与えられたことに、

 報恩感謝は尽きない。

 妙法は不老不死であり、

 わが師弟の誓いも

 不老不死である。

 だから

 幾十星霜を重ねようが、

 常に若々しく

 生き抜いていける。

  

 仏法には、何一つ、

 失われるものはない。

 すべての行動が、

 すべての誓いが、

 最後は幸福と勝利へと

 結実していくからだ。

 君よ、動ずるな!

 君よ、恐れるな!

 そして、君よ、

 大胆不敵に

 人生を生き抜き給え!

 

2021年1月31日〈池田大作先生 四季の励まし〉 

 

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2020年9月10日

第1693回

「未来は昔の未来にあらず」

「核兵器の禁止と廃絶」を21世紀の基軸に、

青年による「行動の連帯」を!

 

<中心軸こそ、わが創価の青年>

 

 若き世界市民の英知を結集する、新時代の青年不戦サミット、おめでとう! 異体を同心とする日本全国、さらにイギリス、マレーシアの俊才の皆さん、誠に御苦労さまです。

 戦後75年の節目を迎える中、世界は今、気候変動に伴う猛烈な熱波などの異常気象に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の試練に直面しています。その深刻な打撃は、経済や医療、教育や文化など、あらゆる分野に及び、多くの人々の生命と生活と尊厳とを脅かしています。

 この危機的な状況下にあって私が思い起こすのは、ローマクラブの創設者であるペッチェイ博士が述べられていた「未来は昔の未来ならず」(大来佐武郎監訳、読売新聞外報部訳『未来のための100ページ――ローマ・クラブ会長の省察』読売新聞社)との警句です。

 ――すなわち、人類の歴史は数々の変化を経てきたものの、現代に至るまでは、変化のペースがある程度、予想が立つ状態が続いてきた。しかし、グローバル化が急速に進み、さまざまな問題が絡み合って複合化するにつれて、変化の様相を見通すことは困難になってしまった。

 その結果、どの国であっても「同じ運命へ向かって押し流されてゆく」ことは避けられず、軍事力、経済力などを持ちあわせている超大国にしても、「これに抗することはできない」(前掲書)と、警鐘を鳴らされていたのです。

 それゆえに、博士が“希望の未来”を託されていたのが、青年でありました。

 一人一人の人間には、「悪化しつつある人類の状態を是正するために発揮し、活用することのできる資質や能力が、本然的に備わっている」のであり、その最大の担い手が、青年による「行動の連帯」であると期待されたのであります。

 まさに今、人類の危機を乗り越えるために、国と国との垣根を越えた「行動の連帯」を築くべき待ったなしの局面を迎えているといってよいでしょう。そして、その中心軸こそ、わが創価の青年であると、私は確信してやみません。

 なかんずく、皆さんがICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)などと協力して、国際的な機運を後押しする中で採択された核兵器禁止条約が、あと6カ国(6日現在)の批准で発効される段階まで前進してきたことを共に喜び合い、さらに支持したいと思います。

 日蓮大聖人は、「自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり」(御書761ページ)と仰せになられました。世界を覆う不安と分断の闇も、青年による智慧と慈悲の喜びの光を放つことこそが、遠回りのように見えて、最も確かな、自他共の幸福の未来を開くことを、私は皆さんと高らかに宣言したいのであります。

 本日のサミットを新たな誓いの場として、戸田先生が遺訓の第一とされた「核兵器の禁止と廃絶」を21世紀の基軸に据えゆく皆さんの「行動の連帯」が、いやまして広がりゆくことを念願し、私のメッセージといたします

 

2020.9.10聖教新聞2面青年不戦サミットへのメッセージ

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2020年7月1日

第1687回

青年の心で価値ある人生を

 

 青年とは先駆者である。

 挑戦者である。

 開拓者である。

 すでに、

 でき上がった土台の上に、

 自分が

 花を咲かせるのではない。

 人のため、社会のため、

 あとに続く

 後輩たちのために、

 自分が礎となる――。

 この青年の

 誇り高き闘魂によって、

 道なき道が開かれる。

  

 価値ある人生、なかんずく

 「価値ある青春」を

 開くもの――。

 それは「今まで、

 どうであったか」ではない。

 「これから、

 どう生きるか」。

 この力強い

 前向きの一念である。

 そこに勝利の道がある。

 今の自分を超える労作業に

 絶えず挑戦していく。

 その「向上する心」にこそ、

 青年の魂がある。

  

 青年の力は無限である。

 たとえ

 逆境に突き落とされても、

 ピンチを

 チャンスに変える。

 最後に勝つ

 ドラマをつくる。

 それが青年の強さである。

 偉大な使命に生き抜けば、

 偉大な自分を

 築いていける。

  

 青年の証しとは何か。

 それは年齢ではない。

 年老いても

 「心は青年」の人がいる。

 心が生きているか

 死んでいるか。

 わが胸に

 「戦う心」が燃えているか

 どうかである。

  

 さあ、いよいよ、

 太陽輝く7月へ!

 躍動する「青年の月」へ!

 偉大なる創価の師弟は、

 断固と全てに

 勝ちまくっていくのだ。

 人類の幸福と平和という、

 世界広宣流布の

 大願を高く掲げ、

 さらに壮大なる

 創価の「師弟の物語」を、

 来る日も来る日も、

 綴り築こうではないか!

 

2020年6月28日〈池田大作先生 四季の励まし〉

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2020年5月26日

第1677回

青年を糾合せよ

 

<まずは題目からでもかまわない>

 

 青年の糾合こそ、あらゆる団体の発展の方程式である。心広々とスクラムを広げていきたい。

 新しい青年に、最初から完壁に勤行・唱題をといっても、むずかしいかもしれない。まずは題目からでもかまわない。一遍の題目にも無量の功徳があると、大聖人は仰せである。要は、信心の確信を伝えることである。

 青年がいなければ、未来はない。師弟も、正義も、勝利も、すべて観念になってしまう。大切な広布の戦に負けてしまう。青年を仲間に!――学会は、これで未来を開こう!

 

2006.3.9第五十八回本部幹部会、全国壮年部幹部会、第三回九州総会

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2020年5月22日

第1673回

『青年訓』

 

 <新しき世紀を創るものは、

青年の熱と力である。>

 

 吾人らは、政治を論じ、教育を勘うる者ではないが、世界の大哲・東洋の救世主・日本出世の末法御本仏たる日蓮大聖人の教えを奉じ、最高唯一の宗教の力によって、人間革命を行い人世の苦を救って各個人の幸福境涯を建設し、ひいては、楽土日本を現出せしめん事を願う者である。

 

 この事業は、過去においては釈迦の教団が実行し、近くは日蓮大聖人の教団が、勇ましく戦ったのである。

 釈迦教団の中心人物たる舎利弗にせよ、阿難にせよ、皆若き学徒であった。

 日蓮大聖人の門下も、また、皆若き学徒によって、固められていたのである。

 日興上人は、大聖人より24歳も若く、日朗もまた、21歳の年の開きを持っていた。

 西より東に向かった仏教も、青年によって伝承せられ、東より西に向かう大聖人の仏法も、青年によって基礎づけられたのである。

 

 吾人らは、この偉大なる青年学徒の教団を尊仰し、同じく最高唯一の宗教に従って、人間苦の解決・真の幸福生活確立・日本民族の真の平和・苦に没在せる東洋の浄土化を、弘宣せんとする者である。

 

 諸兄らは、この偉大なる過去の青年学徒群と、同じ目的、同じ道程にある事を自覚し、これに劣らぬ覚悟がなくてはならぬ。 霊鷲山会に、共々座を同じうした時、『末法の青年は、だらしがないな』と、舎利弗尊者や大聖人門下の上人方に笑われては、地涌の菩薩の肩書きが泣く事を知らなくてはならない。

 

 奮起せよ! 青年諸氏よ。

 

 闘おうではないか! 青年諸氏よ。

 

 しからば、誰人と、如何なる戦を、吾人らは、為すものであろうか。

 

 第一は、無智の者に永遠の生命を教え、創価学会の本尊の絶対無二なる尊貴を知らしめて、功徳の大海に思うがままに遊戯する、自在の境涯を会得せしむる為に、忍辱の鎧を着、慈悲の利剣を引っさげて戦うのである。

 

 第二は、邪智邪宗の者に、立正安国論の根本義たる、邪宗邪義は一切この世の中の不幸の原因であり、それが為に、諸天善神は国を捨て去り、聖人は所を去って、世は皆乱るるなりと教え、邪智邪宗を飜えす様、智慧の鎧を身に纏い、彼らが執着の片意地を、精進勇気の利剣を持って、断ち切るの戦いである。

 

 第三に、衆生を愛さなくてはならぬ戦いである。 しかるに青年は、親をも愛さぬ様な者も多いのに、どうして他人を愛せようか。 その無慈悲の自分を乗り越えて、仏の慈悲の境地を会得する、人間革命の戦いである。

 

 思考して、吾人は更に、諸兄らの行動について、望む処を持つ者である。

 

 第一に、絶対的確信に満ちたる信仰の境地に立脚し、信行において微動だにする事なく唯一無二の御本尊を、主・師・親と仰ぎ、日蓮大聖人と共に居ますの有難さに溢れ、地涌の菩薩の後身を確信する事である。

 

 第二には、行学に励み、御書を心肝に染め、大聖人の仏法に通達して迷いなく、今は如何なる時かを凝視して、大聖人のみ心を心とし、日興上人のご遺誡を我が命として、努むべきである。

 

 第三に、その行動の態度たるや、真摯にして暴言を用いず、理を尽くして指導の任に当たり、威厳と寛容の姿の中に、邪義、邪宗、邪師に対しては、一歩も退かぬ勇気あるべき事である。

 

 第四には、部隊長及び班長の命を奉じて、学会精神を会得して、同志の士気を鼓舞し、広宣流布大願の中心人物たる事を、自覚せられたき事である。

 しかも、広宣流布の時は近く、創価学会の御本尊流布の機は、今まさにこの時である。

 故に、三類の強敵は、当に現れんとし、三障四魔は勢いを増し、外には邪宗邪義に憎まれ、内には誹謗の声漸く高し、驚く事勿れ、この世相を。

 こは、これ、聖師の金言なり。

 

 されば諸君よ、心を一にして難を乗り越え、同信退転の徒の屍を踏み越えて、末法濁世の法戦に、若き花の若武者として、大聖人の御覚えに愛でたからんと願うべきである。

 愚人に褒むらるるは、智者の恥辱なり。

 大聖に褒むらるるは、一生の名誉なり。

 心してご本尊の馬前に屍を晒さん事を。

 

戸田先生の巻頭言『青年訓』

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2020年4月28日

第1662回

必ず、なんとかしてみせる

 

<青年の使命>

 

 青年は、常に、「皆が、困っている問題は何か」「地域発展のために何が必要か」を考え、柔軟な発想で打開策を探っていくんです。
 不可能だと思ってしまえば、何も変えることはできない。
 “必ず、なんとかしてみせる”と決めて、思索に思索を重ね、何度も何度も挑戦し、粘り強く試行錯誤を重ねていく情熱があってこそ、時代を変えることができる。
 これが青年の使命です。

 

小説『新・人間革命』第30巻〈下〉勝ち鬨

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2020年2月23日

第1643回
 青年とは「誓願に立つ人」

<我々には何一つ、差別はないのである。>

 

 青年には未来がある。
 青年には、
 無限の力がある。
 ゆえに、青年を育成し、
 青年を大事にし、
 青年に
 バトンタッチしていく
 流れを
 着実につくったところは、
 会社も、社会も、国も、
 全部、成功する。
 あらゆる世界で、
 未来を決定づけるのは、
 すべて後継者である。
  
 青年には
 進取の気性がある。
 活力が溢れ、
 柔軟性に富んでいる。
 新しい歴史を開くのは、
 断じて青年だ。
 戸田先生、
 そして私の思いは、
 この青年を愛し、
 信ずる一心である。
  
 先輩は、
 伸びゆく後輩を
 大切にすることだ。
 後輩は、
 先輩のよいところを
 見習って、
 大いに
 力をつけていくことだ。
 全員が
 尊き使命を持った
 地涌の菩薩である。
 全員が偉大なる
 広宣流布の同志である。
 我々には何一つ、
 差別はないのである。
  
 若さは、
 いかなる苦難も
 悩みも失敗も、
 前進の力に変えていける。
 若さには、
 人生の至宝の
 勇気と情熱がある。
 誠実と真剣さがある。
 ゆえに、
 勇敢なる信心で
 偉大な誓願に立つ人は皆、
 青年といってよい。
  
 いよいよ、これからだ。
 心まで老けてはいけない。
 たとえ、年をとっても、
 皆が青年らしく進めば、
 未来は盤石だ。
 日本中、世界中に、
 青年が躍り出ている。
 青年を増やすことが
 広宣流布である。

 

2020年2月23日聖教新聞〈池田大作先生 四季の励まし〉

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2020年1月15日

第1636回
青年が盤石なら次の50年も勝利

 

 これからの一つの重大なポイントは、「青年の育成」である。
 学会の未来は、青年部で決まる。すべては青年部に託していくしかない時代だ。
 これまでの学会の五十年は、戸田先生のもとに集った青年部が広宣流布の一切を担い、切り開いてきた。
 しかし、時代は、大きな転換期に入っている。今の青年部を、皆で真心から激励し、鍛え、育てながら、「新しい力」で「新しい大波」を起こしていくことである。
 大事なのは、青年を信頼し、青年を尊敬し、青年の若い力、若い頭脳、若い息吹、若い考え方を上手に引き出していくことだ。若い人が伸び伸びと活躍できる舞台をつくっていくことだ。その点に、全幹部が総力をあげて取り組んでいっていただきたい。
 青年部が盤石にできあがれば、学会の「次の五十年の勝利」は決まるからである。
 青年部の諸君は、明年、一人ももれなく、最前線に立って戦い、一切の勝利の突破口を開いていっていただきたい。
 広宣流布とは、革命である。戸田先生は「革命は死なり」と、炎のごとく指導された。これが、偉大なる恩師の決心であった。
 私もまた、同じ心で、一人の革命児として生きぬいてきた。
 本当の戦いは、気取りや見栄があってはできない。格好ではない。行動である。執念である。勝つか、負けるかである。


2002.12.25全国最高協議会

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2019年7月7日

第1613回
”青年”

<新しき時代を、新しき挑戦によって開け!>

 

 師弟の月・7月!
 青年の月・7月!
 それは、青年部が
 “創価三代”の精神を継ぎ、
 人類の宿命転換の戦いに
 挑みゆく月である。
 民衆の勝利の大旗を、
 威風も堂々と
 打ち立てゆく月なのだ。

 

 歴史を創るのは人間だ。
 その主役は君自身、あなた自身だ。
 人を頼むな。
 君が、あなたが、
 痛快な創造のドラマを演ずるのだ。
 猛然と立ち上がれ!
 自身の殻を打ち破れ!
 新しき時代は、
 新しき挑戦によって開かれる。

 

 「戦いを起こす」――
 この一点に、
 日蓮仏法の精髄が脈動している。
 戦いがあるから、
 人は自己の建設と、
 境涯を開くことができる。
 戦いがなければ、
 よどんだ水が腐るように、
 自分で自分の成長を止めてしまう。
 ゆえに、どこまでも、月々日々、
 汝自身の戦いを起こし続けよ!

 

 はつらつと戦えば、
 いつも若々しい。
 生命が鍛えられ、強くなる。
 そして、強い人は、
 いっさいを善知識とし、
 勝利と成長の糧にしていける。
 わが人生を深く味わい、
 感謝していける。

 

 大いなる目標に向かう途上には、
 必ず大いなる壁が立ちはだかる。
 たとえ失敗したとしても、
 嘆かず、恐れず、また挑めばよい。
 昨日より今日、
 今日から明日へと、
 たゆみなく前へ前へ
 朗らかに進み続ける――
 その人こそが青年なのだ。

 

〈池田大作先生 四季の励まし〉 2019年7月7日

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2019年3月30日

第1595回
すべて青年部が先頭に立つことだ。

 

<全員が会長、理事長の自覚で!>

 

 今年、創価学会は創立七十二周年(2002年当時)である。人間でいえば、七十二歳。これからが総仕上げである。
 学会の正真正銘の真価を、人類史の本舞台でいちだんと発揮し、偉大な歴史を残しゆく、まことに意義深き時代に入った。われらの舞台は全世界である。
 現代文明は、権力主義や物質主義に覆われてしまった。人間のいちばん清らかな魂の流れを、みずみずしく蘇らせていく精神性は、どこにあるのか。
 それは仏法である。二十一世紀こそ、創価の人間主義が、歴史の舞台に本格的に登場する時のである。
 新しき世紀の主役は、瞳も涼やかに、未来への使命と希望を胸に抱く、青年部の諸君である。
 偉大なる使命のバトンを握りしめた若き諸君に、私は創価学会の万事を託したい。そのことを、きょうの「決議」としたい。(拍手)
 すべて青年部が先頭に立つことだ。先輩に遠慮する必要はない。きょう、この瞬間から、全員が会長、理事長の自覚で、創価学会の一切を担っていただきたい。
「五月三日」は、広宣流布への新たな出発の日である。

 

 2002年5月1日五・三祝賀第十六回本部幹部会、新世紀第二回未来部総会

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2019年3月30日

第1594回
思いきってやってみろ!

<自分自身が、広宣流布の指導者として立つ時である>

 

 平和を願ってやまなかった、アメリカの若き教育思想家ボーンは、語っている。
 「青春の哲学のいっさいは、思いきってやってみろ! という言葉に要約される」(「青春」井上謙治訳、『社会的批評』所収、研究社出版)
そのとおりである。
 「青春の命」は、正義のために、思いきって行動を開始する勇気にこそある。
 さらにまた、この真摯な教育思想家は、「詭弁やいい抜けを嫌い、あるがままのものを主張する青年の抑えがたい活動がなかったら、社会はまったく衰弱して滅びてしまうであろう」(同前)とも強く訴えている。ウソを許さぬ、青年の熱血の叫びこそ、健全な社会を築く「力」であるからだ。
 まさに、わが青年部の勇敢なる姿そのものである。皆さんの活躍を、私は心から讃えたい。
 今、「新しき世紀の大地」から、「新しき息吹の青年たち」が勇み立ち、きら星のごとく、光り始めた。そう私は直感し、期待している。
 若い君たちこそ「新しい光」だ。「新しい人材」である。いつまでも、だれかに頼る心ではいけない。もう傍観者のように眺めている時代ではない。自分自身が、広宣流布の指導者として立つ時であると自覚していただきたい。

 

 2002年4月13日第三回全国青年部幹部会、オレゴン州立大学「特別栄誉賞」授与式

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2019年3月23日

第1591回
青年よ!

力をつけよ!

 

韓国を心から尊敬し、

ともに力を合わせて進もう!

 

 ″韓国のガンジー″と讃えられる独立運動の父・安昌浩(アン・チャンホ)先生は語った。
 「力を求めようとするならば、その力は、どこで求めることができるでしょうか。力は健全な人格と、固い団結から出てくることを私は確信しています」
 一人一人が、人間として輝いていくことだ。団結することだ。そこに大いなる前進の力は生まれる。(中略)
 先ほども紹介した韓国の安昌浩先生は、青年にこう呼びかける。
 「世の中、すべては力の産物です。力が小さければ小さいことを成就し、力が大きければ大きいことを成就し、力がまったくなければ何も成し遂げることはできない」
 青年よ、人間としての力をつけよ!――私も、そう声を大にして訴えたい
 また韓国の有名な詩人であり、民族独立運動の闘士である韓龍雲(ハンヨンウン)先生はつづっている。
 「世間には誹謗も多いし 嫉みも少なくありません。/あなたに誹謗と嫉みの牙が向けられようと お気になさらぬように。/誹謗好きの連中は 太陽に黒点があることさえもっけの幸いと思うものです。/あなたには 誹謗することがないその点を誹謗するかもしれません」(『ニムの沈黙』安宇植訳、講談社)
 はじめに批判ありき――これが誹謗好きな人間である。つねに「何かないか」と狙っている。その本質はヤキモチである。揚げ句の果てには「何一つ批判すべき点がない」ことを理由に批判する――ここまでくると″嫉妬病″である。
 そんな愚人の言葉に紛動されてはならない。何と言われようが、悠然と前に進むことである。
 韓国のメンバー、きようは、ありがとう!
 お帰りになったら、皆さんに、くれぐれもよろしくお伝えください。
 きょう(五月三十一日)は韓国で、日本と共同開催のサッカー・ワールドカップが開幕する。いよいよ韓国の時代である。歴史上、文化の大恩ある韓国を心から尊敬し、ともに力を合わせて進んでこそ、日本の正しい未来が輝く。

 

2002年5月31日第十七回本部幹部会、第七回常勝関西青年部総会

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2018年12月4日

第1566回
心の青年よ
明年も「黄金の年輪」を共に刻もう!

 

 同じ生きるのであれば、同じ戦うのであれば、晴ればれと、「人間としての最高の舞台」で、新しい一年を飾っていただきたい。
 社会には、卑怯な人間もいる。嫌いな人間もいるかもしれない。しかし、人がどうあれ、自分自身が悔いなき歴史をつくればよいのである。広宣流布の革命児として、「誇りの剣」「希望の剣」「生きがいの剣」「充実の剣」をぬき、春夏秋冬の舞台を縦横無尽に駆けめぐることだ。
 一年一年、ただ″年齢を重ねる″だけの人生もある。年若くして「心の老人」もいる。反対に、高齢でも「心の青年」がいる。
 明年も、われらは、生き生きと、広宣流布の″黄金の年輪″を刻んでまいりたい。(拍手)

 

 2001年12月13日第十二回本部幹部会、第二回東京総会、第二回四国総会

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2018年10月12日

第1535回
若々しい信心

 

若返っていく信心、若返っていく行動

 

 若々しい信心――
 そこには決意があります。
 求道心があります。
 何か社会に貢献し、信心の正しさを証明していこうという責任感があります。
 皆さん方は、そういう信心であっていただきたいのであります。
 未来に伸び行く青年部、学生部、未来部の”若き芽”を見守りつつ時代感覚を身に付けた賢明な幹部として、同志と共に進み、盛り上げていく。
 そして、自分が一切の責任を取っていく――こういう生き方こそが、これからの創価学会を永遠に発展させていく大きな力となるのです。


 常に青年の心で進んでいかねばなりません。

 皆さんが、若々しい信心、生命力、希望で進んでいくかどうかで、これからの学会の発展が決まってしまうのです。
 『若返っていく信心、若返っていく行動』、これをモットーとして、再び新舞台に踊り出ようではありませんか。


 ともあれ、新時代の幹部はにこやかに、スマートにいってください。

 いつも判で押したような顔をしていては、魅力がありません。
 さっそうと振る舞ってください。
 そして、後輩をよく理解し、心から面倒を見てあげていただきたい。

 そうすれば後輩は、どんどん伸びていきます。

 

大白蓮華2018年10月号№828 26頁

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2018年9月17日

第1525回

生涯青春

「青年」として青年と共に

 

<「よく眠る」、「声を出す」、「頭を使う」>

 

 年を取っても、
 心まで
 老け込んでしまってはいけない。
 胸を張り、
 「生涯青春」の心意気で
 生き抜いていくことだ。
 そう決めていけば、
 本当に年齢を忘れるくらいの、
 生き生きとした毎日を
 送っていくことができる。

 

 年配の方は、健康のために、
 「よく眠る」ことである。
 また「声を出す」こと、
 「頭を使う」ことである。
 その意味で、学会活動には
 健康のための条件がそろっている。
 朗々たる唱題、教学の研さん、
 学会指導の学習――と、
 広布のリズムのなかで
 健康のリズムをも整えながら、
 どこまでも、はつらつと
 生き抜いていただきたい。

 

 私たちの信仰には、
 病気をはじめ、
 あらゆる苦悩の意味を、
 深く捉えなおしていく力がある。
 すなわち
 「宿命を使命に変える」生き方だ。
 これは、ただ単に
 宿命を堪え忍ぶというのではない。
 また、逃避や諦めでもない。
 生命を変革し、鍛え上げ、
 どこまでも病に立ち向かえる、
 負けない自分自身を築いていく。
 それが学会員の強さである。

 

 妙法は「不老」、
 すなわち生命力が
 老いることのない法である。
 また妙法は「蘇生」、
 すなわち「よみがえる」力の
 源泉である(御書947ページ)。
 妙法を朗々と唱えながら、
 全員が生き生きと
 「青年」に若返るのだ。
 そして青年を育て、青年と共に、
 いまだかつてない
 「勝利」また「勝利」の
 黄金の歴史を飾ってまいりたい

 

池田大作先生 四季の励まし 2018年9月16日

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2018年8月10日

第1519回

青年よ!

「今日のリーダー」に!

 

<若き世代の正義の団結は核兵器より強し!

君よ平和の暁鐘を鳴らせ>

 

 一、平和の誓願の天地・長崎での「青年不戦サミット」の開催、誠にご苦労さま!
 この若き尊きサミットが始まってより、今年で30年目。広島・長崎・沖縄の3県を中心に、平和建設の挑戦を一つまた一つ堅実に積み重ねてきた皆さんを、私は心から讃え、連帯の握手を交わしております。
 本当にありがとう!
 今、世界は、難民や移民の問題などで緊張や摩擦が強まる一方、非核化に向けた対話の動きも生まれ始めています。昨年の核兵器禁止条約の採択に続き、今年4月には韓国と北朝鮮の南北首脳会談が行われ、6月には米朝首脳会談が実現しました。
 今こそ、核兵器のない世界への潮流を揺るぎないものにしていかねばなりません。その鍵を握るのは、何にもまして青年であります。
 一、今年の8・9「長崎原爆の日」の平和祈念式典には、国連のグテーレス事務総長も出席の予定となっており、青年に次のように期待を寄せられています。
 「私は、若者が明日のリーダーだという考えには同意できません。若者はますます、今日のリーダーとなっているからです

 「私たちが直面する最も深刻な課題に取り組むためには、若者のエネルギーが必要です」と。
 まさしく、私と人権運動家のエスキベル博士が、6月に発表した共同声明で繰り返し強調しているのも、この点にあります。
 どこか遠くではない、今いる場所で、現実に具体的に自分にできる行動を起こす――この世界の知性が求めてやまない、時代変革の力ある「今日のリーダー」こそ、創価の青年であると、私は確信してやまないのであります。
 一、先般の西日本豪雨の被災に際しても、広島はじめ各地の青年による復旧復興への気高き奮闘に、心から感謝申し上げます。
 エスキベル博士は、私との対談の中で、若い世代の交流がある限り、「どんな困難が存在していようとも、すべての人にとってより良い世界を建設する希望と光は存在することを確認することができる」と語られました。
 私もまた、正しき生命尊厳の哲理を掲げた青年の団結は、断じて核兵器よりも強い。若き正義の大連帯は核兵器をも恐れじ、との信念で戦い抜いてきました。
 どうか、

 わが青春とわが地域の眼前の難題にも、

 そして世界の非核化、

 人類の不戦という遠大な理想にも、

 怯まず、嘆かず、諦めず、

 日本そして世界の青年と手を携えながら、断固と挑み抜いていってください。
 わが使命の本舞台で、一段と広く大きく、友情と仏縁を「二人・三人・百人と」(御書1360ページ)拡大しながら、自分自身の人間革命の勝利劇から、未来へ向かって、自他共の幸福と平和の暁鐘を高らかに打ち鳴らしゆこうではないか!
 若き世界市民の皆さんの健康、ご家族と郷土の繁栄を祈りつつ(大拍手)。

 

青年不戦サミットへの池田先生のメッセージ   2018年8月6日

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2018年3月21日

第1497回

世界青年部

「出藍の誓い」

 

 「その広布の大河の流れが
 歴史の必然であるか否かを
 君よ問うなかれ
 汝自身の胸中に
 自らの汗と労苦により
 広布を必然たらしめんとする
 熱情のありや無しやを 常に問え」
      (長編詩「青は藍よりも青し」)
 
 私たちは、創価学会を守り、
 永遠に勝ち栄えさせる。
 学会なくして広宣流布はなく、
 広宣流布なくして
 人類の幸福と平和は
 ないからである。
 
 広宣流布は、
 誓願に立った「一人」から始まる。
 その一人から一人へ、
 波動を広げていくことが
 「地涌の義」である。

 私たちは
 「一人立つ」ことを誓う。
 「一人立つ」ことこそ、
 池田先生の精神を継ぐことである。
 使命の場所で一人立ち、
 勝利することが、
 広宣流布である。
 
 私たちは
 「一人の同志を守る」ことを誓う。
 「一人を守る」ことこそ、
 学会を守ることである。
 世界の同志と団結し、
 同志を守ることが、
 広宣流布である。
 
 私たちは
 「一人に仏法を語り励ます」
 ことを誓う。
 「一人を励ます」ことこそ、
 世界に希望の連帯を
 広げることである。
 友に仏法を語り、
 幸福にしていくことが、
 広宣流布である。
 
 「一人立つ」
 「一人を守る」
 「一人を励ます」
 ここにこそ、先生が示された
 世界広布の実像がある。
 「青は藍より出でて藍より青し」
 私たちは、霊山の会座にて、
 世界広布の記別を受けたる
 地涌の菩薩である。
 誓願に生き抜く私たちがいる限り、
 「地涌の陣列」は
 遙か未来へと広がり続ける。
 広布の大河の流れは、
 私たちが必然たらしめる。
      2018年3月11日
          青年部一同

 

世界青年部総会 全世界で異体同心の祈り 2018年3月12日

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2018年3月16日

第1495回

青年の使命

 
 自由勤行会を終えた十三日夜、山本伸一は、秋田市内で行われた県青年部の最高会議に出席した。翌日は、県青年部総会が予定されていた。彼は、若きリーダーたちの意見、要望を聞くことに、多くの時間をあてた。
 地域広布の確かな流れを開くために、人材育成グループの充実なども話題にのぼった。
 秋田で世界農村会議を開きたいとの意見も出た。伸一は、「いいね」と言うと、笑顔で語り始めた。
 「こういう発想が大事だよ。食糧問題は、世界にとって深刻な問題だ。まさに農業に力を注ぐ東北の出番だ。東京など、大都市主導ではなく、農村から、地方から、人類の直面する重要課題の解決の方途を見いだして世界に発信していく――そこから、秋田の新しい未来も開いていくことができる。
 青年は、常に、『皆が、困っている問題は何か』『地域発展のために何が必要か』を考え、柔軟な発想で打開策を探っていくんです。不可能だと思ってしまえば、何も変えることはできない。必ず、なんとかしてみせると決めて、思索に思索を重ね、何度も何度も挑戦し、粘り強く試行錯誤を重ねていく情熱があってこそ、時代を変えることができる。これが青年の使命です
 彼は、未来を託す思いで話を続けた。
 「東北や北海道は米の生産地として知られているが、昔は寒冷地での稲作は難しいとされてきた。長い間、品種改良などを重ね、懸命に努力し抜いて“今”がある。
 ドミニカのメンバーには、お米を使って、日本の『粟おこし』のようなお菓子を作ろうと工夫を重ね、成功した人もいます。
 たとえば、秋田ならば、“この雪をどうするか”を考えることも大事だ。これをうまく利用できれば、秋田は大きく変わるよ。一つ一つのテーマに必死に挑んでいくことだ。真剣勝負からしか、未来の突破口は開けません」
 “必ず、事態を打開していこう”と一念を定めるならば、自身の可能性は限りなく拡大していく。そして、新しき扉は開かれる。

 

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 八十二

 

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2017年9月7日

創価21世紀不戦グループ

 

<青年不戦サミット >

 

青年の連帯と行動こそ不可能を可能にする力

 

 一、「平和の世紀」を開きゆく青春には、澄み切った青空のような清新なる希望がある。
 「人道の世界」を築きゆく人生には、どこまでも広がる大海原のような金波銀波の連帯がある。
 常に新時代の暁鐘を打ち鳴らす神奈川の天地で、初の開催となる「青年不戦サミット」、誠におめでとう!
 ご来賓の先生方、ご多忙のところ、私どもの神奈川文化会館へようこそお越しくださいました。
 地元・神奈川、また広島・長崎・沖縄をはじめ、各方面の男女青年部のリーダー、そしてSGI青年部の代表の皆さん、本当にありがとう!
 我らの恩師・戸田城聖先生が1957年の9月8日、「原水爆禁止宣言」を発表した横浜・三ツ沢の競技場へ、先ほど、SGIの皆さんが足を運び、60周年の意義を深く刻んでくれたことも、うれしく伺っております。
 “世界の民衆の生存の権利を断じて守らねばならない!”との恩師の叫びを胸に、時代変革の行動を巻き起こしてきた、若き世界市民の尊き奮闘とスクラムを、戸田先生がどれほどお喜びでありましょうか。
 このサミットの開催を記念して、日本と世界の各地から勇んで集った、わが青年部の全員の名前を「創価21世紀不戦グループ」としてとどめ、次の70周年、また80周年、さらには100周年へ、平和の新潮流を私は託したいと思いますが、皆、どうだろうか!(大拍手)
 一、本年7月、国連で「核兵器禁止条約」がついに採択されました。
 核兵器の使用や威嚇はもとより、開発から保有に至るまで、いかなる例外も認めることなく禁止する画期的な条約です。
 この成立の最大の推進力となったのは、被爆者の方々の切なる訴えであり、市民社会が粘り強く声を上げ続けてきたことにほかなりませんでした
 国連での交渉会議で、市民社会の参加者が座った席は、後方でした。しかし、ある国の代表が称賛したように、“尊敬の最前列にある”と言われるほどの貢献を果たしてきたのです。
 戸田先生の宣言を原点に、私たちも、被爆者証言集の出版や、世界各地での“核の脅威展”の開催をはじめ、青年部の皆さんが2010年に取り組んだ「核兵器禁止条約」の制定を求める227万人の署名や、2014年に推進した「核兵器廃絶」を求める512万人の署名など、若き力で、たゆまぬ挑戦を続けてきました。
 そして時を経て、世界の市民社会による力強い後押しによって、「核兵器禁止条約」が成立を見たのであります。
 条約の実現へリーダーシップを担ってこられた、市民社会のネットワーク組織である「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のベアトリス・フィン事務局長は深い理解の声を寄せてくださっております。
 すなわち、「たとえ希望が見いだせず、人々が諦めそうになった困難な時代にあっても、SGIが立ち上がるエネルギーと勇気を発揮し続けてきたことに多大な啓発を受けるのです」と。
 核兵器の廃絶を目指して、尊き青春の大情熱を注いでこられたフィン事務局長は、「人々が一緒になれば、本当に多くのことが可能となり、本当に素晴らしいことができるのです」とも語られていました。
 まさしく、民衆が連帯し、青年の力で行動の波を起こしていけば、必ず“不可能を可能にする力”が生み出されるのです。
 一、いよいよ今月20日から、核兵器禁止条約への署名が始まります。条約の早期発効を導き、核兵器廃絶の流れを大きく前進させるためにも、民衆の連帯をさらに広げていくことを、私は念願してやみません。
 「人類の生存に対する現代の脅威は、人間一人一人の心の中の革命的な変革によってのみ、取り除くことができる
 これは、私が対談した大歴史学者トインビー博士の一つの結論でありました。すなわち、「人間革命」を起点として「世界平和」への波動を起こしていくのであります。
 この中核を担い、世界の民衆の「生存の権利」を揺るぎなく確立する、歴史的な使命を果たし抜く存在こそ、皆さん方、青年であります。
 今回のサミットが、互いの尊き使命を確認し合い、「核兵器のない世界」への偉大な挑戦への新たな出発の場となることを念願し、私のメッセージといたします。(大拍手)

 

聖教新聞2017年9月4日付 神奈川「青年不戦サミット」での池田先生のメッセージ

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2017年7月1日

 青年は民衆の敵と戦え!
 断じてあきらめるな!

  

  山本伸一は、二十八日、蘇歩青との会談に続き、夕刻には作家・巴金の訪問を受けた。
 巴金は、『家』『寒夜』などの作品で世界的に著名な中国文学界の重鎮であり、中国作家協会の第一副主席であった。
 巴金との会談は、これが二回目であった。
 今回の訪中を控えた四月五日、中国作家代表団の団長として日本を訪れた彼と、静岡研修道場で初めて懇談したのである。
 ここには、中国作家協会名誉主席で、代表団の副団長として来日した現代中国文学の母・謝冰心らも同席し、文学の在り方や日本文壇の状況、紫式部、夏目漱石などをめぐって、活発に意見を交換した。
 この会談の六日後に行われた聖教新聞社主催の文化講演会で巴金は、「私は敵と戦うために文章を書いた」と明言している。彼は、革命前の中国を覆っていた封建道徳などの呪縛のなか、青春もなく、苦悩の獄に繫がれた人たちに、覚醒への燃える思いを注いで、炎のペンを走らせてきたのだ。
 巴金は語っている。
 「私の敵は何か。あらゆる古い伝統観念、社会の進歩と人間性の伸長を妨げる一切の不合理の制度、愛を打ち砕くすべてのもの
 彼は七十五歳であったが、民衆の敵と戦う戦士の闘魂がたぎっていた。伸一は語った。
 「青年の気概に、私は敬服します。
 今日の日本の重大な問題点は、本来、時代変革の旗手であり、主役である青年が、無気力になり、あきらめや現実逃避に陥ってしまっていることです。そこには、文学の責任もあります。青少年に確固たる信念と大いなる希望、そして、人生の永遠の目標を与える哲学性、思想性に富んだ作家や作品が少なくなっていることが私は残念なんです。
 社会を変えてきたのは、いつの世も青年であり、若い力です。青年には、未来を創造していく使命がある。そして、実際にそうしていける力を備えているんです。断じてあきらめてはならない。それは、自らの未来を放棄してしまうことになるからです

 

〈小説「新・人間革命」〉 雄飛 十三   2017年6月29日

 

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2017年3月19日

 青年に春風の励ましを!

 

<青年に接する4つの心掛け>

 

 一切は、「人材」を育てることから始まる。
 私は今、中華文化促進会の高占祥主席と対談を進めている。
 その語らいの焦点も、「青年の育成」である。
 高主席自身・全青連(中華全国青年連合会)のリーダーとして活躍されてきた。その日々を原点として、今度は自らが、青年の育成に全力を挙げておられる。
 この高主席は、青年に接する際、4点を心がけておられるという。
 それは、「温暖」「尊重」「信任」、そして「責任」である。
 まず、「温暖」とは、青年に人間的な温かさをもって接することである。硬直した、冷たい態度では、青年には受け入れられない。
 続いて「尊重」とは、青年の人格を尊重することである
 決して、下に見たりしない。青年を尊重する人が、青年から尊敬される。
 さらに「信任」とは、青年を信じることである。信頼こそが、青年に自信と力を涌き出す源となる。
 そして「責任」とは、青年を断固として育て上げるという責任感を持つことである。
 高主席は強調されている。
 「青年は、未来へ向かって伸びゆく種のような存在です。春風のような暖かさを与えることで、花が咲き、実を結ぶことができるのです」と。
 まったく同感である。私たちは、これまでにも増して、青年たちへの春風の励ましを贈りたい。

 

2010年12月26日付 聖教新聞 12月23日全国最高協議会でのメッセージ

 

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2017年3月18日

王者の人生

 

<青年こそ全てだ>

 

 青年は宝だ。
 世界の宝だ。
 人類の宝だ。

 
 正しく強く
 青年を育てれば
 永遠に戦争などはない。
 極悪な人間も
 振り払われて
 いなくなる。


 青年の実在は
 大善の太陽の輝きである。
 青年を信じ
 青年を大切にし
 青年を信頼し
 青年を育て上げた人が
 真実に偉い人なのだ。
 また正義と勝利の
 使命と力を持った人なのである。


 未来に生き抜く
 青年たちを
 諸天よ 護れ!


 わが創価の青年は
 一人たりとも
 敗北者になるな!
 断じて
 勝って 勝って
 勝ちまくりゆくのだ。


 富士の如く
 泰然と!
 怒涛の如き
 気迫で!
 春風の如く
 勝利の旗を
 靡(なび)かせゆくのだ。


 使命の青年に
 勝利あれ!
 偉大な青年に
 栄光あれ!


 私の使命は
 ただ この一点に
 人生の最重点を
 置いてきたのだ。
 いな 置いているのだ。

 

 

 2011年1月16日 桂冠詩人の世界 王者の人生

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2016年12月28日

青年の心

(後半) 

 

 青年とは、決して年齢ではない。
 心の持ち方、生き方で決まる。
 若き日の誓いを忘れぬ人は
 青年である。
 生涯、師と共に、
 広宣流布の理想に生き抜く人は
 青年である。
 現状を破り、一歩でも二歩でも
 前進しようという挑戦の人は
 青年である。
 傍観者にならず、
 常に主体者となりゆく人は
 青年である。
 この青年の心が
 生き生きと脈打っている限り、
 無限の向上があり、発展がある。
  
 人々の心を温め、
 社会を前進させる
 若き「熱」と「力」は
 まぎれもなく今も青年のものだ。
 君たちこそ
 民衆の希望なのである。
 ゆえに、青年を先頭に
 青年と共に
 我ら創価青年学会は
 新たな広宣流布への大航海に
 躍り出るのだ。

 

2016年12月25日 池田大作先生 四季の励まし 青年の心で向上の空へ!  

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2016年12月27日

青年の心

(前半)

 

 私は、青年が好きだ。
 挫折を繰り返しながらも
 瞳を未来に向けて
 何かしらに挑戦しゆく、
 逞しい青年の姿を見るのが
 何よりも嬉しい。
 青春時代は失敗すればするほど、
 新たなる人生、
 一生の幸福への基盤が
 築かれるのだと
 勇気をもって進むことだ。
  
 青年に全てを託す以外にない。
 そのためには
 青年の諸君全員が
 創価学会の「会長」であり、
 「責任者」であり、
 「大指導者」であるとの自覚で
 全責任を担い立ってほしい。


(つづく)

 

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2016年11月9日

牧口先生の精神を受け継ぐ
世界的な人材が必ず出る!

 

 <正義の声を!変革の波を起こせ!>

 

 大切なのは青年だ。後継者だ。偉くなり、年を取ると、威張ったり、堕落したりする人間がいる。どんな団体でも同じである。
 未来は青年で決まる。きょうは学会の宝である青年が集った。
 皆さん方をはじめ青年部の中から、牧口先生の精神を受け継ぐ世界的な指導者・大教育者が、必ず出るだろう。
 日本の政財界において、重要な役職を持って大活躍する人も、何人も出るだろう。
 社会でも力を持ちながら、本当に学会を愛し、大事にする。わが身をいとわず、広宣流布のため、学会のために戦う――そういう人が集ってくださった。
 広布の歴史に、誉れの名を残しゆく皆さんである。
 こう思って私は、青年部幹部会に力を入れているのである。(中略)
 私は、戸田先生をお護りするために、一切をなげうった。
 戸田先生は、戦時中、軍部政府の弾圧で一緒に牢獄に入った牧口先生について、“牧口先生の慈悲の広大無辺は、私を牢獄まで連れていってくださった”とまで語っておられた。
 こんな方は、ほかにいない。私は、こうした戸田先生の言葉を聞いて「本当にすごい師弟だ」「これが仏法だ」と直感した。
 私もまた、師匠のためにすべてをなげうって戦おうと決めた。
 事業が破綻した時、先生は絶体絶命の状況だった。先生を支えるために、私は夜学も断念した。
 先生が窮地に陥るや、手のひらを返したように先生を罵る人間も出た。
 「戸田君」と呼んで下に見て、威張る人間もいた。多くの弟子が去っていった。私は、どこに行っても悪口を言われた。
 何もかもが大変だった。本当の地獄の苦しみのような、悪戦苦闘の日々であった。
 しかし、私は確信していた。「私の師匠は正しい!」「仏法は正しい!」と。
 そして、苦闘の中から立ち上がった。師弟で、一切を勝ち越えてきた。
 だからこそ、今日の学会がある。
 このことを、若き皆さんは深く心に刻んでいただきたい。
 今は、学会には立派な会館もある。人も多い。組織もできあがっている。
 昔に比べれば、恵まれた環境であろう。しかし、あまりに恵まれていると本当の人材が育たない場合がある。
 ゆえに青年は、自ら苦労を求めていくことだ。苦闘を乗り越え、勝ち越えていくことだ。

2008年6月10日付聖教新聞広布第2幕第9回全国青年部幹部会、全国学生部幹部会

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2016年10月4日

 青年は挑戦また挑戦

 

<折伏は難事中の難事>

 

 60年前の10月、山口開拓闘争を開始し、私は同志と広宣拡大の金字塔を打ち立てた。悪戦苦闘する友とも語り合った。
 「折伏は難事中の難事。だからこそ功徳も大きい。すぐできなくとも弱気になどなるまい。明日また、がんばろう!」と。
 翌朝、一緒に勤行し、「今日はできる!」と勇気を奮い起こして、弘教を実らせた。
 青年は挑戦また挑戦だ。一喜一憂せず、友のため、粘り強く祈り、語り切ることだ。
 御書には、『いまだこりず候』(1056頁)と仰せである。
 不屈の行動で、今日も朗らかに、平和と幸福の開拓を!

 

2016年10月5日 創価新報 青春勝利の大道

 

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2016年9月12日

一日一日

進歩する人が青年である 

 

<まず祈りから始めよう!>

 
 「一日一日、進歩する人が青年である」。これが創価の父・牧口先生の信念であった。
 我らもまた――
 一日一日、一歩前進だ。
 一日一日、価値創造だ。
 一日一日、人間革命だ。
 まず、祈りから始めよう!
 張りのある勤行・唱題こそ、最強無敵のエンジンである。
 祈り抜き、祈り切ってこそ、不可能を可能にできるのだ。
 私も、宝の中の宝の皆さんが健康で福徳に満ち、大勝利の日々であるよう、いつもいつも題目を送っている。
 さあ、新たな目標の頂を目指して、自分自身がどこまで登攀できるか、挑戦だ。

 

2016年9月7日付創価新報 青春勝利の大道

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2015年9月18日

地道な努力こそ王道なり

 

 何事も、地道な人には、かなわない。地道に戦い抜いている青年は、最も神々しい。
 題目また題目、折伏また折伏、激励また激励に徹し抜くことだ。基本を倦まず撓まず繰り返していく。その人が一番、強いのだ。
 わが師・戸田先生も、豪放磊落でありながら、緻密で正確な努力を大切にされた。
 「激動の時代である。勝負の世紀である。自分の足元を固めた人が勝者となる。これが鉄則である」と強調された。
 100年先、200年先の礎を、私たちは築いている。無量の大福徳を確信し、自らが担う創価の組織を磐石に創り上げよう!

 

2015.9.16創価新報 勝利の人間学

 

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2015年7月6日

“青年”よ、常に新しい「何か」をつくれ!

 

 何でもよい。
 何かに挑戦していく。
 それが青年の宝である。
 常に「何か」に挑戦し、
 新しいものをつくり、
 開いていく――
 その挑戦の行動に、
 「信頼」という、
 青年にとって最高の財産が、
 自然のうちに光輝いてくる。

 本当の「善人」とは
 「悪と戦っている人」のことである。
 仏法は、人間を不幸にする魔との
 「限りなき闘争」である。
 悪を厳しく責めるのは、
 それが「正しい」ことだからである。
 そして、「正しい」ことは
 「強い」ことである。
 強くなければ、
 正義を貫くことはできない。
 「正義」は「勇気」である。

 一人の青年が、
 妙法という「生命の尊厳」の
 究極の法理を持ち、
 立ち上がるならば、
 家庭も、職場も、地域も、
 そこから必ず大きく変わっていく。
 ゆえに青年に仏法を語り、
 仏縁を広げゆくことほど、
 地道にして確実な
 「幸福」と「平和」の王道はない。

 仏法の因果律から見れば、
 青年は「本因」の立場である。
 青年の「熱」と「力」が燃えたぎる
 魂の溶鉱炉から、
 壮大なる未来が
 創り出されていくのだ。
 大詩人ゲーテは、
 丈夫(ますらお)ファウストに、こう語らせた。
 「休みなく活動するものこそは男だ」
 一日一日が、活動である。
 時々刻々と、戦いだ。
 そこに、向上がある。
 そこに、前進がある。
 そこに、開拓がある。

 

2015.7.5付 聖教新聞 光の言葉 幸福の曲

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2015年5月2日3日

責任をもって立て!

    

 「全部、自分たちで責任をもって考えよ」
 私は恩師から、そのような訓練を受けてきた。
 哲学者ベーコンも、「若い人々は判断するより考案することに適し、忠告より実行に適し、決まりきった仕事より新しい企画に適している」と綴っている。
 指示を受けてから腰を上げる。与えられたことだけを細々とこなす。それでは前進の力は生まれない。
 広宣流布の責任を進んで担い立ち、未来の勝利を開いていく。それが青年だ。

 

聖教新聞2014.5.2付民衆凱歌の大行進5 輝かしき五月の三日

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2015年4月29日

求道の人の心は強い

   

 「求道の人」の心は明るい。「求道の人」の心は強い。そして「求道の心」の人は尊い。
 「求道の青年」は伸びる。あらゆる障害をも乗り越える力を培いながら、人生に勝ちゆくことができる。
 この方程式は、一国においても、会社や家庭においても同じであろう。いかなる事業の完成をめざす場合にも、またそれぞれの人生においても、一つの目標に向かって青年らしく“雄々しい心”で進むことの大切さを銘記していきたいものである。(中略)
 現代は「情報」が氾濫しているゆえに、一つのことを深く掘り下げて理解しようとするよりも、多くのものを、浅く、感覚的に、頭の片隅にとらえておくだけですませる傾向がある。しかし、これからは「知力の時代」である。深く正確な「知識」がなければ「知恵」を発揮することもできない。
 広宣流布を進めていくうえにおいても、たんに「この信心はすばらしい」と言うのみでは、幅広く仏法への理解を広げゆくことは、とうていできない。あらゆる角度から語りに語り、多彩に表現してこそ、より多くの人々を納得させられる時代である。ゆえに諸君は、みずみずしい向上心をもって「知識」を探究しゆく努力を忘れないでいただきたい。

 

1990.1.15 神奈川県青年、学生代表者会議

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2015年4月28日

“青年の命”

 

<王道をもって民を守れ>

   

 「第三代は青年とともに」――これは戸田先生の遺言である。すなわち“第三代が陸続と青年を育成し、柔軟に若さをリードしていければ、学会の未来は盤石である”との、深い洞察と確信の言葉であった。そして先生は、さまざまに「三代論」を語ってくださった。
 それは昭和二十八年(一九五三年)四月二十八日、「立宗宣言」から七百一年目の佳き日であった。(中略)
 この四月二十八日の夜、南条時光ゆかりの妙蓮寺で、男子部八百人による戸田先生を囲む会を開催。戸田先生のもとで、『三国志』をめぐって、人物論、将軍学を学びあった。
 そこでは、「魏」「呉」「蜀」の三国による「天下三分」の地図を、壁に張って、さまざまに意見を交わした。そのとき、戸田先生が「奇しくも、日本の国情が、今や三国志に相似てきたといわざるをえない」と。
 そして先生は、「蜀」の孔明が、覇道ではなく王道をもって民を守らんとした理想に、深い共感を示されつつ、次のように言われていた。
 「人間は、権力や金のために汲々とするか、信念のために死ぬか、どちらかである。大理想に生きて、そのもとにわれ死なん、というすがすがしい気持ちで諸君は行け」と。
 権力のために、名聞名利やお金のために、生きようとする人がいる。とくに最近は、そのような風潮が目立つ。もし青年まで、その風潮に染まってしまうとすれば、これほどはかないことはない。
 若き諸君は、決してそうであってはならない。大理想の実現のために、情熱を燃やして生きぬいていただきたい。永遠なる大法のために、みずから決めた信念の道を堂々と生きてほしい。それが“青年の命”であると、私は信ずるからである。

 

1990.1.8 第十九回全国青年部幹部会

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2014年11月10日

青年!

それは無限の希望

 

 おお 青年!
 君たちには/無限の希望がある。
 輝く歴史を創りゆく
 誇り高き正道が/無窮に続いている。

 

 君たちの輝く瞳
 躍動する/凛々しき/生命の姿
 無限に走りゆく/生命力のすべてが
 崇高なる/希望の魂である

 

 青年を子ども扱いし、
 「近頃の若者は」などと/見下す大人はずるい。
 私は断固、/青年を信じる。

 

 青年よ、
 ちっぽけな/世の波騒を見おろしながら、
 大胆に生きよう。
 何ものも恐れず、/壮快に動こう。
 堂々と真実を叫ぼう。
 君が燃えなければ、
 時代を覆う生命の闇は/燃やし尽くせない。
 君が走らなければ、
 正義の炎は、/人々のいのちに届かない。

 

 「大いなる理想」に生きる――
 そこに/青年の証しがある。
 そして
 偉大なる人生とは
 「青年の心」とともに
 一生を/生き抜くところにある。

 

聖教新聞2014.5.25付光の言葉幸福の曲

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2014年7月8日

青年への手紙

  

 それから伸一は、青年たちに言った。
 「折伏も、座談会も、教学も、行事の運営も、一切の活動は青年が担っていくんです。私もそうしてきました。今の苦労は、未来の大指導者になるための財産なんです。
 『鉄は熱いうちに打て』と言われるが、青年時代に苦労して、自分を、磨き、鍛えなければ、人格の基礎も、指導者としての精神の骨格もできない。苦労し、汗と涙を流さなければ、人の苦労も、辛さもわからない。そんなリーダーを、私はつくりたくないんです。
 諸君のお父さん、お母さんは、必死になって戦ってこられた。青年が立ってこそ、草創の先輩たちも安心できるんです」
 フランスの文豪ゾラは、「青年への手紙」のなかで、「君たちの果たすべき任務を遂行しているのが、情熱に燃えた熟年者や高齢者だというのに、それでも君たちは恥ずかしくないのか?」と綴っている。 

 

小説 新・人間革命 25巻 福光 81頁

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2014年3月1日2日

青年の特権

 

 「反撃の精神こそ青年の特権である。いわれなき中傷や非難には、逡巡することなく、その場その場で、断固として応戦していく――そこに青年の成長がある。その闘争以外に、本当の鍛えはない。最高の「チャンス」なのである。
 学会は正義なればこそ、悪には徹底して反撃する。草創の友には、この精神が燃えたぎっていた。いかなる圧迫をもはね返す、猛然たる闘争がなければ、もはや青年ではない。人生の敗北者である。
 私は、御本尊に、ひたすら祈ってきた。「難は、私一人に受けさせてください。あとは全同志を守ってください」と。これからも私は戦う。今までの千倍、万倍、戦う決心である。
 力は、いくらでも、わいてくる。しかし、今、後継の青年たちに、「難を受け、難と戦い、難を乗り越える信心」を教えなければ、学会の未来はどうなるのか。今、教えなければ、チャンスはない。

 

2000.5.24第46回本部幹部会

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2014年1月30日

世界の「青年」を主役の舞台に!

 

 教育と並んで、新しい共通目標の対象に含めることを提唱したい分野は「青年」です。
 世界人口の4分の1を占める青年は、共通目標の影響を最も受ける世代であると同時に、その達成を図る上で最も影響力のある存在に他なりません。ゆえに、世界の青年が、より良き社会を建設するための価値創造に積極的に挑戦できるような道筋を、共通目標に組み込む意義は大きいのではないでしょうか。
 具体的には、①「ディーセント・ワーク」(働きがいのある人間らしい仕事)の確保に各国が全力を挙げること、②社会が直面する問題を解決するプロセスに「青年の積極的な参加」を図ること、③国境を超えた友情と行動の連帯を育む青年交流を拡大すること、の3項目を目標に設定することを提案したい。

 

第39回「SGIの日」記念提言「地球革命へ価値創造の万波を」下

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2013年11月1日

 青年よ、決意せよ。

道を開け!道を創れ! 

 

 現代社会には、青年を、あきらめや無力感で押しつぶそうとする悪縁が、あまりにも多い。
 ゆえに、自分自身の中から、常に新しい生命力を満々と発揮しゆく哲学が、どれほど大切か。
 さらに、互いに励まし合い、一つ一つを乗り越え、一歩一歩、前進していくスクラムが、どれほど大切か。
 日蓮大聖人は、重い病と戦う青年・南条時光に、「地にたうれたる人は・かへりて地よりをく」(1586頁)と仰せになられた。
 倒れても、また立ち上がればよい。立ち上がるたびに、より強くなれる。題目で、打開できない試練などない。信心で、変毒為薬できない苦難などない。
 わが師、戸田城聖先生の叫びが思い起こされる。
 「宇宙の万物を変化させ、動かす、妙法の力が、地涌の我らの生命にある。その力を出し切るのだ。
 青年よ、必ずこうしてみせると決意せよ。道を開け! 道を創れ! 一切を勝利の劇に変えるのだ」
 この無限の希望の信仰を、一人でも多くの若人に伝えていきたい。そこに、地域と社会の蘇生もある。
 
 大白蓮華No.768号2013.11月号巻頭言

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2013年9月25日

平和の人材よ、出でよ!


 平和の人材よ、出でよ!
 これが私の願いである。
 戸田先生は語られた。
 「永遠の勝利の道を確実に築きゆく、その最大の力こそ、青年である」
 全生命を注がなければ、広布の人材は育たない。自分は表舞台に出なくとも、後輩の成長を陰で祈り、支えていく。その人が一番尊い。
 新しい人を育てる人が、真のリーダーなのである。
 御聖訓にいわく、「妙とは蘇生の義なり」(御書947頁)。広布へ戦う祈りがあれば、偉大な生命力が湧く。
 信心とは、祈りを原動力として、社会で勝ち、生活で勝つことだ。地域や職場でも、模範の存在になってもらいたい。
 現実の仕事は、智慧と努力と忍耐をもって、しっかり頑張りぬくことである。
 誠実さ、明るさが、信頼をつくる。あいさつの仕方、礼儀のあり方、言葉遣い――ここに人生勝利の源泉がある。

 

聖教新聞2013.9.8付今日も広布へ35

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2013年9月18日

大胆に進め!

中途半端では何も生まれない!


 日蓮大聖人は叫ばれた。
『願くは我が弟子等・大願ををこせ』(御書1561頁)
 我らの目的は広宣流布である。平和と文化のスクラムを全世界に広げゆくのだ。ここに人類の希望がある。
 同じ生きるならば、大いなるロマンに生き抜きたい。
 青年を呼ぶのは、青年である。
 青年の心を揺さぶるものは、青年の叫びである。
 戸田先生は、どこまでも青年に期待された。
「ちっぽけな限界や枠など打ち破れ!縦横無尽に活躍せよ!」と。
 伸び伸びと語るのだ。大胆に進むのだ。中途半端では何も生まれない。 

 

聖教新聞2013.7.28付今日も広布へ29

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2013年6月19日

 青年部/ありて師弟は/勝利かな

 たとえ、途中で環境や条件の変化があっても、めげるどころか、ぱっと頭を切り換えて、新たなチャレンジに、それまで以上の勢いでぶつかっていく。 自ら定めた「誓願」だけは揺らいだりしない。断じて勝ってみせるという「闘魂」は、いよいよ燃え上がらせていく。 本来、青年の若さとは、何ものにも屈しない逞しい生命のバネを持っている。 「新たな課題に挑みゆく勇気」そして「眼前の壁を突破する力」こそ、我ら創価の青年の師子の魂だ。 ここに、威風堂々と「青年学会の勝利」がある。 大聖人は、「大願とは法華弘通なり」(御書736頁)と仰せである。 我らは、この大願の道をまっしぐらに進む。(中略)
 一切は「一人立つ」ことから始まる。一人であっても、人間は実に豊富な力を秘めている。その無限の可能性を信じ、自らが一人立つ。一人また一人と誠実に善きつながりを結んでいくことだ。

 常勝の/波を起こせよ/君が指揮  (中略)
 
 人生自体が〝未知への探検〟の連続である。 思いもよらぬ嵐に襲われる時もある。だが、その苦闘の中にこそ、大いなる勝利への突破口が秘められている。 目標を見失わない限り、無駄な日は一日たりともない。日々、価値ある黄金の一日となり、希望がわき、成長できるのだ。(中略)  人びとの心を温め、社会を前進させる若き「熱」と「力」は、まぎれもなく今も青年のものだ。君たちこそ民衆の希望なのである。 ゆえに、青年を先頭に、青年と共に、我ら創価青年学会は新たな広宣流布への大航海に躍り出るのだ。 さあ、新時代の大海へ! 君たち、貴女たちの熱と力で、勇気と智慧で、新たなる希望の夜明けを開こうではないか!

 青年部/ありて師弟は/勝利かな
 
聖教新聞2012.10.18付 我らの勝利の大道85 

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2013年6月10日

 青年のためには、何でも

 藤川は、伸一に言った。
 「青年を育てなければ、学会の未来はありません。私は、全青年部員のことを、戸田先生の子どもさんであると思っています。その宝のような方々を、お預かりしているんだから、大切に大切に接しています。
 青年のためには、なんでもしようと思っています。もし、何かあれば、私は、命懸けで青年を守る決意でおります」
 その一念があってこそ、青年は育つのだ。
 伸一は青年部の室長として、藤川の思いが嬉しくもあり、ありがたくもあった。彼は、藤川支部長の手を、ぎゅっと握り締めた。
 
小説 新・人間革命 26巻 奮迅 26 

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2013年6月4日

 創価の人間外交を!

広宣流布とは、味方をつくる戦いである。御書には、「魔及び魔民有りと雖も皆仏法を護る」との法華経の文が引かれている。敵をも味方に変えるのが、創価の人間外交だ。 相手がだれ人であれ、青年は臆さず、同じ人間として、率直にぶつかっていくのだ。礼儀正しく、感じよく、飾らず、ありのままに信念を語ればよいのだ。 青年の誠実ほど、人の心を打つものはない。その姿に相手は共感し、信頼を寄せるのだ。
 
創価新報2013年6月5日付勝利の人間学

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2013年5月25日

 青年の本分 

 戸田先生は、「人間は、権力や金のために汲々とするか、信念のために死ぬか、どちらかである。大理想に生きて、そのもとにわれ死なん、というすがすがしい気持ちで諸君は行け」と。
 権力のために、名聞名利やお金のために、生きようとする人がいる。とくに最近は、そのような風潮が目立つ。もし青年まで、その風潮に染まってしまうとすれば、これほどはかないことはない。 
 
1990.1.8第19回全国青年部幹部会 

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2013年5月24日

 三代会長と青年

「第三代は青年とともに」――これは戸田先生の遺言である。すなわち〝第三代が陸続と青年を育成し、柔軟に若さをリードしていければ、学会の未来は磐石である〟との、深い洞察と確信の言葉であった。そして先生は、さまざまに「三代論」を語ってくださった。(中略)
「大事業は初代と三代が大事である。初代の時、そのもとに英才がいると、その人たちが二代を守る。しかし、三代になるとその英才も老いて、硬く、保守的になる。この人たちには、もはや『若さ』を指導しうる力がない。したがって三代の場合、その『若さ』を補給し、指導できる力ある人物でなければならない」と。
 戸田先生の焦点は、つねに未来にあり、青年にあった。「現当二世」こそ仏法のいき方である。過去にいくら思いを馳せても、希望の未来を開くことはできない。「青年」の熱と力こそ、新しき世紀を創る源泉であり、みずみずしい青年の心に、学会精神は脈動している。  
 
1990.1.8第19回全国青年部幹部会

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 2013年4月度

青年を育てよ!

 

 牧口先生、戸田先生は言われていた。「青年が強くなれ!青年を伸ばせ!青年が叫べ!」と。「上からの指示で動くのではなく、青年が、下から上を動かしていけ」と。「八方に戦いの火ぶたを切れ、新しい道をつくれ!」と青年に呼びかけていかれた。

 

大白蓮華No.760 2013.4月号10頁

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2013年3月17日18日

鋭い批判力を持て

 

私は諸君に言っておきたい。青年は鋭い批判力をもたねばならない。社会に対し、政治に対し、あらゆる次元に対して、純粋な厳正な心で見抜いていかねばならない。もしも、お人よしばかりであったならば、必ず悪の食い物にされてしまうからである。このことを、私は後世のために厳しく言っておきたい。 どうか鋭く正と邪を見きわめていける批判力を旺盛にもってもらいたい。「法華折伏・破権門理」(御書502頁)との御聖訓のとおり、正法正義のための破折精神をもう一段深くもっていただきたい。これこそ青年の青年たる証であり、特権であるからである。

 

1989.3.4第13回全国青年部幹部会 全集(72)317頁

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2013年3月6日

      青年よ!

 

青年よ/いつまでも/甘い考えを/抱いていてはならぬ/現実は/厳しい/向上/成長へのひたぶるな前進/堕落との決戦が/青年時代だ
青年は/真剣に/目的に進む時/最も尊く/最も気高い
…されど/決して/微笑を忘れてはならぬ/常に快活であれ/中天の太陽のように…

 

聖教新聞2013.2.17付桂冠詩人の世界

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2012年8月31日

誰が偉大な歴史を

 

順風満帆に見える人よりも、厳しき試練に勇敢に挑み、粘り強く悪戦苦闘した青年のほうが、後になって光る。強くなる。はるかに偉大な歴史を残していけるのだ。

 

聖教新聞 2012.8.30付 永遠なる師弟の絆(上)

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2012年7月17日  

すべて託す以外ない

 

「(前略) 学会も安定期に入った。すると、これから、学会の本来の使命、目的である広宣流布を忘れて、学会のなかで、上手に生きていくことばかりを考える人間も、出てくるだろう。 そうなれば、組織も守りに入り、たちまち保守化し、官僚化してしまう。そうさせないためには、〝世界の広宣流布のため、人類の幸福と平和のために、戦い続けよう!〟とする、私と同じ志をもった青年たちに、すべてを託す以外にないんだよ」

 

小説 新・人間革命 26巻 厚田 20

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2012年7月14日

大理想に生き抜く人材を

 

 「広布の旅は、遠く、長い。三十歳になっても、四十歳になっても、五十歳になっても、いや、七十歳、八十歳になっても、命ある限り、広宣流布に生き抜こうという志をもった人間を、私はつくりたいのだ。

 保身や私利私欲、名聞名利を目的とするのではなく、牧口先生のように、人びとの幸福のために、生涯、正法正義を貫き通す人材を、私は青年部のなかから育てていく。

 この戸田の弟子であることの“誇り”をもち続け、広宣流布という“大理想”に生き抜こうという人間だ!(後略)」

 

小説 新・人間革命 26巻 厚田 21

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2012年7月12日

一兵卒から戦いを起こせ

 

  「(前略)今後、いかに学会員が増えようが、皆の心から、創価の師弟の誇りと、広宣流布の理想に生きようという一念が希薄化してしまえば、学会の未来はない。いや、そうなれば、地涌の菩薩であるとの自覚も失われ、真実の幸福の道も見失ってしまうことになる。学会を、そうさせないために、青年が立つんだ。 伸一!君は、その事実上の原動力になるんだ。模範になれ! 永遠にだ。 班長という一兵卒から戦いを起こし、全軍を率いて、広宣流布の大理想に突き進め! いいな! できるな!」

 

小説 新・人間革命 26巻 厚田 21

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2012年7月1日  

索でもなければ、要領でもない

 

 索でもなければ、要領でもない。正義のために思い切って戦う時、青年の本当の強さが発揮される。師匠と同じ広宣流布の誓願に勇んで立ち上がるならば、自身の小さな殻を突き破って、仏の智慧と力が歓喜踊躍して迸り、湧き出でるのだ。いかなる悪世になろうとも、妙法と一体の青年の勇気には、全宇宙の諸天善神を揺り動かす力がある。その若き連帯は、悪鬼魔民さえも仏の陣列の味方に変えずにはおかない。 
 
大白蓮華 №751 2012.7月号 巻頭言 

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