下種

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2023年9月21日

第2255年

日蓮仏法の弘教の方軌は

「下種」

 

<種を植えたら、祈り続け、時を待てばよい>

 

 同世代の友人に、どのように仏法の素晴らしさを伝えればよいか、

 と尋ねられました。

 私は、彼女の友人の幸を祈りつつ、

 誠実に、また朗らかに、自信満々と

 話していく大切さを申し上げました。

 

「人生の確信ある生き方、

 未来への限りなき希望に生き抜く、

 価値ある生活の実証を語っていくことです。

 

 結論して言えば、

 自分自身の確信と体験を堂々と語り抜いていくことです。

 それが相手の生命に、幸福と希望の種を植えることになるのです。

 

 その種は、いつか必ず根を張り、芽を出し、花を咲かせます。

 それまで祈り続けて、時を待てばよいのです」

 

 日蓮仏法の弘教の方軌。それは「下種」です

 祈りを重ねた真心の対話は、

 生命の深い次元で相手に通じていきます。

 必ず、下種仏法の幸の仏縁が結ばれていくのです。

 

  2023年大白蓮華9月号№887 13頁~14頁


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2023年9月19日

第2254回

われらの「下種」は

人類史に燦然と輝く平和の大対話運動

 

<①仏法結縁の旅②地球民族融和の旅③人間尊敬の旅>

 

 その現代的意義は、

 第一に、下種とは「縁させること」であり、妙法に結縁させ、万人の幸福を開く聖業です。

 

 法華経に説かれる過去(末法以前)の下種は、

 教えを求める人々を相手にしたものです。

 しかし、刹那主義や利己主義等がはびこる末法では、

 深遠な教えを自ら求める人は稀有であると感じられるかもしれません。

 

 だからこそ、私たちの下種は、地涌の菩薩でしか成し得ない

 偉大なる「仏法結縁の旅」です。

 

 一人一人と縁を結び、心の大地に万人成仏の種を下した分、

 着実に生命尊厳の哲理が社会へと広がるのです。

 

 第二に、下種とは「分け隔てをしないこと」であり、分断を埋め人を結ぶ偉業なのです。

 

 いかなる機根の人々をも包容する下種仏法は、

 人種・国籍・性別などあらゆる差異を超越します。

 他者を差別し蔑視する思潮とは、最も対極にあるのです。

 

 だからこそ、私たちの下種は、壮大なる「地球民族融和の旅」です。

 分け隔てのない仏の慈悲によって、

 分断という人類の無明を打ち破っていくのです。

 

 第三に、下種とは「信ずること」であり、尊敬の生き方を広める大業です。

 

 相手の生命に植えた種が、

 いつ芽吹き、いつ咲くのかはわかりません。

 しかし、私たちは、相手の仏性を尊敬し、

 その開花を祈り、待ち、信じ抜きます。

 

 一方、現代を覆う深刻な分断の根には、

 他者への不信や疑いがあります。

 

 だからこそ、私たちの下種は、永遠なる「人間尊敬の旅」です。

 人々の善性を信じ抜いて種を下ろすことで、

 世を覆う不信や疑いに打ち勝っていくのです。

 

 2023年大白蓮華9月号№887 23頁~24頁

 

世界広布新時代

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