2023年3月20日
2021年8月15日
第1726回
舵を切れ 生命尊厳の時代に
<「人間」「生命」という原点へ>
宗教者が返るべきは、
あらゆる差異を払った
「人間」「生命」という
原点であり、
この普遍の共通項に
立脚した対話こそ、
迂遠のようであるが、
相互不信から相互理解へ、
分断から結合へ、
反目から友情へと
大きく舵を切る
平和創造の力となる。
胸襟を開いた
語らいによって、
核兵器の廃絶を願う、
素朴な人々の
思いを汲み上げ、
結集していってこそ、
時代を動かす
大きな平和の潮流が
つくられる。
世界の平和とは、
お母さんが
幸福になることである。
一日また一日、
まじめに生き抜く女性が、
一番、幸福を勝ち取って
いくことである。
そのように、
文明の中心軸を
変えていくことが、
広宣流布であり、
立正安国である。
一人一人が、
全世界の平和と
民衆の幸福を成し遂げゆく
「主体者」であり、
「責任者」である。
さあ、共に出発しよう!
我らこそ、
世界平和の先導者なり!
人間と社会の現実に
どこまでも関わり、
人間生命そのものを
変革し、
内なる智慧と慈悲を
開発していく以外に、
真実の平和はない。
そのためにも、
人間革命の宗教が
絶対に必要なのだ。
我らの人間革命の前進が、
戦争と決別し、
生命尊厳の世紀を開く
確かな光明だ。
この大情熱で、
「地涌の陣列」即
「平和の陣列」を
幾重にも拡大して
いこうではないか!
2021年8月15日
池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」
2022年5月20日
2020年7月1日
第1687回
青年の心で価値ある人生を
青年とは先駆者である。
挑戦者である。
開拓者である。
すでに、
でき上がった土台の上に、
自分が
花を咲かせるのではない。
人のため、社会のため、
あとに続く
後輩たちのために、
自分が礎となる――。
この青年の
誇り高き闘魂によって、
道なき道が開かれる。
価値ある人生、なかんずく
「価値ある青春」を
開くもの――。
それは「今まで、どうであったか」ではない。
「これから、どう生きるか」。
この力強い
前向きの一念である。
そこに勝利の道がある。
今の自分を超える労作業に
絶えず挑戦していく。
その「向上する心」にこそ、
青年の魂がある。
青年の力は無限である。
たとえ
逆境に突き落とされても、
ピンチを
チャンスに変える。
最後に勝つ
ドラマをつくる。
それが青年の強さである。
偉大な使命に生き抜けば、
偉大な自分を
築いていける。
青年の証しとは何か。
それは年齢ではない。
年老いても
「心は青年」の人がいる。
心が生きているか
死んでいるか。
わが胸に
「戦う心」が燃えているか
どうかである。
さあ、いよいよ、
太陽輝く7月へ!
躍動する「青年の月」へ!
偉大なる創価の師弟は、
断固と全てに
勝ちまくっていくのだ。
人類の幸福と平和という、
世界広宣流布の
大願を高く掲げ、
さらに壮大なる
創価の「師弟の物語」を、
来る日も来る日も、
綴り築こうではないか!
2020年6月28日〈池田大作先生 四季の励まし
2022年4月13日
2021年5月30日
第1719回
誠実は最後の勝利を導く力
「誠実」に
まさる力はない。
誠実は
一時は損のように見えて、
時とともに信頼を得、
福徳をつけて、
最後は勝利する。
信仰者とは
最高に「誠実」な人間の
異名である。
「一念三千」の
仏法であるから、
心は、
すべて通じていく。
言葉一つ、手紙一つ、
電話一つにも、
真心を込めていくことだ。
そこから
一切は開けていく。
自分のいる場所から
友情を結ぼう!
この地元には
不幸を寄せ付けない!
わが地域に
希望を広げよう!
その一念を込めた
誠実な対話の
積み重ねによって、
広宣流布の
現実の土台は築かれる。
そして、それが、
そのまま、地域の発展に
連動していくのだ。
広宣流布とは、
特別な「大きなこと」を
することではない。
今の自分にできる
「小さなこと」を、
地道に粘り強く一つ一つ
行っていくことである。
目の前の「一人」に
同苦し、励ます。
今できる
「一つ」の行動に、
誠実に、
張り切って取り組む――
それは、誰もが直ちに
実践できることなのだ。
日本も世界も、
激動と不安の中にある。
誰もが心から信頼できる
何かを求めている。
だからこそ、私たちは、
目の前の一人を大切にし、
相手の仏性を信じ、
確信を持って語るのだ。
粘り強い大誠実の対話は、
悪意や偏見も打ち破る。
確かな友情を結び、
仏縁を広げていくのだ。
2021年5月30日〈池田大作先生 四季の励まし〉
2022年4月9日
2021年10月31日
第1765回
大目的に生き抜く幸福
自分は
何のために生きるか。
使命とは、
その自覚の異名である。
自分の「命」を、
いったい何に「使う」のか。
大目的に生き抜く使命を
深く自覚した瞬間から、
境涯は大きく広がる。
幸福は、
いくら追いかけても、
つかめるものではない。
幸福は、
ついてくるものである。
妙法を持つ人に、
福運を積んでいった人に、
ついてくるものだ。
必ず、ついてくるものだ。
人間は、皆、
幸福になるために
生まれてきたのだ。
仏法では
「心こそ大切」と説く。
魂が満たされなければ、
真の幸福はない。
だからこそ、
皆を幸福にするために、
わが生命を使うのだ。
広宣流布のために
戦いきった
満足と歓喜ほど、
誇り高いものはない。
その功徳は無量である。
学会のために戦う。
広布のために戦う。
その功徳によって、
福徳と幸福の人生を歩む
生命に変わっていく。
悩みが悟りに変わり、
幸福に変わる。
悩み、悲しみが
大きければ大きいほど、
より大きな
幸福に変えていける。
これが題目の力である。
ゆえに妙法を唱える人は、
何ものも恐れない。
恐れる必要がない。
悔いなき人生――。
それは、世間の評判や、
他人が
決めるものではない。
全部、自分自身が
決めるものである。
勝負は途中の姿では
決まらない。
何があっても、
最後に「勝った!」と
確信できるのが
「一生成仏」の信心だ。
2021年10月31日〈池田大作先生 四季の励まし〉
2022年3月25日
2014年2月16日
自分が間違っていなければ、
頭をさげてはならない!
<どこまでも正しいことです!>
牧口常三郎先生は、
よく青年を励まして、
こう指導されました。
「自分が間違っていなければ、
頭をさげてはならない!
悪に対しては、
断じて負けてはならない!」と。
正しいことです。
これでいきましょう!
なんと悪口を言われても、
胸を張り、
頭を上げ、
瞳をらんらんと輝かせながら、
わが道を堂々と闊歩していく。
これが創価の精神です。
釈尊の心です。
そしてガンジーの魂であります。
師子王の強さ――これこそが
学会精神なのであります。
2000.9.15ガンジー・ミレニアム(千年紀)賞」授賞式、未来部総会他
2022年3月22日
2015年6月29日
建設の歩みを断じて止めるな!
<魏・呉・蜀の滅亡に見る根本原因は
後継の“堕落”>
「全部、堕落なのです。
後継や側近が堕落していったのです。
建設には希望がある。
建設は尊い。
建設は人間をつくっていく。
当然、建設には、
並々ならぬ苦難がある。
けれども、
そこには偉大なる曙光がある。
反対に、堕落は魔の働きであり、
非常に安易であるけれども、
あとは全部、不幸です。
建設には長期の時間がかかる。
堕落は一瞬である。
人生のあらゆることが同じであると、
私はつくづく思いました。
皆さん方も、
ここまで建設してきた人々です。
しかし、
堕落は即、退転です。
退転はいっぺんに今までの建設を打ち破り、
安易なるがゆえに、
多くの人を堕落させていく力を持っています。
建設は、
なかなか多くの人を引っ張っていけないものです。
私たちは、
広宣流布という建設のために、
一生成仏という建設のために、
永遠の幸福という建設のために、
一閻浮提の大仏法を令法久住する建設のために、
子孫末代の繁栄のために、
題目を唱えて、唱えて、唱え切って、
世界で最高善の団体である創価学会を
守り切って前進したいと思います」
大白蓮華2015年7月号№788 20頁
2022年3月19日
2012年12月18日
仏法の定理
「君たちに言い残しておく。
今はわからないかもしれないが、
やがて味方の中からも
敵が出てくるだろう。
周りが敵だらけになるかもしれない。
それが仏法の定理だ。
避けようがない。
たとえ一人になっても、戦いなさい。
私は19歳の時から、
そのようにして戸田先生にお仕えしてきた!」
聖教新聞2006.4.8付
2022年1月31日
2018年9月17日
第1525回
生涯青春
「青年」として青年と共に
<「よく眠る」、「声を出す」、「頭を使う」>
年を取っても、
心まで
老け込んでしまってはいけない。
胸を張り、
「生涯青春」の心意気で
生き抜いていくことだ。
そう決めていけば、
本当に年齢を忘れるくらいの、
生き生きとした毎日を
送っていくことができる。
年配の方は、健康のために、
「よく眠る」ことである。
また「声を出す」こと、
「頭を使う」ことである。
その意味で、学会活動には
健康のための条件がそろっている。
朗々たる唱題、教学の研さん、
学会指導の学習――と、
広布のリズムのなかで
健康のリズムをも整えながら、
どこまでも、はつらつと
生き抜いていただきたい。
私たちの信仰には、
病気をはじめ、
あらゆる苦悩の意味を、
深く捉えなおしていく力がある。
すなわち
「宿命を使命に変える」生き方だ。
これは、ただ単に
宿命を堪え忍ぶというのではない。
また、逃避や諦めでもない。
生命を変革し、鍛え上げ、
どこまでも病に立ち向かえる、
負けない自分自身を築いていく。
それが学会員の強さである。
妙法は「不老」、
すなわち生命力が
老いることのない法である。
また妙法は「蘇生」、
すなわち「よみがえる」力の
源泉である(御書947ページ)。
妙法を朗々と唱えながら、
全員が生き生きと
「青年」に若返るのだ。
そして青年を育て、青年と共に、
いまだかつてない
「勝利」また「勝利」の
黄金の歴史を飾ってまいりたい
池田大作先生 四季の励まし 2018年9月16日
2021年11月27日
2012年11月
極限で闘う君よ!
「負けるな。
断じて負けるな。
あなたの生命の中に太陽がある」
「希望をなくしてはいけない。
人がどう言おうが、
堂々と自分自身に生ききりなさい。
何があっても強気で。
楽しい人生を生きなさい」
「仏法の眼で見れば、
全部、意味がある。
何があっても、
微動だにしてはならない。
生命は永遠なのだから。
妙法を唱えていて、
かりに不幸に見えることがあっても、
それは、
最大に幸福になる
意義をはらんでいるのだから。
どんなことがあっても、
信心だけは微動だにしてはならない」
「御本尊に祈りきって、
一歩も引かないで、
悩みを突き抜けて進むのだ。
どんな状況であっても、
必ず幸福になれる信心だ。
戦い続ける君に勝利あれ」
聖教新聞 2011年8月2日付 折々の指導4
2018年12月4日
第1565回
人間革命の舞台は、
「今ここ」に!
<全ての起点は、我が人間革命にあり!>
1964年(昭和39年)の
きょう12月2日、
私は最も戦火に苦しんだ沖縄の地で
小説『人間革命』の筆を起こした。
「戦争ほど、残酷なものはない。
戦争ほど、悲惨なものはない……」
世界不戦は、わが魂の叫びである。
その思想を、
人々の胸中深く打ち込み、
友情の橋を懸けるために、
私は、書き続けてきた。
すべては、
自己自身の変革から始まる。
生活も、事業も、
教育も、政治も、
また経済も、科学も、
いっさいの原点は人間であり、
自己自身の生命の変革こそが
すべての起点となる。
人の幸福を祈れば、
その分、自分が幸福になっていく。
人の健康を祈れば、
その分、自分の健康も守られる――
これが妙法の不思議な力用である。
「利己」と「利他」の
どちらに力点があるかで、
人間の偉大さは決まる。
信心が本物かどうかも決まる。
皆さまは、
法のため、友のため、
真剣に祈り動いて、
「利己」から「利他」へと、
ダイナミックな生命の転換を、
偉大なる人間革命を
実現していただきたい。
人間革命の舞台は、
どこか遠くにあるのではない。
「今ここ」にある。
そのドラマは、
いつか始まるのではない。
眼前の課題に、勇んで祈り、
立ち向かう。
この一瞬から幕を開けるのだ。
真剣勝負の戦いの中にこそ、
人間革命がある。
<池田大作先生 四季の励まし>2018年12月2日